最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

TEPS 値 その2

2011年03月31日 03時23分04秒 | Weblog


詳細は省略するが Magny-Cours 48 コアで 1.8GTEPS(traversed edges per second)の値が出ている。NY (26万点, 73万枝)データで全対全最短路の計算が 108秒で計算できるので、概算では 264,346(点) x 733,846(枝) / 108秒 ≈ 1.8Gとなっている。全米データ(2400万点, 5800万枝)でも 1.8GTEPS の速度を達成することが出来れば全対全最短路の計算が約 9 日で終わることになる。実際には全米データでは TEPS 値が落ちる可能性があるが、反対に様々な工夫によってさらに TEPS 値が上がっていく可能性もある。

○計算サーバ : Magny-Cours (4 CPU x 12 コア = 48 コア)
CPU : AMD Opteron 6174 (2.20GHz / 12MB L3) x 4個
メモリ : 256GB (16 x 16GB / 1066MHz)
OS : Fedora 14 for x86_64
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