菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

東海第2原発工期延長 水戸 日本原電が記者会見

2024年08月24日 09時59分31秒 | 地方政治
 今日の茨城新聞は、1面トップで、「安全対策完了2年余延期 東海第2防潮堤作り直し」の見出しで記事を書いている。当然のことだ。

 しんぶん赤旗は、「東海第2原発工期延長 水戸 日本原電が記者会見」の見出しで、記事を載せています。
 県内在住の方は、茨城新聞を見る方も多いとおもいます。しんぶん赤旗の記事を紹介します。

 東海第2原発工期延長
 水戸 日本原電が記者会見

 日本原子力発電(原電)の坂佐井豊東海事業本部長は23日、東海第2発電所の安全性向上対策工事の工事完了を、今年9月から2026年12月に延長することを発表しました。

 同日に原子力規制委員会、工事計画変更の届け出を行い、安全協定を組んで知る関係自治体(県・東海村ほか14市町村)に文書報告を行った旨が説明されました。

 延長期間とした2年3か月については、防潮堤工事の審査や工事に要する期間と判断したことを説明。物流や資材の問題で防潮堤以外の工事でと滞ているところがあることも認めましたが、大きくは防潮堤工事に要する期間となります。

 今月末に規制委員会との会合が予定される中、審査が終わっていない状況での工事延長の判断です。
 総額2350億円に変化はないということに対して「設計上の問題ではなく、施工上の問題と判断し、(費用負担については)事業者と協議を進めているところ」と説明。原電としてチェック体制は十分だったのかの問いには「十分だった」と答えました。

 注)
 この防潮堤工事の「手抜き工事」は、工事業者の「内部告発」から判明しました。この夏の共産党議員研修会で、東海村の党議員に聞いた話です。
 内部告発に至ったのは、「あまりにも酷い手抜き工事であったので、一番信用できる共産党議員に話した」ということです。


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マイナ保険証シンポ「診療の質 下がる恐れ」

2024年08月24日 09時32分48秒 | 地方政治
 今日のしんぶん赤旗は、東京弁護士会のシンポの内容を載せていますので、紹介します。

診療の質 下がる恐れ
東京弁護士会 マイナ保険証シンポ

 岸田政権が 現行の保険証を廃止し、マイナンバーカードでの受診に一本化しようとする中、マイナンバーカードでの受診について考えるシンポジュウムを都内で開きました。日本弁護士会(日弁連)の共催です。

 東京弁護士会の三枝恵真副会長が開会あいさつしました。マイナンバーカードを取得するのは個人の自由であると指摘。国民皆保険制度の下で、「健康保険証を廃止すれば『医療にアクセスすることが難しくなる』といった不安の声が上がっている。本当に健康保険証をなくしていいのかを一緒に考えたい」と述べました。

 出口かおり弁護士(日弁連情報問題対策委委員会事務局長)は、現行の保険証では有効期限が切れるまえに新しい保険証が交付される一方、マイナンバーカードでは更新手続きを自ら行う必要があるといった問題点があると述べました。

 全国保険医団体連合会(保団連)の橋本政宏副会長は、マイナンバーカードを使って受診した際に起きたトラブルの事例を紹介しました。「資格情報なし」や、名前や住所で「●」が表記されるなど、「利用率が低い中でもトラブルのたびに事務職員が対応しなければならない」と指摘。「診療の質は上がるどころか下がっているのが実態だ。現行の保険証を残すのが最も理にかなっている」と強調しました。


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