名南将棋大会ブログ 名古屋

名南将棋大会告知や結果のほか、
将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

大山将棋研究(1021);四間飛車に位取り(南芳一)

2018-09-27 | 大山将棋研究
今日の棋譜20180927
平成2年2月、南芳一先生(棋王)と第15期棋王戦第1局です。

大山先生の四間飛車に南先生は6筋の位を取りました。

大山先生は石田流へ組みなおそうとしたら、南先生は銀で阻止します。

大山先生も反発して角がぶつかっています。

6筋の位をねらって飛車は6筋へ。

南先生は中央位取りに切り替えると

大山先生は5筋の位を取り返します。

さらに64歩は6筋の位を取らせないためですが、南先生は歩を合わせて

7筋の位を取ることになりました。

2歩持っているので端攻めですが、玉で取られて(93同香94歩同香85銀64飛でも大丈夫か?)指し過ぎなのかもしれません。

74歩には玉を戻られて

角を出ると気持ちは良いのですが

歩切れで36歩を突くのでは失敗している感じです。

大山先生は93香で交換して75香。駒得になりますが守りの香で銀と交換するのではたいしたことはありません。

66歩同飛56歩、角が働き出して

香銀交換には銀を打ちつけて好調なようですが、まだまだ難しいです。

南先生は角を切って飛車をまわり

7筋に圧力をかけ

39角には66香。角香交換でも悪くはないです。

大山先生は銀を捨て

香を取り返します。

南先生は端を攻め

破れるわけではありませんが

香を取って、大山先生も19香を取り合う形になりました。これは11香が取り残されている(守りの香と攻め駒でもない香の交換)ので先手の得です。

南先生は6筋から食いついて飛車を取ることになり

取った飛車を打ち込んで

大山先生は馬を引き付けて長い戦いになりました。

形勢は先手よしです。この金取りに構わず南先生は端を攻めだしました。

香を捨てて取り返し

重ね打ちします。93歩には82桂成同馬93香成同馬同香成同玉53竜同金71角の筋でしょうか。

81銀に66金でいったん落ち着きます。形勢は先手よしですが、93歩~91香~94歩など丁寧に指せば長かったと思います。

大山先生は歩を使い切って端の香を吊り上げて76歩。これが両取りなのですが

清算して76歩を払われたら失敗、3枚換えのやり取りでも歩切れが痛いです。

74香から7筋を攻めるのですが、竜を切られ

76香同飛を入れられたのですが、73飛成が残っていますね。

99香には76香がハッとする手ですが

先手玉はまだ安全です。

南先生は竜を捨てても寄せてしまえばよいわけで

歩切れを突いた香打ちが良い手になります。

左右挟撃を意識して寄せていき

上から迫れば寄り筋です。

ここまで。

長い戦いになりました。1日制のタイトル戦では深夜の大山先生にミスも多くなるでしょう。
南先生の将棋ではこういう位取りの将棋が好きです。切れ味鋭くはないけれど倒れにくい感じです。


