浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

『閉ざされた真実』 by ジョーダン・デイン …サスペンス物です★

2016年03月21日 | ジョーダン・デイン

未だに、《イヴ&ローク》の数冊が行方不明なので(笑)、未読の本の中からサスペンス色のあるのを探して読みました。 『閉ざされた真実』(マグノリアロマンス)は、「No One シリーズ」の2作目になります。1作目の『届かない叫び』は、読んだんですけど全く記憶がなくて(笑)。読書メモを見ると、「重い話なのに、何だか軽い。ヒーロー、ヒロイン共ペラい」となってました(笑)。 

で、2作目の今作なのですが、読んでいるとちょくちょく引っかかる所があって気になる~(笑)★まず最初のページ。「手にもった紙切れのすり切れた端が寒空に舞った」(すり切れた端って部分がちょっとひっかかりはしましたが)…あ、紙が飛んで行ったのか…と思ったら、「ミッキーは紙を指で押さえて」と続いて、あ、まだ手にある…と(笑)。それから33ページ。「レイブンは呆れてポカンと口を開け、礼拝堂を出ていく所長の後頭部をにらみつけた。」…口を開けていては、にらめないだろう。 ま、私が細かいのは判りますが(笑)、流れ的にひっかかると「え?」ってなってしまうもので。 後、ビックリは51ページ。「男に目隠しをし、頭からすっぽりとフードをかぶせた。」このシーン、彼(ヒーロー)が見えない状態で戦う戦闘訓練のためなんですが、その後部屋の明かりを消し、対戦相手は暗視ゴーグルを付けます。「?」です。明かり消すなら、目隠しいらんし。そしてヒーローはこの状態で、5人のプロを相手にします。そして当然ながら相手を倒します。めちゃ強い設定です。なのに、ヒロインの部屋へ侵入した時は、暗い中、ヒロインにやられてます。何でやねん!この初めのエピソードは何処へ行ったん??56ページ。「男は、ミセス・ダンヒルが近づいてくるのを見ると、黒いフードを外しにかかった。」…フードかぶってたら見えへんやろ!目隠しもしてるくせに! ま、突っ込みところ満載と言う感じです(笑)。(知り合いに、やたらにB級映画が好きな人がいました。突っ込みながら見るのが楽しいらしい(笑)。)私はA級が好きやねん!!  こんなだからサスペンスもま抜けて見える…★

他にも感情の流れが摑みにくかったり、え、そこで?とか気持ちの動きが良く読めない本でした(笑)。 だからロマンスもね、ヒーローが良く判らないし、思った程かっこ良く思えなくて、残念でした(笑)。ラストの方で、女性の殺し屋にキスされてるのも、何だかな。事件も結局終わってなくて、おいおいです。ヒーローの実の親もどうも好きになれなくて。 ヒロインの同僚の刑事さんたちが良かったくらいかな(笑)。 さて、続きはいつ読むでしょう(笑)。 (『秘められた愛』が次回作です。入手済みではある(笑)。)

今は、ジュリア・クインの『ウィンダム公爵と美しき義賊』(ランダムハウス刊)を読み始めました。面白いと良いな♪♪ 

 

あ、パリバオープン、前回アメリカでテニス不人気…って書きましたが、次の日ラオニッチ(カナダ)対モンフィス(フランス)の試合を見たら、客席埋まってました(笑)。 今回の決勝は、ジョコビッチ対ラオニッチ。 特に興味はないので(笑)、今からスパーズ対ウォーリアーズ( ステフィン・カリー、以前iPhoneのCMに出てましたね♪ )の試合を見ます。 (世界一テレビを見るが好きなのは、日本人らしいです♪)