浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

『真昼の復讐者』 BY ノーラ・ロバーツ … ★

2017年12月07日 | ノーラ・ロバーツ

《 イヴ&ローク 》シリーズロス(笑)で、借りてしまったノーラ・ロバーツ。読み終わってから、この作品が2007年のベストロマンティックサスペンス受賞作(ロマンス小説ファンのウェブサイトにて)と判明。ビックリ(笑)。

ロマンス的には、ヒロインの警部補=交渉人が、仕事も大変な上に、私生活もシングルマザーだったり、過去のトラウマだったりと諸々めちゃ大変★その上、気持ち悪い性格の巡査が絡んで来ていて、それもスカッと解決しないからイライラするし。ヒーローは、ロトだったか宝くじだったかでお金持ちになった人。すごく良く出来た人。でもヒロインに一目惚れに近い状態で始まったので、それだけで私にはマイナス(笑)。で、ロマンスはそんなに盛り上がらなかったなぁ。

事件もな、犯人が何の伏線もなく急に出て来るから元ミステリファンとしては、おいおいです(笑)。上記の巡査が何となく話しに絡んでは来るけど、中途半端。ヒーローとヒロインの家族との事業話もその時限りだし。 何か個人的には今一つ★でした。

ただこんなに何も感じないのって、年取ったのかな…と、ちょっと不安になりました★ でも、他の本では感動してたので、大丈夫でしょう(笑)。

 

あ、ナリーニ・シンのチェンジリングシリーズの5冊目(『封印の獣と偽りの氷姫』)をゲットしたので再読してたら、ヴァシックやらジー・ゼンやら出て来ててビックリ(笑)。どうもメインのロマンスの進行が気になる余り、読み飛ばす癖がありまして。なのでこのシリーズみたいに、ロマンス以外の世界がしっかり書かれている物だと、再読しないと世界観がきちんと掴めてないことがおこる。…なので私には再読が大事(笑)。 一度、きちんと最初からこのシリーズ読もうかな。ほぼシリーズ揃ったし。

 

 

もう12月ですが、まだ部屋のディスプレイがハロウィンのまま(笑)。フリマで残った荷物の整理もあるし、12月は仕事も忙しい★ (フリマに持って行っていた昔のコミックは、全然売れませんでした…。誰も見てくれない。頑張って読んだのに(笑)。) 暖房器具やトランポリン(!)、子供のおもちゃは売れましたが、服は全然ダメで、結局難民支援に送りました。役立つと良いな。(送料はこちら持ちなので、7000円程の持ち出し(笑)。)

今年のNFLは、今まで下位だったチームが上がって来ていて、面白いです。NBAのクリス・ポールがヒューストン・ロケッツに移籍。今年こそ、勝ち上がって欲しい…。

BSーNHKの番組、「ちょい住み」シリーズが気に入ってます。楽しい♪


忘れていた(笑)。  『サンタがママを連れてきた』 by ノーラ・ロバーツ 他

2016年01月12日 | ノーラ・ロバーツ

クリスマス辺りに借りてみたハーレクイン文庫の短編集『聖なる夜の物語』(3話収録)。 

一話目のノーラ・ロバーツだけ、去年読み終わってましたが、感想書くの忘れてました(笑)。 内容は、父子家庭の双子の男の子が、クリスマスプレゼントにママをお願いするお話(ざっくり?(笑))。さすがノーラ・ロバーツでサクサク読めました。双子も可愛いし♪ ただこの短編集、どの作品も家族愛とロマンスを書いていて、それは悪くなかったのですが、やっぱりロマンス色は薄くなるかな。 なので、ちょっと物足りないかも。 他の作品はエリザベス・オーガストの『永遠の贈り物』とバーバラ・ボズウェルの『クリスマス大作戦』。この2作品は今日読み終わりました。 

『永遠の贈り物』。過去に酷い目にあったヒロインが、一人で生きて行く決心をして田舎町で暮らしているんですが、このヒロインが超後ろ向き(笑)。ヒーローをことごとく拒否しながらも、ヒーローの態度にいちいち傷ついてます。短編なのに、何度同じ様な悲観的な心情が出て来たことか!うっとしい(笑)。しつこいですが、短編なのに(笑)同じ心情の繰り返しって、どんだけ手を抜いてんねん!って思ってしまった。書くことないの?ヒロインの境遇も何だかな、本当は正当防衛なのに罪に問われて服役ってな。やだやだ。暗い。 

『クリスマス大作戦』は、子供達が可愛かったです♪ 何と総勢8名。ヒーロー、ヒロイン共、結婚相手と6年前に死別。それぞれ4人ずつの子持ちと言う設定。(かなりな多産家系だな、二人共)。ただヒーローがどうも思い込みが激しい、猪突猛進型。女性差別的でもあります。ヒロインははっきりしてるのかと思いきや、ヘナヘナする場面が多々あって二人とも残念でした。 ま、さっと読むには良いのかも。