#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.40 棋譜ファイル ----
開始日時:1990/02/16
手合割:平手  
先手:南芳一棋王
後手:大山十五世名人
先手省略名:南
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 2六歩(27)
4 4四歩(43)
5 4八銀(39)
6 3二銀(31)
7 5六歩(57)
8 4二飛(82)
9 6八玉(59)
10 6二玉(51)
11 7八玉(68)
12 7二銀(71)
13 9六歩(97)
14 9四歩(93)
15 5七銀(48)
16 7一玉(62)
17 6六歩(67)
18 4三銀(32)
19 6五歩(66)
20 3五歩(34)
21 2五歩(26)
22 3三角(22)
23 4六銀(57)
24 4五歩(44)
25 5七銀(46)
26 3二金(41)
27 6八銀(79)
28 6二飛(42)
29 5五歩(56)
30 6四歩(63)
31 同 歩(65)
32 同 飛(62)
33 5六銀(57)
34 4四銀(43)
35 5七銀(68)
36 5四歩(53)
37 同 歩(55)
38 5五歩打
39 6七銀(56)
40 5四飛(64)
41 5八金(49)
42 5二飛(54)
43 6六銀(57)
44 8二玉(71)
45 2六飛(28)
46 4三金(32)
47 7七角(88)
48 6四歩打
49 6五歩打
50 同 歩(64)
51 同 銀(66)
52 5三銀(44)
53 7五歩(76)
54 6二飛(52)
55 7六銀(65)
56 5四金(43)
57 9五歩(96)
58 同 歩(94)
59 9三歩打
60 同 玉(82)
61 7四歩(75)
62 8二玉(93)
63 9三歩打
64 7四歩(73)
65 2四歩(25)
66 同 歩(23)
67 9五角(77)
68 7三銀(72)
69 8六角(95)
70 8四歩(83)
71 7七桂(89)
72 6四銀(53)
73 6五歩打
74 5三銀(64)
75 3六歩(37)
76 9三香(91)
77 同 香成(99)
78 同 玉(82)
79 3五歩(36)
80 7五香打
81 6八金(69)
82 6六歩打
83 同 飛(26)
84 5六歩(55)
85 7五銀(76)
86 同 歩(74)
87 同 角(86)
88 7四銀打
89 9四歩打
90 8三玉(93)
91 5三角成(75)
92 同 金(54)
93 5六飛(66)
94 5四歩打
95 7五歩打
96 6三銀(74)
97 7六飛(56)
98 3九角打
99 6六香打
100 7四歩打
101 同 歩(75)
102 同 銀(63)
103 7五歩打
104 同 銀(74)
105 同 飛(76)
106 6六角(33)
107 9五飛(75)
108 9一香打
109 9九香打
110 7六歩打
111 同 銀(67)
112 7五歩打
113 6七銀(76)
114 5五角(66)
115 9三歩成(94)
116 同 香(91)
117 9四歩打
118 同 香(93)
119 同 飛(95)
120 9三歩打
121 9六飛(94)
122 1九角成(55)
123 6四銀打
124 同 金(53)
125 同 歩(65)
126 同 銀(73)
127 6五歩打
128 7三銀(64)
129 6四香打
130 6三歩打
131 5三銀打
132 7二銀打
133 7四歩打
134 同 銀(73)
135 6二銀(53)
136 同 金(61)
137 2二飛打
138 6一香打
139 2一飛成(22)
140 6四歩(63)
141 3六飛(96)
142 2八角成(39)
143 8六桂打
144 6三銀(74)
145 1一龍(21)
146 6五歩(64)
147 1三龍(11)
148 3三歩打
149 9八香打
150 9一香打
151 2四龍(13)
152 5五馬(28)
153 5六金打
154 2三歩打
155 同 龍(24)
156 8二馬(55)
157 6五金(56)
158 7三桂(81)
159 7五金(65)
160 7四歩打
161 7六金(75)
162 6四馬(19)
163 6五歩打
164 5三馬(64)
165 3三龍(23)
166 7五歩(74)
167 9三香成(98)
168 同 香(91)
169 9四歩打
170 同 香(93)
171 同 桂(86)
172 7一馬(82)
173 9八香打
174 8一銀(72)
175 6六金(76)
176 9七歩打
177 同 香(98)
178 9八歩打
179 同 香(99)
180 9六歩打
181 同 香(97)
182 9七歩打
183 同 香(98)
184 7六歩(75)
185 8二桂成(94)
186 同 玉(83)
187 9二香成(96)
188 同 銀(81)
189 同 香成(97)
190 同 玉(82)
191 7六金(66)
192 7四香打
193 7五歩打
194 同 香(74)
195 5三龍(33)
196 7六香(75)
197 同 飛(36)
198 5三金(62)
199 9九香打
200 9六桂打
201 同 香(99)
202 9三歩打
203 7三飛成(76)
204 9八飛打
205 8八桂打
206 8二馬(71)
207 8五桂(77)
208 7二香打
209 7四歩打
210 7三香(72)
211 同 歩成(74)
212 7二香打
213 7六香打
214 7四銀打
215 8二と(73)
216 同 玉(92)
217 9三香成(96)
218 7一玉(82)
219 3一角打
220 4三金(53)
221 7三銀打
222 6二香(61)
223 7四香(76)
224 9九飛成(98)
225 7二銀成(73)
226 同 銀(63)
227 同 香成(74)
228 同 玉(71)
229 6四桂打
230 同 香(62)
231 7三桂成(85)
232 投了
まで231手で先手の勝ち
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

20180927今日の一手(その760);筋の良い手はどれか

2018-09-27 | 今日の一手

20180927今日の一手

6月30日の名南将棋大会から、AさんとHさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。


一昨日の一手の回答

☆ 形勢判断をします。
角桂と金の交換で馬と と金を作り合っています。銀を取ったとしても後手には馬があるので、少し先手の駒損です。
玉の堅さは先手のほうが堅いです。
先手の攻め駒は53と と持ち駒飛金で3枚。
後手の攻め駒は持ち駒角金桂で3枚。

総合すれば互角です。

☆ 大局観として
先手は駒損で少し戦力が足りません。後手は と金を払う以外にも55馬(あるいは36桂同歩55馬)や99馬がありますから、先手としてはゆっくりはできません。
駒損を回復しつつ、後手玉を攻める手段を考えましょう。飛車を手持ちにしているので1段目に打って21飛成という順を入れて攻め駒を増やしたいです。


