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脱臼骨折から3ヶ月経過

 私のことを。

右肘関節脱臼骨折から3ヶ月が経過した。

2ヶ月目前後は、リハビリに行く度に可動域が広がり、このままいけば大丈夫そう!と楽観視できたが、次第に伸び悩みの状態に。

3ヶ月目に入ると、
主治医の先生から「後遺症が残るか残らないかは大体4ヶ月が目安。4ヶ月経ってもこれ以上動かない範囲があると、これが後遺症として残ることが多いです。でもまだあと1ヶ月以上あるので大丈夫。リハビリ頑張りましょう!」
と言われた。
かなりショック

そして、3ヶ月が直前に迫った先週、
「伸展がなかなか進んでいないね。肘の周りがとても固いので関節包がかなり縮んでいます。リハビリしても伸び悩んでいる状態なので、もうすぐ3ヶ月になるし、何かアクションを起こしてもいいかもしれません。注射してみますか?」と先生。

注射は、関節腔内注射と言って、肘の関節部分の骨を包んでいる袋(関節包)より内側にお薬を入れる注射だった。
「関節包が縮むと骨と関節包の間の空間が小さくなる。その小さくなった空間に無理やりお薬を入れることで、関節包が伸び易くなる。中に入れるのは炎症止めのお薬と麻酔薬。麻酔薬を入れることで痛みも軽減するので、伸びやすくなった関節包と痛みが少ない間にリハビリをすることでリハビリの効果が高まる。
でも効果の有無は人それぞれなので、まず注射をしてみて効果があれば定期的に継続していきましょう」
と先生。

先週、初めての注射。
「関節包が固いね」と言いながら注射針をぐいぐい押していく先生。と~っても痛かった。
関節包を抜けて針が関節腔内に入ると痛みは無くなった。
次は関節腔内に少しずつお薬を入れていく。「ちょっと注射器見てごらん」と言われ注射器に目をやった。先生がピストンを押す手を緩めるとピストンが中から押されて元の位置に戻った。「圧が高いね。通常なら10ccは入るが3.5ccの容量しかない。少しずつ入れる量を増やしていきましょう。今日は5cc入れます」と先生。
注射の後は、肘が厚ぼったい感じになり手の感覚も鈍くなった。

-注射内容-
・リノロサール注射液2mg(0.4%) …ステロイド 抗炎症作用がある
・リドカイン注1% 5ml     …局所麻酔薬

その後のリハビリでは、
注射の効果てき面
肘の関節の固い部分が伸びやすくなった他、いつも突っ張っていた腕の筋肉の張りも何故か無かった。
痛みも軽減していたのでかなり腕を伸ばすことが出来たし、屈曲もいつもならリハビリを頑張ってやっと肩に指先が届く程度なのに割と早く肩に届いた。

リハビリ中は腕がある程度動くようになってもリハビリが終わるといつも10分そこらで元に戻っていたのが、注射の後2日間程はケガしたことを忘れる程痛みが無かったし腕の動きも良かった。

今日の診察&リハビリでは、
「注射の効果があるので、今後週1ペースで注射をしていきましょう。週1程度なら副作用もありませんから」とのことで、今日2回目の注射をした。今日の量も5cc。

今日は超音波の効果も高く、リハビリ前後でかなり変化があった。
リハビリ前 屈曲 130度 伸展 35度
リハビリ後 屈曲 140度 伸展 15度

後遺症が残るかもしれないと言われた時はかなりショックで焦ったが、いい感じで腕が伸びるようになってきたので一安心だ
関節のグラつきも無くなったので、重い物を持っても大丈夫になった。
「2Kgのダンベルを持って立つだけでも、重さで次第に腕が伸びていくので効果があります」と理学療法士さんに言われたので、早速、2Kgダンベルを購入。
TVを観ながら、ひろ君を寝かせながらの、ながら自主トレを継続中。

3ヶ月経っても未だ治療継続中だが、生活に不便はあっても一人で出来ないことは無くなったし、ひろ君を支えても肘の違和感は無いので大丈夫そうだ。
でも、後遺症を残さず元通りに動くようになりたいナ。今年中には完治したい。頑張ろう!
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