後、この間感想書いたばかりなのですが、『愛の陰影』(このタイトル何かすごくない?)。気になってた点があったのを思い出したので、取り敢えずそのことを…。

まず舞台の中心は、「パリ(フランス)」です。まだフランスもルイ15世を中心した貴族社会の時代。主人公のヒーローはイギリス貴族です。で、ヒロインはフランスの伯爵の娘です。言葉は多分英語で進んでるはず。でもフランスの貴族との会話はフランス語??判りません★ それと、ヒロインの実の父親は、サンヴィール伯爵なんですが、ヒロインの叔父さんも、たまにサンヴィール伯爵と呼ばれてたりする。全く同じ称号です。同じ称号使うのって可能なのでしょうか?知識が無さ過ぎて理解が及ばず。文中、どちらを指しているのか判らず、混同してしまって困りました。(もしかして、単に訳の間違いとか?)  あと、ヒーローの公爵、過去に、ヒロインの父(フランス人の伯爵)の妹に求婚してるのですが、断られてます。私の認識だと公爵はかなりな地位(王に次ぐ位だったかと。王族の親族系とか)だと思ったんですが、フランスだと扱いが違うのかな? 難しい…。

で、前回 ローラ・リーを読もうと思っていると書いたのですが、『青の炎に焦がされて』をパラパラと再読していたら、ちょっと今読みたいのと違うかな(笑)ってなって、良く考えたら、ジョージェット・ヘイヤーまだ持ってるのを思い出したので、そちらを読むことにしました。(『愛の陰影』のヒーローの子孫の話(『悪魔公爵の子』))。 

…と、思っていたら、予約していた J・D・ロブ の『 偽りの顔たち 』が来たので、今はそっちを読んでます(笑)。サクサクです♪ もう300ページ超えました。 マクナブのプロポーズもどきがあったよん♪ めずらしく裏表紙のあらすじ等は読まずに、直で読み出したので、イヴが解決した事件の映画製作!っと ビックリ&ワクワクでした。 まだ途中ですが、楽しいです♪ 次回はその感想など…。

 

話は全然変わりますが、日曜日、【京都国際マンガミュージアム】にてながやす巧氏( 『 愛と誠 』を描かれた先生です♪ )のサイン会に行って来ました!ものすごく素敵な方でした♪♪ 握手して頂いた上に、一緒に写真も撮らして頂きました♪ そして展示してある美しい鉛筆画等も拝見して来ました。 幸せ…♪ 

併設されている喫茶室の壁には、いろいろな漫画家さんの直筆イラストが描かれているのですが、ながやす先生は自画像を描かれていました。それがまたすみっこにひっそりと…で、一緒にサイン会に行った妹と先生らしい!って二人で受けてました(笑)。 壁のイラスト、初代ガンダム世代の私は、安彦義和氏と大河原邦男氏のイラストが並んで描いてあるのを見て、盛り上がってました。そしてゴルゴ13の横に、同じ目付きのパタリロが描かれているのは大ウケでした(笑)。妹は、ワンパンマンを見てはしゃいでました。 久々童心に帰りました(笑)。


取り敢えず読み終わりました、『姿なき蒐集家』 … by ノーラ・ロバーツ

2015年12月14日 | ノーラ・ロバーツ

相変わらず、スルスル読める彼女の作品ですが、最後まで登場人物に感情移入出来ず、残念。 まずヒーローが、欲しいと思ったものは必ず手に入れて来たと言う男性。バックグラウンドもあり、財産もあり、画家としての才能もあり、ルックスも良くて…ってどんだけ嫌味な奴(笑)。出来過ぎ君は、苦手です★ ヒロインは、またえらく性格が良い女性で、その上、殺人犯にも立ち向かえる根性がある。こちらもまぁまぁ出来過ぎ感あり。 ヒーローの親友のパン屋のお兄さんも、良い人なんだけどそれだけで。良い人みんなが嫌な訳ではないんですが、今回の良い人たちにはどうもどうでも良い感があって(笑)冷めた目で読んでしまった。ヒロインとその親友の馴れ初めですが、ヒロインが知らずに今は親友の夫と不倫関係にあって…ってエピソードが気持ち悪い。

肝心のロマンスも盛り上がらず、サスペンスもどうかと。殺し屋の女性、あんな目立って人殺しして、いつまでも逃げられると思っているのか?強迫観念的綺麗好きのコレクター(彼がボス!)も、せっかくのシュールキャラなのに、たいして登場もせずに終わってしまった。