△か○ 自然な手は52と です。

52同飛41飛51歩53歩22飛51飛成61金31飛成

22飛には馬のひもがついているので難しい形勢です。

53歩を保留して21竜とすると36桂

を食らいそうです。36同歩55馬~65馬で21竜に当たるのは面白くないですから、36同銀同歩53歩同飛(横に逃げづらくなっている)62金

71銀同金同玉54銀打52飛53銀打

こんな展開ならまあまあ指せそうです。


○ ちょっとひねって62と

と金を潜ってみます。36桂同歩55馬46桂65馬

51飛61金同と同銀左75金43馬21飛成

先手玉に嫌味が少ない形で21桂を取れました。角銀と金金桂の交換で少し駒得です。先手有利になっています。


△ 54歩とつないでみると

36桂同歩55馬46金65馬44桂

桂をもらえば取りに取りを重ねる形ですが桂馬の両取りが生じます。49銀52桂成38銀成同玉

後手玉が詰めろなのでこの変化は先手優勢です。

後手は駒を渡さず99馬

が正しく、52と同飛41飛51歩42金

あるいは42金では21飛成かもしれません。54歩があるので後手の57飛成がないのは良いけれど、後手玉もまだまだ堅い(42同飛同飛成52金)ので難しいです。


△ 54銀と出ると

後の55馬が銀取りにならないので良い手に見えます。26歩同歩99馬に52と

52同飛41飛51歩53歩22飛51飛成61金31竜

このくらいで互角です。


○ 手筋に見えるのは44歩です。

44同馬ならば52と同飛41飛

馬取りで飛車を打てるのです。

と言って53銀43歩成

は 銀を取ってと金が残る形です。

後手は無視して36桂

36同歩55馬46桂65馬52と同飛43歩成

43同馬ならば41飛ですね。44歩は結構良さそうな手でした。


× 実戦は51飛で と金にひもを付けて21飛成をねらったのですが41金

で当てが外れてしまいました。52と51金同と 55馬56銀引36桂

二枚換えにしましたが後手玉への攻めが遠くなりました。先手玉に手がついて、36同銀のほうがまだ難しいのですが、39玉56馬同銀57角48金打28銀

あっという間に寄せられてしまいました。


× 23飛も同じような意味で

と金にひもを付けて21飛成をねらいます。だけど12角で困っていて、25飛成53銀

で失敗です。


△ 54飛ならば と金にひもを付けて55馬を防いでいます。

61銀左52歩

54飛は攻め駒としては弱いのでゆっくり攻めることになります。55桂56銀上46歩51歩成47金39金打

後手もゆっくり攻められるので千日手の権利あり、という変化がありました。


○ ひねった手ですが24飛なら

今度は12角というわけにはいきませんから53銀しかないでしょう。21飛成12飛71金

駒損ではありますが71金の俗手が結構うるさくて、84桂同歩72金同玉83銀というねらいがあるのです。後手も攻め方受け方が難しいです。


× 23金は重いですが

52と もあるので飛車は逃げきれません。55馬56銀引36桂

36同銀56馬47銀同馬同金26歩

後手に「両取り逃げるべからず」で強く寄せに出られて困っています。攻め駒4枚で49角を食らったら受けが無くなります。


△ 42金ならば

今度は52金が厳しいのです。53銀32金

までが必然です。駒損は消えたけれど32金がおかしな駒なので何とも言えません。攻め駒は2枚に減ってしまったのです。


☆ まとめ

一番自然な手は52と。52同飛とされて後手の飛車が働いてくるのが気になります。悪くはないけれどその先で工夫が必要でしょう。
54銀は守りの意味(銀を取られない)で自然ですが、攻めとしては少し遅くなっています。

手筋に見えるのは62と。と金は最低でも72銀と交換した方が良いし、金を打たせて交換する展開を期待できます。種駒を清算しない方が良いという例でしょう。
54歩も手筋でやはり種駒を清算しない方が良い例ですが、そのあとは52銀と交換することになりそうです。
44歩は と金を捨てても と金を作れます。効果は読んでみないとわかりませんが、馬で取らせると飛車を打ち込みやすくなっていました。

寄せのセオリーを準用すれば小さな駒から使う、金が次善策ということにはなりますが、小駒が後手玉の遠くに残ると攻めが遅くなります。
飛車を使うほうが速さを保てるのですが、打つ場所に落とし穴がありました。24飛が最善だとは予想できませんね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大山将棋問題集 20180926

2018-09-26 | 大山将棋研究
後手番青野先生の手を考えます。

第1問


仕掛けはどこから?
A 95歩 B 74歩 C 65歩

第2問


これで指しやすくなりました。
A 74歩 B 65歩 C 82飛

第3問


細かい手順なのですが、飛車の打ち込みを厳しくします。
A 65同歩 B 75歩 C 73桂

第4問


わかりやすい指し方を選びます。
A 88竜 B 81竜 C 67と

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大山将棋研究(1020);石田流崩し(青野照市)

