今日は風が強くて、街頭演説を休みました。
この著者の宗教観に私は関心をもっていて、好きで読んでいる。
今回の「無欲のすすめ」は、まったく別の観点でかかれていて面白かった。
そえは、ヤマギシ会のことに、大部分が割かれていたからだ。
ヤマギシ会というのは、1950年代に、「山岸式養鶏法」という方法で、共同生活をしている団体であった。宗教団体ではないが、「すべての財産を売り払って共同生活に参加する」という特異が生活方法が、週刊誌の餌食になり、社会問題化した。
著者は、そのヤマギシ会に参加した経験をもつ宗教研究者で、その内容について詳しく説明してある。
私は、笠間高校勤務の時、伊勢志摩スペイン村、鈴鹿サーキットコースを修学旅行で三重県を訪れたとき、三重にあるヤマギシ会の「養鶏場」を見たことを覚えている。
また、私の近しい人の中に、一旦、ヤマギシ会に入ったが、やめるときに無一文になって帰ってきたひとがいる。
古くは武者小路実篤がつくった宮崎県日向に作った「新しき村」など、理想郷を求めて集団生活をしていたが、資本主義社会の中で、「原始共産制」のような生活ができるわけもなく、やがてうまくやっていけなくなった例が語られていた。
私の高校時代、武者小路実篤に心酔する友人がいた関係で、実篤の文庫本は、ほとんど読んだ記憶が甦ってきた。
本の宣伝には
「資本主義は乗り越えられる」不安の世紀を覆す生き方!!
▼高度経済成長は「無欲」によってつくられれた
▼日本はもともと無所有社会だった
▼日本企業の究極形態はヤマギシ会だった
▼戦後日本は間違っていなかったが、役目を終えた
▼時代は変わり、経済発展に終止符が打たれる
▼「無欲の勝利」を体験してきた日本
読んで見る価値のある本であると思い、お薦めします。
この著者の宗教観に私は関心をもっていて、好きで読んでいる。
今回の「無欲のすすめ」は、まったく別の観点でかかれていて面白かった。
そえは、ヤマギシ会のことに、大部分が割かれていたからだ。
ヤマギシ会というのは、1950年代に、「山岸式養鶏法」という方法で、共同生活をしている団体であった。宗教団体ではないが、「すべての財産を売り払って共同生活に参加する」という特異が生活方法が、週刊誌の餌食になり、社会問題化した。
著者は、そのヤマギシ会に参加した経験をもつ宗教研究者で、その内容について詳しく説明してある。
私は、笠間高校勤務の時、伊勢志摩スペイン村、鈴鹿サーキットコースを修学旅行で三重県を訪れたとき、三重にあるヤマギシ会の「養鶏場」を見たことを覚えている。
また、私の近しい人の中に、一旦、ヤマギシ会に入ったが、やめるときに無一文になって帰ってきたひとがいる。
古くは武者小路実篤がつくった宮崎県日向に作った「新しき村」など、理想郷を求めて集団生活をしていたが、資本主義社会の中で、「原始共産制」のような生活ができるわけもなく、やがてうまくやっていけなくなった例が語られていた。
私の高校時代、武者小路実篤に心酔する友人がいた関係で、実篤の文庫本は、ほとんど読んだ記憶が甦ってきた。
本の宣伝には
「資本主義は乗り越えられる」不安の世紀を覆す生き方!!
▼高度経済成長は「無欲」によってつくられれた
▼日本はもともと無所有社会だった
▼日本企業の究極形態はヤマギシ会だった
▼戦後日本は間違っていなかったが、役目を終えた
▼時代は変わり、経済発展に終止符が打たれる
▼「無欲の勝利」を体験してきた日本
読んで見る価値のある本であると思い、お薦めします。