今からちょうど1カ月前の10月半ばといえば、まさにワタシの個展の真っ最中。陽気的にも、暑くもなく寒くもなく本当に気持ちの良い風が吹く日々が続いていましたっけ。そして、それから秋が徐々に深まり、あちらこちらから紅葉の便りが伝わって来たと思っているうちに、ふと気がつくと「立冬」を過ぎていました…。この「立冬」の頃から、ウチの工房でも朝方は石油ストーブが稼働を始めます。工房の窓越しに所どころ紅く色づき始めた里山を眺めながら、石油ストーブの炎の温もりをカラダ全体で受け止めるひと時の心地良さは、なんとも「シァワセ…」、です。
そしてこの時期の陶芸教室は、「陶芸with紅葉 in 鎌倉」の休日を楽しむ 体験陶芸 の方々が増える傾向にあります。たとえば「明日、陶芸できるでしょうか」と電話でお問い合わせいただいた場合、駅から工房までの道順もお伝えするケースが多いように思います。
たとえば、「鎌倉駅西口の改札を出て、真正面の道を紀ノ国屋さんに向かって進んでください。そしてそのまま歩き、スタバとトンネルを越えて程なく斜め右に向かうゆるい登り坂の小径を進んで…」といった具合に説明します。
駅西口から紀ノ国屋さん方面を望むと、約80mほど先に深緑色の「KINOKUNIYA」の看板が冠された紀ノ国屋さんが見えます。
そして奥の里山の向こう、トンネルを越えるとウチの工房が位置する佐助の杜と家並みが広がっています。
ウチの工房への道順を伝える上において、そして駅西口方面の方々にとって、この紀ノ国屋さんはいわばランドマーク的な存在でもあります。そして紀ノ国屋さんといえば、東京の青山、等々力、吉祥寺…といったような街に出店している、いわゆる「高級スーパー」という位置付けになっています。よって、あらためて説明する必要もありませんが売られている生鮮食料品をはじめとする商品の価格は総じて、ワタシ達庶民にとっては「高いよねぇ」と感じます。
されど、ワタシは足しげく通ってお買い物しています。たとえば…
ワタシが毎晩飲む キリン淡麗グリーンや窯焚きの際の清めのお酒は、近くのコンビニさんとほぼ同額。
普段は400円近くする牛乳も、
特売の時には、超格安のお値段で買うことができます。
そして、ウチの陶芸教室で使っている月謝袋も紀ノ国屋さんにて調達。
「かまくら社頭」さん製、10枚216円とかなりこなれた価格のこの月謝袋は、会員さんの間でも「この袋はデザインも素敵で、手触りもとても良い感じ」と評判です。
もう、お判りのことと思いますが、紀ノ国屋さんでのウチの消費形態は「安いモノだけに狙いを定める」ゲーム感覚的な買い方…ということになるのでしょうか。間違っても、「赤身まぐろ1柵2000円」には手を出しません。というか、手が出ません。駐車場も完備しているし、心おきなく「特売ツアー」に没頭できます。
ふと今、思い出したのがこの巻き寿司のパック。
夕方6時半を過ぎると、紀ノ国屋さんの御惣菜コーナーの商品が軒並みディスカウントされ、運がよければ「半額」!ということになります。ウチの同居人さんはこの「半額」!にめっぽう弱く、駅方面での買い物の後に立ち寄って「また、買ってしまう…」と二ガ笑いしながら、レジに向かうこと数限りなく。
さりとて、この紀ノ国屋さん夕刻のディスカウントセールはかなり知り渡っているようで、夕方6時半近くになると お惣菜コーナー付近にはきちんとした身なりのご婦人方がシズシズと、そして好物を求める回遊魚の如く集まってきます。ウチの二人もその潮の流れに身を任せながら「半額」に目を凝らします…。
そして、意外と知られていないのですが、紀ノ国屋さんの地下フロアのトイレに至る階段が「ステキ」です。
コンクリート打ちっぱなしの階段の壁面に懸けられたモノクロ写真が、とてもクールなムードを醸し出しています。
おりしも今朝、上記のような感じで「紀ノ国屋さんにまつわるテーマでブログを作ろう」と思いながら、いつものように作陶のお供でもある 文化放送「くにまるジャパン」を聴いていました。その折、ワタシと同世代の野村邦丸アナとコラム二スト・えのきどいちろうさんが、紅葉の便り満ちあふれる秋の朝からいきなり「熟年世代のオムツ事情」について熱く語り合っていました。
聴くところによると、今年は「軽失禁元年」なのだとか!?。番組の中で「ボクたちは老人の初心者」「かつての『俺たちのカーライフ』のように『俺たちのオムツライフ』を明るく語れるように…」というような、きわめて前向きな話に終始した約30分。それにつけても「軽失禁」という言葉の字つら、と響きはけっして良くありません。そこで、えのきどさんは「軽失禁というカラダの状況を『ノッコン』と言い変えたら良いのでは…」、と。この秋はラグビーが盛り上がったことから、ラグビーで ボールを前に落とすという反則の「ノッコン」を 失禁とダブらせたものとか。この『ノッコン』、かなり、いい線ついていると思います。この提案に対して邦丸さんは賛意を示し「えのきどさん、この『ノッコン」をさらにもっと掘り進めてね」と珍しくきわめて前向きになっていましたっけ。
鎌倉の紀ノ国屋さんのトイレへの導入が「ステキ」というコトから、思わぬ方向に話しが進んでしまいましたが、えのきどさんが今朝 提唱した「ノッコン」は実に多くの示唆に富んでいるように思います。それはあたかも、「身に降りかかるものは あくまでもしなやかに受け止めて けっしてリキまず」の如く…。