2018-09-26 | 大山将棋研究
今日の棋譜20180926
平成2年1月、青野照市先生と第48期A級順位戦です。

青野先生が飛車先を突かないで駒組みしたので、大山先生は75歩を突いて

ダイレクトに石田流へ組みました。

青野先生は袖飛車で97角を誘い

端を突き捨てて74歩の石田流崩しです。中原先生考案だったはずですが、成否は互いの玉の堅さです。この場合は先手玉が中途半端なので、青野先生がまずまずでしょう。研究して誘ったのかもしれませんね。
74同歩には95香96歩75歩同角74銀~75歩というのが狙い筋です。

大山先生は86桂75歩同角。一番普通の対応に見えますが、飛車をまわられて桂馬を助けにくいです。

桂は捨てて飛車を成りました。ここで72歩から

駒組みに戻りますが、竜を殺されてしまいました。

竜は歩でひもを付ければ大きな駒損ではないですが、8筋を突破されそうになり、76銀に71角同と25飛。

65歩に75歩同銀65飛66銀で銀の位置が変わって

89飛の打ち込みで87と をねらわれます。これが受けにくくて

角を打っても追われて

香を取っても金を取られました。大山先生は駒損が広がっていく流れを止められません。

角と銀の取り合いになり

36銀も打ちたくないのですが、飛車は入手できて

飛車を打ち込めば勝負。というのはアマチュア的ですね。なんとか勝負にできないかという順です。

竜と飛の交換になり

駒損で玉が薄いから形勢は悪いです。青野先生は寄せ合い勝ちを読んで角を打ち込み

飛車を打ち合い、これで先手玉は詰めろ。

48香の受けには角を切り

と金を寄せれば詰めろです。

そのまま取り合って投了図。

青野先生がうまく研究手順に誘導したのでしょう。先手玉が堅ければもう少し強く対応できたのですが。そのあとは一方的になりました。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.40 棋譜ファイル ----
開始日時:1990/02/13
手合割:平手  
先手:大山十五世名人
後手:青野照市8段
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 6六歩(67)
4 6二銀(71)
5 6八銀(79)
6 4二玉(51)
7 5六歩(57)
8 3二玉(42)
9 6七銀(68)
10 5二金(61)
11 7五歩(76)
12 8四歩(83)
13 7八飛(28)
14 8五歩(84)
15 7六飛(78)
16 6四歩(63)
17 7七桂(89)
18 6三銀(62)
19 9六歩(97)
20 9四歩(93)
21 4八玉(59)
22 7二飛(82)
23 9七角(88)
24 9五歩(94)
25 同 歩(96)
26 7四歩(73)
27 8五桂(77)
28 7五歩(74)
29 同 角(97)
30 8二飛(72)
31 8六角(75)
32 8五飛(82)
33 7一飛成(76)
34 7二歩打
35 7八金(69)
36 4四角(22)
37 7三歩打
38 同 歩(72)
39 7七角(86)
40 5四歩(53)
41 7二歩打
42 7四歩(73)
43 3八玉(48)
44 2二銀(31)
45 9四歩(95)
46 9六歩打
47 2八玉(38)
48 9四香(91)
49 3八金(49)
50 9七歩成(96)
51 7六銀(67)
52 7一角(44)
53 同 歩成(72)
54 2五飛(85)
55 6五歩(66)
56 7五歩(74)
57 同 銀(76)
58 6五飛(25)
59 6六銀(75)
60 2五飛(65)
61 8一と(71)
62 8九飛打
63 7六角打
64 7五歩打
65 9四角(76)
66 8七と(97)
67 同 金(78)
68 同 飛成(89)
69 7四歩打
70 7六歩(75)
71 7三歩成(74)
72 7七歩成(76)
73 6三と(73)
74 同 金(52)
75 3六銀打
76 8五飛(25)
77 同 角(94)
78 同 龍(87)
79 7二飛打
80 5二金打
81 7四歩打
82 8一龍(85)
83 7三歩成(74)
84 7二龍(81)
85 同 と(73)
86 4九角打
87 7五桂打
88 5三金(63)
89 9二飛打
90 7八飛打
91 4八香打
92 6七と(77)
93 6二と(72)
94 3八角成(49)
95 同 玉(28)
96 5八と(67)
97 5二と(62)
98 4八と(58)
99 投了
まで98手で後手の勝ち





