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2月23日 我が家に帰宅

 召天当日の記録

21時07分 召天
 召天直後、牧師先生,副牧師先生が到着。熱いお祈りをして下さった。廊下にも大勢の方がひろ君の召天を見守って下さっていた。

話し合い
 今後のことを直ぐに決めなければならず、パパと相談して全て教会式でやってもらおうと決めた。ひろ君を家に連れて帰るのは葬儀屋さんにお願いすることにした。教会の方があちこちに連絡をとって調整して下さった。
 病院側から霊安室を使うかどうか聞かれた。ひろ君を早く家に連れて帰りたかったので「家に帰ります」とパパが返答。病院で入浴を済ませてから帰ることにした。

入浴
 ひろ君がいつも入浴している時と全く同じように、ひろ君をストレッチャーに乗せ浴室へ。パパ、ママ、看護師さんの3人で丁寧に身体を洗った。暫くベッド上での清拭だったので久しぶりのシャワーだった。入浴させる前はまだ温かかったひろ君の身体、入浴させると冷たくなった。入浴後はひろ君の普段着である長袖Tシャツとジャージにお着替えして、ベッドに戻った。

帰宅
 葬儀屋さんが病室に到着。ベッドからストレッチャーにひろ君を移し、真っ白な掛け布を掛けて、顔には布をかぶせず病室を出た。Drと看護師さんがひろ君の傍にずっと付いていて下さり、建物を出て車に乗って病院を後にするまで見送って下さった。
帰宅後、いつもひろ君,パパ,ママの3人で寝ていたベッドにひろ君を寝かせた。おじぃばぁちゃん、お兄ちゃんが早めに帰宅し家の中を片付けていてくれたので、とてもスッキリ整理されていて、ひろ君をスムーズにベッドに運ぶことが出来た。
ドライアイスで周りを囲まれたひろ君の身体は冷え冷えだが、表情は全く眠っているのと変わらなかった。
ひろ君の身体はココにあるのにひろ君自身は天国に行っていることが信じられなかったパパは、2~3時間もひろ君にくっついて添い寝していた。ママはドライアイスが溶けないかヒヤヒヤだった。

 牧師先生のお話し、そして優しくうっすらと笑みを浮かべているようにも感じられるひろ君の顔を見ていると、牧師先生が仰って下さったように、ひろ君は生まれる前から神様と共に居て、これまで多くの奇跡を起こし、皆に多くの癒しを与え、そして人生をやり抜いたからこそ、今、神様に召され、全然苦しむこと無く天使が迎えにきてくれて天国に行ったのだと、ホントにそうかもしれないと思えた。
でも、もう少し生きていて欲しかった。一度目の急変があってからパパと、「ひろ君が寝たきりでもいいよね。耳は聞こえているはずだから」とよく話していた。でも、神様にとっては今がその時だったのだ。
牧師先生が、ひろ君が召天した直後に病室に入ってこられたのも、神様の何かしらの意図があったのかもしれないと思う。
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