浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

とっても残念★ 『もしも願いがかなうなら』 by ジュディス・マクノート

2017年04月23日 | ジュディス・マクノート

2編収録のMIRA文庫刊です。ヒストリカルとコンテンポラリーの2作で、それぞれが長編のスピンオフ。

『綴られし乙女の祈り』 せっかくの待ちに待ったニコラス・デュヴィル主役のお話…なのに!なんですか、このお話は。ほとんどニック登場しないし、ロマンスもないに等しい。ヒロインを誤解したニックが、怒ってるってだけ★ あのニックを、無駄に消費するだけなんて、ありえない(笑)。 誤解の解かれ方も、手紙だけで大丈夫なのか?その手紙が創作って、疑われない? ミステリーの読み過ぎだからか、日付なんてどうとでもなるし、そんなんでニック信じる?って思ってたけど、ニックはあっさり信じました(笑)。 楽しかったのはエピローグで、ウエストモアランド兄弟が今までのうらみ(?)を晴らすために、ニックに意地悪しているシーンくらいです。残念。

そしてもう一つの短編、『君にめぐり逢うまで』。 あっさり結婚していた、『君といたあの頃に』のヒロインの妹の話で、こちらが先に出版されてた模様。 こちらも全然楽しくなかった~★ ヒロイン、素直じゃないからヒーローに全然響かないし、そんなヒロインに感情移入出来ず★ さらにヒーローのおばあちゃんも邪魔するし、ヒーローは可愛いのに詐欺紛いなことして、人格下げるし。イライラしながら読みました。こちらは残念と言うか、いらんと言うか(笑)。

 

今は、J・R・ウォードの『漆黒に包まれる恋人』を読んでます。分厚い(笑)。

 

 

こないだから、大文字山に登ろうと意気込んで行くのですが、途中でリタイア★ 先日は途中で下山して、今日は、ふもとから大文字山の頂上を目指さず、毘沙門の方へ抜けました。何がアカンにゃろう…。 全然痩せへんし…(笑)。


またまたのジュディス・マクノート(笑) 『君といたあの頃に』 ♪♪

2017年04月15日 | ジュディス・マクノート

おいおいって言うくらい、ジュディス・マクノート読み続けてます(笑)。 今回は、MIRA文庫の上・下巻。 今回は、今作のヒーローのライバル実業家としてマット・ファレルは名前のみ出演してました(笑)。

で、本作ですが、ヒーロー&ヒロインはとても良いし、ロマンスも良いと言えば良いのですが、どうもチグハグ感が多くて…。 

不要に長い家族の過去話。元は低い身分出のヒロイン義母なのに考え方が上流っぽい。ヒーローの過去の苦悩があっさり片付く。ヒーローが未成年を妊娠させたと聞いたときに、事実を知っているのに反論しないヒロイン。ヒーローが人妻と関係があったことはナシになってる。ヒロインの妹と、学校の人気者とのロマンスも過程の記述もないまま結婚してる。ヒーローの学生時代の恋人との結末も判らない。動物大好きのヒロイン、動物苦手のお父さんが亡くなっても何も飼ってない。ヒーローもあんなに動物好きだったのに、こちらも何も飼ってない模様。ヒーローがヒロインの誕生日に贈ったぬいぐるみはどうなった?ヒーローの彼女は?等…。 

そして取って付けた様な、ヒロインの元婚約者の登場★ ありえないくらい軽いキャラとエピソードで、唖然。こんな奴が何でみんなに支持されてたのかも理解不能。 などなど、色々細かい所が引っかかる今作です(笑)。

そしてヒーローの心情の変化がどうも今一つ判らない。急に陽気になった感で、恋に落ちたヒーローはとっても可愛かったのですが、過程が飛んでる感じでそこが残念★ どうでも良いエピソードは多数あるのに、知りたい話が抜けてて何だかなぁ…でした。…それでも結構気に入ってたりするんですが(笑)。   

どうでも良いですが、ヒーローの名前がコールで、ヒロインの継妹がコーリー。良く出て来る名前が似ているので、たまに混乱する(笑)。何で似た名前を付けるんだ!と思うのですが、アルファベットだとスペルが違ってて、カタカナより理解しやすいのかも…ですが。

 

 

先日は妹と、『池田理代子 50周年記念展』に行って来ました。サイン会には参加出来ませんでしたが(50名までで、52番だった…★)、トークショーは参加出来ました♪ 先生はとても気さくな美しい方でした。 