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大山将棋問題集 20180925

2018-09-25 | 大山将棋研究
先手番谷川先生の手を考えます。

第1問


先手玉が堅いので手を作ればよくなります。
A 24同歩 B 35歩 C 45歩

第2問


42歩同角と呼んだところです。好手順がありました。
A 48飛 B 55歩 C 55銀

第3問


どう守りますか?
A 78金 B 78角 C 45角

第4問


難しい手ではありませんが、速度計算が必要です。
A 41竜 B 43銀成 C 97玉

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大山将棋研究(1019);中飛車に銀冠(谷川浩司)

2018-09-25 | 大山将棋研究
今日の棋譜20180925
平成2年2月、谷川浩司先生(当時名人)と第3期竜王戦です。

大山先生の中飛車ですが、端を受けなかったので詰められてしまいました。

中央の歩を交換します。

谷川先生は57銀67金型ですから左美濃が自然です。

これで駒組は完了。先手玉が堅いので、先手番の谷川先生がどうしかけるかが問題です。

26角24歩に35歩。無理な感じもしますが

互いに歩を取り込んで角をかわした図は、35角が安定するかどうかです。

32飛に25の歩を取れば24歩、これは取れませんね。

38飛34飛に36歩。大山先生のほうが良い形ですが、23歩や22歩もあるので動かねばなりません。

左桂を使えばまあまあだと思うのですが

55歩44金で角取りにさせて48飛。駒損しそうに見えるのですが、45桂を取れそうです。これが好手順で谷川先生が指しやすくなりました。

大山先生は飛車を切って角を打ち込みますが

35金同歩36角成では遅いと、56歩と垂らします。

駒を取り合ったところでは飛桂と馬の交換です。駒損ですし42角が目標にされるので苦しいです。

46歩と垂らしても両取りがあり

飛馬を取り合い

角取りには金銀両取り

駒の取り合いが続きますが、大山先生の駒損は広がっています。玉の堅さの違いで何とかできればよいのですが。45角が攻防で

王手で竜を逃げても52歩と受けねばなりません。もう一枚角を打たれて、72角成からの殺到がありますね。

竜を消されて先手玉への寄り付きが遠くなりました。

2枚飛車の攻めは無視して寄せ合いですが、69金~68と ではまどろっこしい感じです。

端の位が生きていて、先手玉は詰みません。

72金と受けてから詰めろをかけますが

ここまで。

谷川先生が堅い玉を生かして手を作ってしまいました。67手目36歩のところでは、玉が薄い大山先生のほうから動かねばならないのですから、後手の作戦負けになっています。でも悪い手も見つからず、もっと前の駒組がおかしいということなのかもしれません。
谷川先生は形勢が良いので有力な手段が多く、自然に寄せてしまいました。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.40 棋譜ファイル ----
開始日時:1990/02/06
手合割:平手  
先手:谷川浩司名人
後手:大山十五世名人
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 2六歩(27)
4 4四歩(43)
5 4八銀(39)
6 4二銀(31)
7 5六歩(57)
8 5二飛(82)
9 6八玉(59)
10 6二玉(51)
11 7八玉(68)
12 7二玉(62)
13 5八金(49)
14 8二玉(72)
15 9六歩(97)
16 7二銀(71)
17 9五歩(96)
18 5四歩(53)
19 5七銀(48)
20 5三銀(42)
21 6六歩(67)
22 5五歩(54)
23 同 歩(56)
24 6四銀(53)
25 6七金(58)
26 5五銀(64)
27 5六歩打
28 6四銀(55)
29 7七角(88)
30 4二金(41)
31 8八玉(78)
32 4三金(42)
33 7八銀(79)
34 7四歩(73)
35 8六歩(87)
36 8四歩(83)
37 8七銀(78)
38 7三銀(64)
39 7八金(69)
40 6四歩(63)
41 2五歩(26)
42 3三角(22)
43 3六歩(37)
44 5一角(33)
45 4六歩(47)
46 1二香(11)
47 5九角(77)
48 1四歩(13)
49 1六歩(17)
50 5四金(43)
51 7七桂(89)
52 2二飛(52)
53 3七角(59)
54 3三角(51)
55 2六角(37)
56 2四歩(23)
57 3五歩(36)
58 2五歩(24)
59 3四歩(35)
60 5一角(33)
61 3五角(26)
62 3二飛(22)
63 2五飛(28)
64 2四歩打
65 2八飛(25)
66 3四飛(32)
67 3六歩打
68 4五歩(44)
69 同 歩(46)
70 3三桂(21)
71 4六銀(57)
72 4五桂(33)
73 4二歩打
74 同 角(51)
75 5五歩(56)
76 4四金(54)
77 4八飛(28)
78 4七歩打
79 同 飛(48)
80 3五飛(34)
81 同 銀(46)
82 6九角打
83 4八飛(47)
84 5六歩打
85 4四銀(35)
86 5七歩成(56)
87 4五飛(48)
88 6七と(57)
89 同 金(78)
90 3六角成(69)
91 4八飛(45)
92 4六歩打
93 3二飛打
94 4七歩成(46)
95 3六飛成(32)
96 4八と(47)
97 3二龍(36)
98 4七飛打
99 4二龍(32)
100 6七飛成(47)
101 4五角打
102 5八龍(67)
103 7八金打
104 5二歩打
105 3六角打
106 6二金打
107 5八角(36)
108 同 と(48)
109 5四桂打
110 6三金(62)
111 1一飛打
112 6九金打
113 4一龍(42)
114 6八と(58)
115 6一龍(41)
116 同 銀(72)
117 同 飛成(11)
118 7八と(68)
119 同 銀(87)
120 7九角打
121 8七玉(88)
122 8八飛打
123 9六玉(87)
124 7二金打
125 6九銀(78)
126 9四歩(93)
127 7二龍(61)
128 同 玉(82)
129 6二金打
130 投了
まで129手で先手の勝ち
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

