鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

暦のうえで「秋」来ても、酷暑、熱戦、そしてシエスタ真っ盛り

2016-08-07 12:46:39 | 日記

今からちょうど一週間前の7月最後の週末に当地で開催された「鎌倉 佐助のさんぽ市」に際しましては、酷暑の中、多くの方々が佐助の街での「さんぽ」をお楽しみいただき、ありがとうございました。

そして「さんぽ市」を経て葉月 8月最初の週末、本日7日は早や「立秋」。そしてワタシが言うまでもなく、地球の裏側ブラジル・リオデジャネイロでは4年に一度のオリンピックがスタートしました。時あたかも、本日から甲子園では全国高校野球野球選手権大会が始まります。ワタシ的には、世界的規模の「スポーツの祭典」よりも、高校球児が「根性」や「郷土愛」を胸にコテコテに闘い合う甲子園の方によりシンパシーを感じてしまいます。なにしろ、今を去ること約48年前、ワタシもコテコテの高校球児でしたから…。

あの当時、夏休みの暑い最中 朝9時から夕方6時まで試合や練習に明け暮れてひたすら白球を追い続けていました。もし今、「もう一度やってみろ!」と言われても、5分と持ちません。あの時の自分はいったい何者だったのでしょうか、本当にワタシだったのでしょうか…。

なんて具合に深まる謎を反芻しつつ、やっぱり気になるリオ五輪のこの競技。

結果はともかく、「参加することに意義あり」…。

前回のロンドン五輪では開会式をたまたま観ていたらポール・マッカートニーが出てきて歌い始めてビックリした記憶があります。今回の開会式は、陶芸教室の時間ということもあってまったく「スルー」することにしました。

思い起こせば今から3年前の2013年9月26日、Japan Times1面において、半世紀前に開催された東京オリンピック開会式の様子を伝える記事が掲載されていました。大会エンブレムもこちらのほうがいい感じ…。

52年前の1964年10月10日、当時ワタシは小学3年生。開会式の模様を伝えるNHKテレビのアナウンサーの方の第1声が「今日の主役は太陽です」と、とても誇らしげな響きだったことを覚えています。

翻って、このところちょっと外を歩くだけで気を失うくらいの酷暑が続き、限りなく「今日も主役は太陽です」…。冷たい飲み物を求めて「セブンイレブン」に立ち寄った折、なんと「サッポロ赤星」を発見、反射的に買い求めていました。

缶には「サッポロビールの歴史は今から140年前の1876年、北海道の開拓使醸造所からスタート。翌年生まれた『札幌ビール』のラベルに掲げられた赤い星は、開拓使のシンボルである北極星です」と記されています。そこはかとなく、歴史とロマンを感じます。思えば52年前に行われた東京五輪のメイン会場・霞ケ丘国立競技場にも歴史とロマンがたっぷり蓄えられているはずなのに、昨年バッサリ取り壊されてしまいました。しっかり残る「赤星」を見習ってほしいかぎりでしたが…。

常日頃、作品撮影やブログ投稿に向けて写真整理はもっぱらワタシが担当、させられています…。今回も「赤星」の写真をブログアップすべく作業を進めていた折、ウチの同居人さんが撮ったと思われる、スパイスにまつわる想いが込められた?大量の写真を発見。

擂り潰す前の色とりどりのスパイスやさまざまなテーブルシーンに合わせた使い方を収めた写真の数々。そこはかとなくスパイスの歴史とロマンが感じられるようにも思います。

されど、いきなり「ペッパ…」と問いかけられても…。


「立秋」を迎えたとはいえ、暑さはまだまだ続くとか。真夏の陽射しが差し込む窓に目を向けると眩しさに幻惑されて、リビングは真っ暗やみ!のように見えます。

ふと気がつくと部屋の傍らには、朝からシエスタ? それとも夏の暑さにダウン?、その真相はともかく、ソファに横たわる人の姿が…。

そして午前10時、やおらスクっと立ち上がり、「水泳ニッポン」を迷解説とともに応援しています。

工房のワタシは、テレビから流れる甲子園の「気配」を感じながらの陶芸作業。

そして今年もまもなく8月15日、終戦記念の日がやってきます。リオで、甲子園で繰り広げられる数々のシーンとともに、平和の尊さを想う「立秋」の朝…。







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