それより何より(笑)、カラーイラストがあまりに綺麗で、会場で長々と見入ってしまいました。堪能…。(午前中2時間、トークショー後1時間くらい滞在(笑)。) ちなみに『ベルばら』だとアンドレ好き(笑)。でも私の永遠の憧れは、『エースをねらえ!』の藤堂さんです!!(笑)。

あ、映画『ズートピア』を見ました。とっても楽しかったです!ニック好き~♪


ノアだよ(笑)。『 夜は何をささやく 』 by ジュディス・マクノート ♪ & 『はかなく散った夢』

2017年04月09日 | ジュディス・マクノート

ジュディス・マクノートの『 いつも君を守るために 』にコートニーのお兄さんとして、名前のみ登場したノア・メートランド。気になって探したら、コンテンポラリーのシリーズの3作目でした★ (デビュー作の『言えないことば』はスピンオフではないので数に入れず。) この作品には、ほぼ全ての作品に名前が出て来る、『パラダイスを君に』のファレル夫妻は登場しませんでした(笑)。

今回もいつも通り面白かったです♪ 今回もクライム物です。そしていつも通り、後半でヒーローに激昂されるヒロイン(笑)。ビックリは、ヒロインがヒーローに激昂される原因を作ったのが、『いつの日にか君と』でも、ヒーローがヒロインに激昂する原因を作ってたFBI捜査官でした★(名前覚えてなくて、捜査官自ら告白していて初めて気付くと言う…(笑)。) そしてヒーローにも言われてましたが、本当の犯罪者を逮捕出来ているのでしょうか、彼(ポール)は(笑)。

前作の『いつの日にか君と』から5年後のお話だそうですが、実際の出版も5年後でした。前作では、当て馬としか思えない扱いのポールでしたが、今回はノアがヒーローと判ってなければ、彼がヒーローかと思う程最初からずーっと出てます。逆にノアがしっかり登場するのは200ページ近くなってから。遅っ★そして今作では、ポールもヒーローもどきになってます(笑)。なのに勘が悪いのか、人を疑ってかかる性分だからか、自滅しかけてるのが可愛い♪…と言う訳で今作もロマンス2本立て!…3本か? 

ノアは40歳。ヒーローとしては、なかなかの年齢です(笑)。妹のコートニーとは25歳差!コートニー、今作では、かなりなとんが方です★ 『いつも君を守るために』でも問題児ぽかったですが。(IQが高過ぎだからかな。)ヒロインがパーティーでノアに妹をダンスに誘う様に伝えるところが好きです♪ ちなみにヒロインは30歳の警察官です。で、ノアは離婚経験があるのですが、その間のこととかは皆無なのでもうちょっと何かエピソードが欲しかったなぁと。ノアの情報少な過ぎ!ま、本筋が今まで会った事がないヒロインの父親家族との再会と犯罪がメインだったから仕方ないのかな。

ダイアナ・パーマーの『はかなく散った夢』も読みました。こちらは、今まで色々出て来たデッドアイのロークがヒーロー。ヒロインも過去に出て来てました。で、ロマンスですが、前半は良かったのですが、ロークの記憶の失くし方がご都合主義的なところがちょっと…。そこだけ忘れてる?でした(笑)。 あと、長いとやっぱり同じことの繰り返しになる最近のダイアナ。似たような文章が多々出て来ます★そして相変わらずヒーローの暴言はちょっと常軌を逸してますが、これはいつものとこだし、ダイアナ作品の中では、ま、許容範囲ギリギリかな(笑)。

それより、過去の登場人物が名前だけでなくしっかり登場していてビックリしました。キャッシュ・グリアとテッピー夫妻がダンスシーンで登場するだけでなく(笑)、ヒロインと暮らします!他にも多数出て来て整理がつかないと言うか記憶が追い付かない(笑)。 グリア夫妻の子供はまだ3歳★ 彼らの話『愛に裏切られても』から、かなり経ってる感ですが(笑)。 コパーとルイーズのコルトレーン夫妻も出てますが、ルーが妊娠後期だそうです。『婚約のルール』から何年後の設定なんでしょう、この作品。他にも多数のカップルが妊娠・出産します!何とキャッシュは子供を授かるために『精力増強剤』を使用した模様(笑)。さすがアメリカ? あ、ロークの子供もコパーの子供もジョシュアです。