20180925今日の一手(その759);相手の立場で考える

2018-09-25 | 今日の一手

20180925今日の一手

6月30日の名南将棋大会から、IさんとYさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。


一昨日の一手の回答

☆ 形勢判断をします。
先手の1歩得ですが後手に持ち歩があるので損得なしと見ます。
玉の堅さは金銀3枚ですから少し後手のほうが堅いです。
先手の攻め駒は55飛と持ち駒角で2枚。
後手の攻め駒は45角1枚ですが、65飛や65銀と使えます。

総合すれば互角か後手もちです。

☆ 大局観として
先手は玉の堅さの分だけ劣っているわけですが、後手玉は22銀が壁で桂を跳ねて解消したとはいえ堅くはないです。
であれば後手の45角が働くかどうかで形勢が揺れそうです。45角が働けば後手有利、働かなければ先手有利になりそうです。
当面は後手の65飛あるいは65銀を許すかどうかが課題です。飛車交換を誘って一気に終盤にするのもあるでしょうし、阻止しておくべきなのかもしれません。そこから考えていきましょう。


× 実戦は71角で

飛車が逃げて26角成ならば先手の駒得になります。当然65飛同飛同銀

後手の65銀が浮き駒だということはあるのですが、71角よりも45角が働いているので後手有利でしょう。46歩に67角成同金69飛

から終盤になり、(57金89飛成53歩42金寄82飛56歩47金55桂と進んで)

明らかな後手の1手勝ちです。


○ 先に46歩と角を追うと

72角などなら働きが悪いです。67角成同金65飛同飛同銀が勢い。61飛88飛48金

89飛成が先手にならない(47銀同玉49飛成がない)王手の受け方をすれば、駒得で銀取りも残っている先手が良いでしょう。実戦では61飛が71角に代わっているようなものです。ずいぶん違いますね。


○ 65飛や65銀を受けるならば77桂が自然な手で

ただし66歩があります。56銀同角同飛67銀

と攻められますが、67同金同歩成53銀

駒得で攻めているので先手有利です。


△ 自分から56銀もありそうですが

54歩の時には45飛同桂

45同銀には65飛とさばかれるので面白くはありません。桂を取らずに57桂成を受けるのでは不満でしょう。(先ほどの変化では77桂としてあるので65飛はありませんでした。)


