菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

甲子園初優勝の京都国際高校は「本当の国際高校だった」

2024年08月25日 10時13分22秒 | 地方政治
 今夏の甲子園優勝校・京都国際高校は、本当の国際高校です。今日の東京新聞は、「祝優勝・京都国際高校」と題して、前川喜平氏はコラムで書いていますので、紹介します。

祝優勝・京都国際高校
 
 前川喜平

 夏の甲子園。優勝は京都国際高校だった。関東第一高校は一歩及ばず準優勝。都庁展望室室で観戦した小池都知事は「優勝インタビュー」の機会を逸して残念だっただろう。

 京都国際高校の前身は在日コリアンの民族学校「京都韓国学園」。2004年に学校教育法1条に基づく中学校・高等学校になったが、今も校歌は韓国語。韓国の伊大統領からは優勝を祝うメッセージも寄せられた。

 同校は、英語、韓国語、日本語のトリリンガル教育や異文化理解、人権学習などを通じて真の国際人の育成を目指しているという。民族教育に重点を置く朝鮮学校とは異なる路線だが、こういう学校も貴重な存在だ。

 同校の校歌をめぐっては、ネット上に差別的な投稿が多数見られた。日本海を「トンヘ(東海)」と呼び、ハングク(韓国)の学園」と称していること、それを「東の海」「韓日の学び舎」と訳したことなどを「問題視」し、「反日学校」「出場辞退させろ」など罵る内容だ。許しがたいヘイト行為である。日本海をトンヘと呼ぶのは表現の自由だ。何の問題もない。歌詞の「意訳」には、無用な摩擦を避けようとする苦心の跡がうかがえる。

 西脇京都府知事が差別的投稿は許さないとして削除を要請したのは、政治リーダーとして当然の態度だ。これが小池知事だったら、同じ態度をとるだろうか。
(現代教育行政研究会代表)


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いくら何ででも、この違いは・・・・

2024年08月25日 08時31分30秒 | 地方政治
 昨日は、「STOP!!東海第二原発の再稼働 いばらき大集会」が、水戸市で開かれました。キクチは参加しなかったのですが、600人の集会になったそうです。
 ところが、地元、茨城新聞の記事があまりにも小さいのです。



 しんぶん赤旗は、この大きさの扱いです。

 
 
 24日の茨城新聞は、1面トップで「防潮堤造り直し」を報道しておきながら、昨日の「原発再稼働ノー」の集会、デモ行進を、こんなに小さくしか報道しないのは、いくら何でも・・・・・・・。
 しんぶん赤旗の記事を紹介します。

 原発危険 再稼働ノー
 茨城 東海第2廃炉求め集会

 水戸市内で24「STOP!!東海第二原発の再稼働 いばらき大集会」(同実行委員会主催)が開かれ、約600人が集まりました。
 実行委員会の谷田部裕子氏(東海村在住)は主催者あいさつで、原子力の放射能問題を「被ばく環境汚染、差別」の3点で指摘。私たちがあらわがなければならない。原発は危ない。再稼働はダメと1人でも多くの人に共感をましょう」と呼びかけました。

 賛同人あいさつでは、市民団体や大学教授、自治体の首長らが「東海第2原発廃炉へ力合せよう」と訴え。技術者・科学者の会の服部成雄氏は「防潮堤工事を2年延長したが、やり直しは無理。そもそも再稼働しなければ広域避難計画はいらないものだ」と強調。東海第2原発運転差止訴訟弁護団の鈴木裕也弁護士が連帯あいさつしました。

 志賀(しか)原発を廃炉に!訴訟原告団長の北野進氏が講演。能登半島地震の教訓として、
▼地震学・活断層審査の限界
▼原子力災害対策指針の破綻ーを示し
「限界を自覚せず、破綻を認めない原子力規制委員会を信用してはならない。原発廃炉、脱原発社会をつくろう」と力説しました。

 デモ行進には、東京からも大勢が参加。長蛇の列となりました。
 首都圏ネットワークで参加した久保清隆さん(72)は、「今日は大型バス2台と電車を合わせると100人くらいで参加した。の本原電は廃炉専門会社になればいい」と感想を寄せました。

 日本共産党の、江尻加那県議、高橋誠一郎衆院茨城1区候補、大名美恵子東海村議らも参加しました。

 


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