あ、文中に、赤ちゃんを「ベビーシートにくくりつける」って訳がよく出て来るのですが、「くくりつける」って所が引っかかる★

K.C.カンターがこんなにはっきり登場したのも初めてでは? まあ、ダイアナ本、再販が多数あってどれが新作なのか判らず、最近読めてない作品が多々あるのですが★ (ハーレクイン社、装丁変えて出して来るから、新作なのか再販なのか判らなくて★) 全作記憶も出来ないし。 それは置いといて、この作品で過去作品が喚起されたので、今ひっぱり出して来て再読してます。大変です!10作品くらいは再読しないと(笑)。 どの作品に出てたのかも記憶にないカップルもいるから、まずは探すとこから(笑)。

 

 

今、ちょっとした『 X-MEN 』熱に浮かされてます(笑)。正確にはウルヴァリン=ヒューにですが。彼、ソフト「クリント・イーストウッド」みたいで、素敵です♪ 特典映像で彼のトレーラーハウスに入って行くシーンがあって、そこには奥さんとお母さんらしき人と3人でいたのですが、彼が赤ちゃんに哺乳瓶で授乳してました。可愛過ぎ~!!キュンキュンです♪♪  映画の話自体も気に入ってます。ただ3作目でアイスマンがなぜ三角関係を作ろうとしたのか疑問★ これから他の派生作品も見る予定。

 ※画像は、カンボジアで撮った『菩提樹』の花です。日本語の上手な現地ガイドの人に教えてもらいました♪ 菩提樹を見てみたかったので、嬉しかったです。 …でもネットで見た菩提樹の画像とは全然違う★ 本当は??

 

 

 

 


サイドロマンスにメロメロ(笑)。『 いつも君を守るために 』 by ジュディス・マクノート♪

2017年03月16日 | ジュディス・マクノート

読み進んでます、ジュディス・マクノートのコンテンポラリー作品群(笑)。ヒストリカルにはまる前に読み終わってたので、ブログで書く順が逆になりましたが。

今回は、1作目(『パラダイスを君に』)に出て来たヒーローの運転手兼ボディガードのジョー・オハラが出て来ます。ストーカー被害にあっているヒロイン(舞台女優)にファレル夫妻から貸し出された様ですが、ヒロインとファレル夫妻との関係はよく判りません(笑)。

上・下巻のこのお話。上巻の半分くらいまで、ほぼヒロインの夫の失踪事件のみのお話。謎の大富豪、バレンテがどうもヒーローらしいのですが、ほとんど絡みなく進むので「これほんとにロマンス小説?」と思っていたら、後半一気にロマンス色に!謎のヒーローの正体も判り、ラブラブモード一直線(笑)。ただ真っ直ぐ感満載で、感情その他全てが直球。それはそれで清清しいのですが、ロマンスの進行としてはちょっとだけ簡単過ぎて物足りない(笑)。

その点、サイドロマンスと言いますか、セカンドカップルと言いますか(笑)。失踪事件を追っている警察側に、思ってた以上のロマンス色♪♪ 回転鋭い頭脳の持ち、且つ公平な警部補と、新米刑事のロマンス。こちらにメロメロです(笑)。

年の差もあり(ヒーロー40代半ば、ヒロインは33歳)、特に警部補は、以前に女性で痛い目を見た模様。なので同じ職場でもあり、ヒロインと恋愛関係になることに二の足を踏んでます。ヒロインのサム(サマンサ)は6人の兄がいて(すごっ★)、男性に対してはそれなりに免疫力あり。なのに警部補に惹かれて行くと言う…。徐々にロマンスが進行するのって良いなぁ~。

あ、サムの兄たちですが、数人がアメフト関係で有名人らしい。実父(死亡)もアメフトの名コーチだったとか。兄達は全員体育会系だそうです(笑)。で、新パパは、上院議員だそうです★

主要なキャラとして、コートニー・メイトランドと言う16歳の女の子が出てくるのですが、彼女のお兄さんが有名人らしい。ノア・メイトランド。ノアと聞いてとっさに思い出したのは、FBI捜査官のノア。でも作者はジュリー・ガーウッド(笑)。(でも『 いつも君を守るために 』 にもブキャナン登場(笑)。弁護士ですが。) 

でノア・メイトランドですが、この本文での取り扱われ方だと絶対どこかに出てたはず…、と思い出そうと頑張りましたが無理だったので(笑)、ネットで調べたところ、新潮文庫刊の『夜は何をささやく』で、ヒーローだったらしい。 『パラダイスを君に』 の5年も前に出てたので、無関係かと思ってました★ どうも『いつの日にか君と』の次に当たる模様。 読まねば!