△ 68金と寄せると

先手玉が少し堅くなって66歩の時に銀をかわせます。54歩59飛65銀ならば63歩同飛72角

これは先手が指しやすそう。

65飛とぶつける方でしょうか。

65同飛同銀61飛66歩58銀76銀66飛成

こんな攻防になります。先手玉が堅くなったのと76銀を追えるのでちょっと先手が指しやすいか。


△ 何か先手玉に手を入れるならば28玉のような手ですが

66歩56銀同角同飛65銀59飛

駒得なので悪くないです。

とすればやはり65飛のほうで

65同飛同銀61飛66歩46歩

67角成同金同歩成65飛成

一応は駒得なのですが、67と を使って攻められる展開になると怪しいように思います。


△ 53歩42金寄

は利かしなのですが後手玉を固めさせた感じがあります。


○ 54歩ならば

53歩成を見て相手の動きを催促しています。また後手からの54歩も防いでいますね。65飛同飛同銀

の時には53歩成同金62飛が王手銀取りになり、52歩65飛成

で銀得です。69飛には79角27角成同玉49飛成38銀

駒得は味が悪いの典型のような図ですが、金と角銀の交換です。後手の攻め駒は2枚だけですから何とかなるでしょう。26金には28玉、39竜には17角です。

後手からは飛車交換のほかには42金上くらいですが77桂

としておきます。46歩か56銀で角を殺せます。35歩ならば53角があります。66歩56銀同角同飛67銀というのも、67同金同歩成53銀

やはり反撃のほうが厳しくて、53歩成が実現すれば楽勝です。


○ 他には64歩の突き出しがあり

66歩56銀同角同飛67銀同金同歩成53銀

というのが先手よし、は77桂の変化と同じようなものです。

後手は64同飛くらいで66歩と受けておきます。

歩の位置を下げる手筋ですね。54飛から飛車交換は後手の角の位置がそれるのでまあまあです。2枚目の歩を渡したので65歩56銀の時に54歩

というのは嫌な筋ですが、45飛同桂46角61飛45銀66歩72角

飛車は失っても駒得です。後手の飛車をねらって反撃できれば十分でしょう。

61飛が62飛の場合は26角が良い手で

61飛には53桂、72飛には64桂、82飛には71角成、65飛には54銀、どこに飛車を逃げてもいじめられます。


☆ まとめ

5筋から攻める視点で見ると
実戦の53角は53の地点に利きを足していますが、65飛から飛車交換になると空振りでした。
53歩42金寄はとりあえずここまで。
54歩と垂らすのは厳しそうです。65飛から交換になった時に

53歩成から王手銀取りがあるのだと気が付けば大正解。(ただし69飛~27角成は怖いところなのですが。)

65飛か65銀を防ぐとみるならば
77桂が自然な手です。後手が1歩しかないので66歩56銀54歩、と打つわけにはいきません。66歩56銀同角以下攻められた時に

67同金同歩成53銀

まで問題図のところから読み切るのは面倒でも、一つ前の図から考えれば見つけられるでしょう。自然な手の流れで進めていって、どこかで好手を見つけるというのは考えやすいのです。
振り飛車党ならば遊んでいる桂馬を使うのが筋が良い手なのだとすぐに気が付くでしょう。

これを自分から56銀と進めると54歩があります。

後手の持ち歩の数の問題ですね。飛と角桂の交換でも65飛~69飛成を食らってはいけません。自分から動く56銀よりも、相手から66歩とさせて56銀のほうがカウンターなのです。その1手の間に有効な手を指しておけますし、後手の66歩は後の65飛~69飛成を実現させるには邪魔な駒になります。

後手の45角を追うならば46歩です。これは一本道で読みやすいのかもしれません。相手の攻めを呼び込む(47の地点が空くので気持ち悪い)のですが

銀取りで21角の攻め筋もあることを考慮すれば先手よしが読みやすいのかもしれません。


いろいろな視点があって、どれも考慮に値しそうで悩ましい局面でした。どれが本筋か悩んだ時は、相手の立場で考えるのも良いと思います。もう一度問題図で

45角は結局は67銀と交換するのだろう。→46歩で催促は望んでいるところか。(でも悪くはなかったですが)
74銀が異筋で、この銀をさばききれるか。→77桂として銀をさばかせない
中央が薄い。→71角、53角(やりませんでしたが)、53歩、54歩。
66歩がねらい。→56銀とかわしてどうなっているか。
ちょっと考えやすくなったでしょうか。(あるいはより悩んでしまうかもしれませんが。)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大山将棋問題集 20180924

2018-09-24 | 大山将棋研究
先手番大山先生の手を考えます。

第1問


チャンスがありました。
A 45歩 B 46銀 C 86歩

第2問


これで少し有利です。
A 45歩 B 65歩 C 84歩

第3問


飛車取りですが。
A 53歩 B 58飛 C 85飛

ここからは後手番南先生の手を考えます。
第4問


3筋を攻めます。
A 37香 B 37角 C 33香

第5問


これが厳しい手です。
A 27銀 B 58銀 C 48銀

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大山将棋研究(1018);向い飛車に銀冠(南芳一)

