菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

「それでも、パリテ」ー宮子あずささんの意見

2023年05月01日 08時00分46秒 | 日々の雑感
 今日の東京新聞には、宮子あずささんが「それでも、パリテ」と題して書いている。私は、「パリテ」という言葉を知りませんでした。スマホで調べると、フランス語で「男女同数」意味するとでていた。

 「それでも、パリテ
 宮子あずさ

 意思決定の場、特に議会における男女同数を意味するパリテ。先日おこなわれた統一地方選挙の結果、武蔵野市議会はこれを実現した。本紙でも、政治学者の三浦まり子氏がパリテ推進に立場から「女性首長の武蔵野市の議会などで男女が同数になったことは象徴的だ。女性首長の誕生が政治への市民参加の動きを強めた」と評した。市民としてとてもうれしく、誇らしい。

 個別の選挙結果について言えば、残念な当落がたくさんあった。デマに基づく市長批判が十八番の議員が当選し、人権意識の高い良識ある議員が落選。落としたい女性候補もいれば、当選させたい男性候補者もいたのである。それでも私は、市議会が男女同数になったことうを評価する。

 私は看護師という仕事柄、女性が圧倒的多数の環境で働いてきた。中には怖いくらい権力好きな女性もいる。男性も女性もいろいろなのだ。
 政治家も同様で、差別的な女性もいれば、そうでない男性もいる。私も政治信条に照らし、男性候補を選ぶ場合もある。

 言うのもやぼだが、女子議員の増加は、即、自由や平等な社会を生みだしはしない。選挙では当然、性別以外の要素も問われる。それでもパリテの重要性は変わらない。
 男性だらけの議場に、私たちはならされている。この感覚が、次の世代に引き継がれないために、パリテをめざす努力を続けよう。
(看護師)
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