飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

宇宙関連情報: <国際宇宙ステーション>桜の種「きぼう」へ

2008-07-18 06:56:28 | 北海道衛星
<国際宇宙ステーション>桜の種「きぼう」へ 苫小牧で小中学生採取
7月16日13時51分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080716-00000012-maiall-soci

 苫小牧市内で小中学生が採取した桜の種が、今年11月に打ち上げられる米スペースシャトルで、宇宙に運ばれることになった。種は国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」で半年間保管され、再び苫小牧に戻して栽培される。採取に参加した子供たちは「無事に帰って芽を出してほしい」と期待している。

【写真特集】有人宇宙施設「きぼう」実験室 宇宙へ

 きぼうの運用管理を担う民間会社「有人宇宙システム」(東京都)が、宇宙を身近に感じてもらおうと企画した。種の採取は全国13カ所で行われ、苫小牧は市科学センターが世界で唯一、ロシアの宇宙ステーション「ミール」(01年3月廃棄)の予備機を所有していることから選ばれた。

 種の2割は宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの研究機関に提供し、無重力状態が及ぼす影響を調べるとともに、8割は地元に戻して育てられる予定。

 苫小牧の市民文化公園で12日に行われた種の採取には、市内の小中学生約30人が参加。脚立を使って樹齢約90年のエゾヤマザクラから果実をもぎ取り、ていねいに洗って果肉を取り除いた。参加した市立若草小6年、池渕朋華さん(11)は「自分の取った種が宇宙に行くなんて感動する」と話していた。【金子淳】