個人的には昔から、インペリアル・イースター・エッグは見てみたい!と思っていたので、機会があれば本物見てみたいです♪ (関係ないですが、昨日京都市美術館で開催されている『フェルメールとレンブラント』に行ってきました。人が意外に少なく、結構ゆっくり見れました。で、良くあることですが、展示されている絵画、フェルメール1点、レンブラント1点でした(笑)。他は当時のオランダ絵画。でもフェルメール、良かったです。(彼の風景画も見たいのだけど…。)レンブラントはどうかなぁ、何かデッサンが変な絵でした(笑)。

なので、今回の『姿なき蒐集家』は普通と言うことで(笑)。

今は、以前にもお伝えした通り、ビバリー・バートンの「狼たちの休息シリーズ」を読み始めてます♪ まだ数ページなので良く判りません。また読み終わったら感想など。 (本当はマヤ・バンクスの『禁断の愛にいだかれて』をちょっと読み始めてたんですが、どうも今読む気にならなくて、ちょっと延期(笑)。)

後、久々ジュリー・ガーウッドのブキャナン家シリーズを図書館から借りて来ました!!楽しみ~!!『最後の朝が来るまえに』なる作品。面白かったら良いな♪

実はこのシリーズ、今ひとつ作品の順番が判ってない上、どれを読んだかも判ってない(笑)。現在どれを持ってるのかも管理出来てない状態です(笑)。早くいろいろ整理せねば(笑)。 …整理ベタが露呈…


ロマンスにもSFが!  ノーラ・ロバーツに出会う。

2014年10月06日 | ノーラ・ロバーツ

相変わらず、図書館通いを続ける日々。
まだロマンス小説 = ハーレクインでしたので、ひたすらその路線で借りてました。

で、ある日「真夜中のヒーロー」シリーズに出会います。作者はノーラ・ロバーツ
タイトルは『ナイト・シャドー』でした。

ヒーローが壁の中に消えます、実際に。 
「え??…何?」 … ロマンス小説にそんな荒業(笑)があるとは露知らず、びっくり★
ヒーローが大怪我をした後、得た能力らしいです。超能力者? (小説内では奇人扱いでしたが。)

シリーズの他の話も、今まで読んでいたロマンスものと違い、サスペンス色が強い。
登場人物が刑事に警察官、放火捜査官に検事補、探偵等。
元ミステリーおたくに馴染みの面々で「そうかぁ、ロマンス小説でもジャンル色々あるんだぁ」と嬉しかったです。(さすがに放火捜査官は初対面(笑)。)

ただ、超能力にはなかなか対応出来ませんでしたが。この流れ中で浮いてない?…って感じで。
それでも話は、面白かったのです。

後で知ったのですが、彼女はものすごい多作な作家さん。200作以上書かれているそうです。
その上、ほぼ全ての作品で、及第点を取るような稀代のストーリーテラーの様です。 ( …と言っても、私はまだ全然読んでませんが(笑))。
ただ、読んだ本はどれも良かったです♪


真夜中シリーズ】  

『ミッドナイト・コール』 (真夜中のヒーロー 1)
『ナイト・シャドー』   (真夜中のヒーロー 2)
『ナイト・シェイド』  (続・真夜中のヒーロー 1)
『ナイト・スモーク』  (続・真夜中のヒーロー 2)
『ナイト・シールド』  (続・真夜中のヒーロー 3)

全ての作品がそれぞれ関連してます♪
(ただ、今はタイトルを変えて、新訳で再出版されているそうです。)


彼女の作品で他に気に入っているのは、「マグレガー家シリーズ」!
家長のダニエル・ダンカン・マクレガーが、子供や孫の縁結びを画策する物語です(笑)。

シリーズの副題等にマグレガー家シリーズと書かれていることが無かったので(…これが!!)、
まだ孫のシリーズしか読んでません★
最近、装丁を新たにMIRA文庫で再発行されてます。
私もやっと全巻揃ったので、そろそろ読もうと思ってます、親の代のを。( くーっ、孫より先に読みたかった!)

ちなみにこちらのシリーズの刊行順です。

『真珠と海と火酒』
『愛よ逃げないで』
『ポトマックの岸辺』
『嵐のソリチュード』
『白いバラのブーケ』

そしてここからはすでに読んでる、シリーズ(笑)。


『マグレガーの花嫁たち』(3話収録)
『光と闇のカーニバル』
『マグレガーの花婿たち』(3話収録)
『不機嫌な隣人』

読んだ中では、『マグレガーの花婿たち』収録のダンカンの話が一押し


その他のお勧めは、単作ですが、『ときめきのシャトー
こちらは、舞台が現代のフランスです。(シャトーだから、当たり前??)
フランス舞台の話も、初めてでした。
そしてヒーローは、城主!(ヒストリカルじゃないんだけど。)


次も単作、『砂塵きらめく果て
こちらは、アメリカ西部が舞台です。そう西部劇もの!!(…って言うのかな?)
ヒーローはガンマンです。(う~ん、この手のヒーローも初めての出会い…。ノーラ、色んなジャンル網羅し過ぎ★)