浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
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『侯爵を結婚させる方法』 & 『密会はお望みのとおりに』 を読んでみた♪♪

2017年10月13日 | ロマンス・複数作家

『侯爵を結婚させる方法』は、久々のローラ・リー・ガーク。 『密会はお望みのとおりに』 は、初めてのクリスティーナ・ブルック。 どちらもシリーズの1作目。たまたまですが、設定が似てます(笑)。どちらもヒーローの「人生再生物語」(笑)で、ヒロインはどちらも未亡人です。 

どちらのヒーローも放蕩者のレッテルを貼られてますが、根はまじめ。そんなヒーローがヒロインを得るために更生して行くお話です。(2冊を続けて読んだので話が混ざらないが心配でしたが、大丈夫でした(笑)。)

『侯爵を結婚させる方法』の舞台はイギリス。ヒーローはタイトル通りの侯爵。そしてヒロインはアメリカ人の資産家。(このシリーズは、ヒーローはイギリス人、ヒロインはアメリカ人で行くらしい。)ヒロインはリサ・クレイパスの『壁の花シリーズ』のボウマン姉妹と同じく、爵位あるイギリス人と結婚するためにアメリカから渡英。ただ失意のうちに結婚生活は終わります。そのためアメリカ女性が失敗しない様、彼女はアメリカ人女性とイギリス人男性との結婚仲介人になります。

そしてヒーロー。放蕩者です。ただこちらはヒーローの父の公爵が酷過ぎて、そりゃぐれたくもなるわな。でしたが、さすがヒロイン。そんなヒーローを目覚めさせて、自分の人生を生きる気力を持たせます。

さすがローラ・リー・ガーク、グイグイ読めます。この本は、彼女にはめずらしく(?)MIRA文庫からの出版で、現在シリーズ3冊目まで出てます。 (2巻目先日ゲットしたので、図書館から借りてるスーザン・イーノックの『情熱の炎に捧げて』を読んだら読む予定(笑)。)

『密会はお望みのとおりに』 は、《婚姻省》シリーズと言う、珍しいシリーズ名。シリーズ1作目はRITA賞のファイナリスト作品。今、2冊目まで二見書房から出てます。で、こちらは結婚するのにこの《婚姻省》なるものが暗躍します(笑)。 この《婚姻省》、名門のが一族が良い結婚をするよう創設された一族の当主たちの集まりです。なので結構酸いも甘いも噛み分けた…感があるのに、ヒロインの最初のだんなの男爵は最低だったし、どんな調べ方してくっ付けてるねん!と疑問。他の人たちを圧倒しているが実は良い人な後見人の公爵、大して見る目がなくガッカリ(笑)。

ヒーローは、過去の女性がらみの事件からグレてます。でも読んでるとその前から結構やんちゃ。なのでその当時、疑われても仕方なかったんちゃう?と思いますが、若いからか疑われたことに傷付いて親子の不和に。でもこ奴、この時もヒロインとのある場面でも、全く理由を話さない。なのに誤解されると怒るしな。 親子の不和も、せめて説明くらいして、その後で拒絶されたら初めてグレても良いんちゃうん?と思ってしまって、『侯爵を結婚させる方法』よりは評価が低し(笑)。でもヒロインはすごく頑張るし、最後はオバカップルになってて楽しいです(笑)。

あ、それと、ヒロインの夫の男爵を落とし入れようとしていた幼なじみのアダム。彼は一体何がしたかったん?幼なじみとは仲良かったと思うんですが、だました真の要因が判らず。事件を起こすためだけに出て来たのか?今一つ彼が判らない★ 

でも両方とも良作でした。幸せ~♪

 

 

先日、『国宝展』に行って来ました。何を血迷ったのか(笑)、連休のなか日に行ってしまい、70分待ちに★ でもそれだけ外で待たして人数調整していただいたので、中では結構ゆっくり見れました♪ 展示作品は入れ替え制だったのですが、見たかった『火焔型土器』が見れました!感動♪ ただもう一つ見たかった金印(漢委奴國王(かんのわのなのこくおう))はまだ展示されてませんでした★ でもそのレプリカは売ってたんです!が、悩んで買わずに今後悔してます…××(曼荼羅の下敷きなんか買ってる場合じゃなかった(笑)。) …買いに行って来ようかな。

あ、久々の博物館だったのですが、新しい建物になっててビックリ★ 上の階から見て回る建物に変わってました。そして公式キャラとして「トラりん」なる虎のマスコットが登場!炎天下の待ちの間に着ぐるみで登場してくれて、サービス精神旺盛ですごく良かったです♪ 体がグレーで顔が可愛いだけじゃないのは、「尾方光琳」の描いた虎をモチーフにしているからだそう。

画像は、博物館でもらった毎日新聞(笑)。



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