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短下肢装具の仮合わせ

 今日のPTの訓練で短下肢装具の仮合わせを行った。

先週の訓練で型どりをした。
今回は、内反尖足が出ないように型をとる前にしっかりストレッチをして筋肉をほぐし、その後、足首や足の甲が正常なpositionになるようにしっかり足を押さえながらの型どりだった。

出来あがった型(青が今回の型、黒が使用中の短下肢)

今回の型はビックリするほど細かった。こんなに細いのにひろ君の足、すっぽり収まりました。
寝たきりでも無くなんとか歩いていたのに、一年間でこんなに細くなるなんて怖い程だ。
軸の違いもある。これまでの短下肢は右から左にカーブするような軸になっているが、今回のは真っすぐだ。

実際にひろ君の右脚に装着して、いざ歩行

腰も真っすぐに伸び、足首のローリングも明らかに小さくなった。
短下肢一つでこんなに歩行状態が変わるなんて、ビックリ
これまで合わない短下肢を履かせ続けていたなんて…、ひろ君、ゴメンナサイ。
装具屋さんもここまで顕著に歩行状態が変わるとは予想外で、もしかして変化が無いかもとの不安もあった様で、ホッとしていた。

この短下肢、足が正常な動きになるように矯正しているので、慣れるまでは歩きづらいだろうとのことだ。
足にぴったりのサイズで幅に余裕が無いのは、遊びがあると矯正力が弱くなるからだそうだ。

ひろ君の歩行、股関節からのローリングと足首のローリングのダブルのローリングで内またになる歩き方だ。足首のローリングは短下肢である程度抑えられても股関節のローリングは抑えられない。股関節は筋力を付けることが大事だそうだ。
なるほど。

装具屋さんがひろ君に思いきったアプローチをして下さったおかげで、今度こそひろ君に丁度良い短下肢が出来あがりそうです。
装具屋さんに感謝感謝です。

明日は病院受診。
初めての整形外科、それに脳外科と小児科の3つの科の診察を受けることになっている。丸一日掛かるかも。
ひろ君、月曜日にあんなに大ハッスルしたのに火曜日以降、全然元気が無い。ただの疲れならいいのだが、脳の状態が気になる。先生に相談しよう。
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