ストーカー話は、取ってつけた感じの解決でした(笑)。失踪事件を複雑にするためだけのエピソードだったらしい。なので無くても良いかと(笑)。それより犯人、ちょっとおかしくなってたのが何だかな、でした。精神科医、殺されずに捕まって欲しかった!こ奴が一番嫌いかも。サイテー★

 

今は、《 イヴ&ローク 》 41『孤独な崇拝者』を読んでる途中です。半分くらいまで読んで、今のところ普通(笑)。イヴとロークの絡みが少ないからかな。

 

今日は娘と二人で、水で貼れる窓用フィルムを頑張って貼りました(笑)。光が当たると、模様が虹色にキラキラ光ります♪ 2階の寝室と娘の部屋、1階の表側と、側面の計5枚。本当はもっと貼るつもりだったのですが、購入したフィルム、3種類のうち1種類が透明度が高くて目隠しにならず、使用を断念★(他での使い道を考えないと…。) そして、また注文しないと…★

 

 


『君に鼓動をかさねて』 by ジュディス・マクノート★

2017年02月06日 | ジュディス・マクノート

ジュディス・マクノートのコンテンポラリーの3作目。『パラダイスを君に』『いつの日にか君と』(どちらもヴィレッジ刊)に続く『君に鼓動をかさねて』(こちらはMIRA文庫刊)を読みました。今回も上下巻でしたが、前作に比べると薄め。二見書房だったら1冊にしたかも…くらいのページ数(笑)。 

今回も、前作同様、前2作の作品の主役カップルがヒーローの友人として登場します。そう言うのは好きなのですが、前回もちょっと思ったのですが、今回のヒーローは今までの作品には全く出てません。それを言えば『いつの日にか君と』のヒーローも、前作の『パラダイスを君に』には出て来ません。それに加えて、前作『いつの日にか君と』では、ヒーロー(ザック)の友人は、『パラダイスを君に』のヒーロー(マット)だけ…と言う書き方だったので、作品が出る度に友人が増えて行く不思議感があります(笑)。前作にちょっとくらい顔出してくれてれば、納得行くのですが…。

で、今作の『君に鼓動をかさねて』ですが、今までで一番アカン感(笑)。主役二人は魅力的だし、最初のロマンスに発展する辺りは良い感じです。あと息子と共にいるヒーローのシーンはお気に入りではあるのですが、如何せん脇キャラの描写が中途半端。突如現れるサイコパスの甥っ子。そんな兆候あったか?そしてヒロインの元婚約者は二面性がある嫌な奴だそうですが、それもあまり上手く描かれてないので、今一つ盛り上がらない。他にも検事さんとか神父の叔父さんとか主要キャラが出て来ますが、どうもそんなに好きになれなくて長い割りに私は盛り上がらなかった…。残念★ 次作に期待(笑)。

 そしてやっぱり読む(笑)キャシー・ウィリアムズ!今回は『百本の薔薇に抱かれて』。未読の彼女の作品は、入手すると即読んでしまいます(笑)。今回は、出だしのヒロインの行動が好きになれなくて、久しぶりにダメかも…と思ったのですが、数ページ読み進んだら楽しくなりだし、結局一気読みしました(笑)。

次は、ジュリー・ガーウッドの『きらめく翼に守られて』を読む予定。間で《 イヴ&ローク 》シリーズ再読しております。今は32巻(笑)!

 

明日はとうとうスーパーボール!!ドキドキ…。ペイトリオッツのファンではありますが、おととし優勝したことですし、今期はファルコンズのマット・ライアンに花を持たせてあげても良いかも…と言う感じなので、今回は切迫感なく見れます(笑)。とにかく良い試合を楽しみにしております♪ これで今期のアメフトが終わるのかと思うと寂しいです…。録画してある過去の試合を再視聴することになるんだろうなぁ…(笑)。

画像は、ミニヘルメットとここ数年冬になると愛用している帽子♪ この帽子を着用していてアメフトのチーム『ペイトリオッツ』と理解してくれた人は今までで3人(笑)。 昔、テレビでアメフトを観戦していたと言う職場の人と、大学でアメフト部に入部している学生さんと、子供の少年野球チームで出会ったお父さん(アメリカ人)のみ…。ちょっと寂しい★