それにつけても、いつの間にかカラダの「ノッコン」を真摯に語り合える年齢になってしまいました…。
紀の国が 希の国になる 秋の空…。
そしてこの時期の陶芸教室は、「陶芸with紅葉 in 鎌倉」の休日を楽しむ 体験陶芸 の方々が増える傾向にあります。たとえば「明日、陶芸できるでしょうか」と電話でお問い合わせいただいた場合、駅から工房までの道順もお伝えするケースが多いように思います。
たとえば、「鎌倉駅西口の改札を出て、真正面の道を紀ノ国屋さんに向かって進んでください。そしてそのまま歩き、スタバとトンネルを越えて程なく斜め右に向かうゆるい登り坂の小径を進んで…」といった具合に説明します。
駅西口から紀ノ国屋さん方面を望むと、約80mほど先に深緑色の「KINOKUNIYA」の看板が冠された紀ノ国屋さんが見えます。
そして奥の里山の向こう、トンネルを越えるとウチの工房が位置する佐助の杜と家並みが広がっています。
ウチの工房への道順を伝える上において、そして駅西口方面の方々にとって、この紀ノ国屋さんはいわばランドマーク的な存在でもあります。そして紀ノ国屋さんといえば、東京の青山、等々力、吉祥寺…といったような街に出店している、いわゆる「高級スーパー」という位置付けになっています。よって、あらためて説明する必要もありませんが売られている生鮮食料品をはじめとする商品の価格は総じて、ワタシ達庶民にとっては「高いよねぇ」と感じます。
されど、ワタシは足しげく通ってお買い物しています。たとえば…
ワタシが毎晩飲む キリン淡麗グリーンや窯焚きの際の清めのお酒は、近くのコンビニさんとほぼ同額。
普段は400円近くする牛乳も、
特売の時には、超格安のお値段で買うことができます。
そして、ウチの陶芸教室で使っている月謝袋も紀ノ国屋さんにて調達。
「かまくら社頭」さん製、10枚216円とかなりこなれた価格のこの月謝袋は、会員さんの間でも「この袋はデザインも素敵で、手触りもとても良い感じ」と評判です。
もう、お判りのことと思いますが、紀ノ国屋さんでのウチの消費形態は「安いモノだけに狙いを定める」ゲーム感覚的な買い方…ということになるのでしょうか。間違っても、「赤身まぐろ1柵2000円」には手を出しません。というか、手が出ません。駐車場も完備しているし、心おきなく「特売ツアー」に没頭できます。
ふと今、思い出したのがこの巻き寿司のパック。
夕方6時半を過ぎると、紀ノ国屋さんの御惣菜コーナーの商品が軒並みディスカウントされ、運がよければ「半額」!ということになります。ウチの同居人さんはこの「半額」!にめっぽう弱く、駅方面での買い物の後に立ち寄って「また、買ってしまう…」と二ガ笑いしながら、レジに向かうこと数限りなく。
さりとて、この紀ノ国屋さん夕刻のディスカウントセールはかなり知り渡っているようで、夕方6時半近くになると お惣菜コーナー付近にはきちんとした身なりのご婦人方がシズシズと、そして好物を求める回遊魚の如く集まってきます。ウチの二人もその潮の流れに身を任せながら「半額」に目を凝らします…。
そして、意外と知られていないのですが、紀ノ国屋さんの地下フロアのトイレに至る階段が「ステキ」です。
コンクリート打ちっぱなしの階段の壁面に懸けられたモノクロ写真が、とてもクールなムードを醸し出しています。
おりしも今朝、上記のような感じで「紀ノ国屋さんにまつわるテーマでブログを作ろう」と思いながら、いつものように作陶のお供でもある 文化放送「くにまるジャパン」を聴いていました。その折、ワタシと同世代の野村邦丸アナとコラム二スト・えのきどいちろうさんが、紅葉の便り満ちあふれる秋の朝からいきなり「熟年世代のオムツ事情」について熱く語り合っていました。
聴くところによると、今年は「軽失禁元年」なのだとか!?。番組の中で「ボクたちは老人の初心者」「かつての『俺たちのカーライフ』のように『俺たちのオムツライフ』を明るく語れるように…」というような、きわめて前向きな話に終始した約30分。それにつけても「軽失禁」という言葉の字つら、と響きはけっして良くありません。そこで、えのきどさんは「軽失禁というカラダの状況を『ノッコン』と言い変えたら良いのでは…」、と。この秋はラグビーが盛り上がったことから、ラグビーで ボールを前に落とすという反則の「ノッコン」を 失禁とダブらせたものとか。この『ノッコン』、かなり、いい線ついていると思います。この提案に対して邦丸さんは賛意を示し「えのきどさん、この『ノッコン」をさらにもっと掘り進めてね」と珍しくきわめて前向きになっていましたっけ。
鎌倉の紀ノ国屋さんのトイレへの導入が「ステキ」というコトから、思わぬ方向に話しが進んでしまいましたが、えのきどさんが今朝 提唱した「ノッコン」は実に多くの示唆に富んでいるように思います。それはあたかも、「身に降りかかるものは あくまでもしなやかに受け止めて けっしてリキまず」の如く…。
それにつけても、いつの間にかカラダの「ノッコン」を真摯に語り合える年齢になってしまいました…。
紀の国が 希の国になる 秋の空…。