最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

二つのクラスタ計算機と SDPARA

2010年09月17日 02時14分15秒 | Weblog
以下の二つのクラスタ計算機は Nyrinet-10G が同じ 10GbE スイッチを共有しているので、両者を同時に利用して SDPARA の計算を行った。1 CPU でも総 CPU 数でも上回る SDPA クラスタの方が速いのは当然として、同時に利用するとどうなるだろうか? このため SDPARA 側にもちょっとした細工を入れてある。

○ソフトウェア SDPARA 7.3.2 + GotoBLAS2 1.13 + MUMPS 4.9.2
○問題1:N.4P.DZ.pqgt1t2p.dat-s
SDPA クラスタ : 2053.8s
POWER クラスタ : 2534.9s
SDPA + POWER クラスタ : 1859.6s

○問題2:HLi2.2A1.STO6G.pqgt1t2p.dat-s
SDPA クラスタ : 5820.4s
SDPA + POWER クラスタ : 5236.9s


○ SDPA クラスタ
16 Nodes, 32 CPUs, 128 CPU cores;
CPU : Intel Xeon 5460 3.16GHz (quad cores) x 2 / node
Memory : 48GB / node
NIC : GbE x 2 and Myrinet-10G x 1 / node
OS : CentOS 5.5 for x86_64

○ POWER クラスタ
4 Nodes, 8 CPUs, 32 CPU コア;
CPU : Intel Xeon E5345 2.33GHz (quad cores) x 2 / node
Memory : 16GB / node
HDD : 2TB(RAID 5) / node
NIC : GbE x 2 and Myrinet-10G x 1 / node
OS : CentOS 5.5 for x86_64
コメント
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