2018-09-24 | 大山将棋研究
今日の棋譜20180924
平成2年1月、南芳一先生(当時王将)と第23回早指し選手権です。

大山先生の向い飛車で

互いに急戦の変化を避けて

南先生は天守閣美濃にしました。

角筋は通したままで銀冠に組み替えです。

大山先生の45歩に南先生が反応して

隙ができたので大山先生が動きます。飛車をぶつけて交換を拒否されますが

84同飛には95角から馬を作れます。

南先生は中央に転戦しました。

3筋を絡めて桂を跳ねさせ

銀桂交換でも角をさばきます。

駒得なのですが拠点を作られて少し悪そうです。ここで大山先生は形よく銀を引いたのですが、36金が普通でしょう。

44歩を払われたら損をしています。

54歩も払われて馬を作るのですが、55銀で後手の馬を追ってから指すものでした。

44桂を打たれ、3筋を攻められて

手番は戻りますが、3筋に嫌味が残っています。

と金を捨てて飛車をさばきに行きます。

馬の交換になり

竜を作れたのですが、相変わらず3筋をねらわれています。

早逃げの39玉にも角を打ち込まれ

香の取り合いから

銀交換で馬を殺しますが

やはり3筋が危ないのです。

がりがり攻められて

守りの駒が減っていきます。

詰めろがかかるようになり

この金を打たれては受けがないです。

銀を埋めましたが

即詰みでした。

大山先生が向い飛車からうまく返したのですが、せっかくの54歩44歩の拠点を失ったのがもったいなかったです。抑え込みは好みではなかったのでしょう。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.40 棋譜ファイル ----
開始日時:1990/02/03
手合割:平手  
先手:大山十五世名人
後手:南芳一王将
後手省略名:南
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 8四歩(83)
3 5六歩(57)
4 8五歩(84)
5 7七角(88)
6 5四歩(53)
7 8八飛(28)
8 3四歩(33)
9 6八銀(79)
10 6二銀(71)
11 6六歩(67)
12 5三銀(62)
13 4八玉(59)
14 4二玉(51)
15 3八玉(48)
16 3二玉(42)
17 2八玉(38)
18 5二金(61)
19 5八金(69)
20 1四歩(13)
21 1六歩(17)
22 2四歩(23)
23 3八銀(39)
24 2三玉(32)
25 4六歩(47)
26 3二銀(31)
27 3六歩(37)
28 1二玉(23)
29 4七金(58)
30 2三銀(32)
31 5七銀(68)
32 4二金(52)
33 4五歩(46)
34 4四歩(43)
35 同 歩(45)
36 同 銀(53)
37 3七桂(29)
38 7四歩(73)
39 8六歩(87)
40 同 歩(85)
41 同 飛(88)
42 8五歩打
43 8八飛(86)
44 5五歩(54)
45 2六歩(27)
46 7五歩(74)
47 同 歩(76)
48 3二金(41)
49 8四歩打
50 7六歩打
51 9五角(77)
52 5二飛(82)
53 8三歩成(84)
54 9四歩(93)
55 8四角(95)
56 3五歩(34)
57 同 歩(36)
58 5六歩(55)
59 同 銀(57)
60 3六歩打
61 4五桂(37)
62 同 銀(44)
63 同 銀(56)
64 6六角(22)
65 5三歩打
66 同 飛(52)
67 5四歩打
68 4三飛(53)
69 4四歩打
70 3三飛(43)
71 8五飛(88)
72 9九角成(66)
73 3六銀(45)
74 4四馬(99)
75 7四歩(75)
76 5四馬(44)
77 6二角成(84)
78 4四桂打
79 4五銀(36)
80 6四馬(54)
81 4六歩打
82 3七歩打
83 同 金(47)
84 3六歩打
85 4七金(37)
86 7四馬(64)
87 8七飛(85)
88 4三歩打
89 5六歩打
90 3五飛(33)
91 7三と(83)
92 8六歩打
93 6七飛(87)
94 7三馬(74)
95 同 馬(62)
96 同 桂(81)
97 6三飛成(67)
98 3三香打
99 4八銀打
100 2五歩(24)
101 3四歩打
102 同 香(33)
103 3九玉(28)
104 3七角打
105 3四銀(45)
106 1九角成(37)
107 2三銀成(34)
108 同 金(32)
109 2八銀打
110 同 馬(19)
111 同 玉(39)
112 2六歩(25)
113 3九玉(28)
114 3七銀打
115 2九香打
116 3八銀(37)
117 同 金(49)
118 3七香打
119 同 銀(48)
120 同 歩成(36)
121 同 金(47)
122 3六銀打
123 同 金(37)
124 同 桂(44)
125 3七歩打
126 5八銀打
127 3六歩(37)
128 同 飛(35)
129 3七歩打
130 4六飛(36)
131 4八歩打
132 4九金打
133 2八玉(39)
134 4八金(49)
135 3九銀打
136 3八金(48)
137 同 銀(39)
138 2七銀打
139 同 銀(38)
140 同 歩成(26)
141 同 玉(28)
142 2六歩打
143 1七玉(27)
144 2七金打
145 投了
まで144手で後手の勝ち
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大山将棋問題集 20180923

2018-09-23 | 大山将棋研究
後手番大山先生の手を考えます。

第1問


先手の序盤に隙がありました。
A 76飛 B 85飛 C 54歩

第2問


後手有利になる順があります。
A 87歩成 B 55角 C 74歩

第3問


うまい攻めがありました。
A 63桂 B 87桂 C 54歩

第4問


手筋です。
A 85桂 B 65歩 C 55桂

第5問


確実に攻めます。
A 88飛成 B 78と C 68歩

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする