浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

『運命の影を逃れて』を読んでみた。

2020年03月26日 | ジュリー・ガーウッド

《ブキャナン兄弟》シリーズ12作目だそうです。『雨に抱かれた天使』『氷雪の眼差しに灼かれて』のスピンオフ。この作品のヒロイン:コーディ(コーディリア)は、『雨に抱かれた天使』のヒロイン:リーガン及び『氷雪の眼差しに灼かれて』のヒロイン:ソフィの親友。実は『雨に抱かれた天使』内でコーディのロマンスは成立するのかと思いきや、そんな簡単にはくっ付かなかった(笑)。その上なかなかこのロマンスは描かれず、先にソフィのロマンスが成就(笑)。なので満を持してもコーディ。残念ですが3作の中では、この作品が一番評価が低いかも(笑)。

今作、事故に見せかけて殺されかけたヒロイン、ヒーロー(エイデン。リーガンの長兄)のホテルでお世話してもらってることに常に文句言ってるのが煩い★ 健康なのに犯人から隠すため…だったらまだ納得ですが、怪我してるんだからありがたく受ければ良いのに、延々帰らせろと文句言うってな。もっと常識的な女性かと思っていたのですが、エイデンのことがあるとは言え、うざかった。ホテル来てから同じことの繰り返しで、それ以外に書くエピソードがないのか?と思ってしまった。ホテルで襲われた時はヒロイン頑張ってましたが。 事故などが起こった後、記憶喪失になる回数が多い気がする…。

最初こそ、ヒロインの車修理の腕前のエピソードがあり(それも5歳のときで、対エイデン!受けた(笑)。)良かったのですが、その後は特になく、生徒が授業の実験中に爆発が起こす…って話が多々あり。それって指導の仕方を変えた方が良くないか?とか思ったのですが。400Pのエイデンの二度見は笑った。そしてやっと登場のウォーカーは、あんまり存在感なかったなぁ。

チャンバーズ下院議員の話は溜飲が下がって、勧善懲悪好きの私には楽しかった!

アメリカ人はダイエットコークが好きなのか?ジュリー・ガーウッドが好きなのか?登場人物が良く飲んでます。炭酸飲料は健康に良くないんで、気になる~(笑)。そして男性陣はみなピザ好き。ちょっとステレオタイプ揃い過ぎじゃないかぁとも思う。

この本を読み始めた時期に、丁度《ブキャナン兄弟》シリーズ再読中で良かったです。当たり前ですが、エピソードが過去と繋がってたりするので。その分、記憶が混ざっているかも(笑)ですが。

 

 

コロナ…世界で大変なことになってますね!まさかこんなに広がるなんて★ 役立たずのWHOにもビックリです。医療関係の方々には頭が下がります。

こないだの3連休、嵐山に観光客多かったらしいです。まだ桜もそんなに咲いてないんですが、道路も混んでたもんなぁ。みんな外出するんやなぁと仕事しながら思いました。ま、私も日曜日はお墓詣りに行きましたが。でも宇治はそれ程混んでなかったです。

今、《シグマフォース》シリーズ読んでます!西洋歴史好き(でも詳しくない(笑))の私にはめちゃ楽しい。…ですが1作目はキリスト教が軸の話だったので、楽しかったですが混乱もしました。でも大好きなゴシック建築も多々出て来て、良かったです♪♪ ロマンスもあり、です(笑)。 今は2作目の『ナチの亡霊』を読んでます。12作目まで出てるらしいので、頑張ります(笑)!! あ、『蜜蜂と遠雷』も借りて来ました。楽しいと良いな♪

※オーストラリアの画像、探し中(笑)。


『波間の果ての約束』 …ブキャナンにあらず(笑)。

2019年03月25日 | ジュリー・ガーウッド

ジュリー・ガーウッドのコンテポラリーと言えば、当然《ブキャナン兄弟》シリーズ!と楽しみにしてたのですが、今回も全く関係なかった(笑)。ヒーローはFBIではあるんですが。最近はスピンオフばかり★

そしてこのヒーローがまたデキスギ君でね。高校生の時、競泳でオリンピックの選手になり、金メダルを3個取ったそうな。その後スタンフォード大学へ奨学生として進学。トライアスロンで何度か優勝。優秀な成績で卒業すると、その後法律の道に進むことに。やだやだ(笑)。あまりに何でも出来るヒーローとして安直(?)な設定だと、味が無くて、引いてしまうことが多い。(デキスギ君に魅力を感じないだけかもですが(笑)。)

そしてヒーロー、失敗のない人生送って来たからか、1度女性に失敗してから引きずります。ヒロインに手は出したが結婚は無理だからと離れて行きます。おいおいです(笑)。

ヒロインは自分が綺麗だとは自覚のない美人。昔、ヒーローに命を救われた経験あり。就職した会社でセクハラ被害にあい、立ち向かうため会話を録音していたことがセクハラ上司にばれて、命の危機に。…って上司、危な過ぎ~(笑)。その後、3姉妹(妹は出演せず)でおじさんのホテルの再建を託されます。ここに性格悪過ぎのいとこが現れます。おじさん命令なんですが、なぜに彼女を受け入れないといけないのか理解に苦しむ★ ホテルの支配人は、なかなかな良い男。ヒロインのお姉さんとのロマンスは、ちょっと安直感(笑)。さらにおじさんとヒロインの友人にいたっては、…って感じですが、複数のロマンスは基本好きです♪♪

さすがのジュリー・ガーウッドなので、サクサク読めて楽しかったです♪ 事件は謎でしたが。(そこで銃撃する?ってのも、あって。その上、下手過ぎだし(笑)。ホテルの破壊工作も、内部の犯行だってバレバレじゃない?) 

次作は、主役はまたもやブキャナン兄弟ではないらしいですが、ブキャナン兄弟三男の妻の兄と親友のロマンスだそうです。楽しみ~♪

 

 

今度、UVレジンなるものにチャレンジしようかと思ってます(笑)。前回お伝えしましたが、続いております、ハンドメイド熱(笑)。作りたい物沢山ですが、手が遅くて進まず★取り敢えずだんなのスリッパを作りました。左右の大きさの違うことったら(笑)。プラバンでもまだまだ作りたい物あるし、パン屋を開く友人用にパンのイヤリングも作りたい。そう、まずはレジンの前に粘土工作からだな(笑)。 

最近は、100均でめちゃ買い物してます(笑)。形から入るタイプなので、取り敢えず揃える。そして使わずに置いておかれることも多々★ ダメですね~。

画像は、プラバンで作ったちょい歪なイチゴのピアスです(笑)。


久々のジュリー・ガーウッド♪ 『暗闇に重なる吐息』

2018年07月18日 | ジュリー・ガーウッド

ガーウッドのコンテンポラリーでサスペンスと言えば、ブキャナン兄弟シリーズでしょう!…と言う勝手な思い込みでしたが、兄弟の出番なし(笑)。まだ主役になっていない兄弟(姉妹)たちは何処へ?いつかはヒーロー or ヒロインになるのでしょうか?

今回のヒーローは、FBI(なのでブキャナン出て来るかと思ったのですが(笑))。元々セレブで今では遺産相続で働かなくても大丈夫な上に、家をリフォームして売ってもいる。今までのヒーローとは違う。ヒロインもお金持ち宅生まれですが、父親の高収入は、詐欺によるものでは?と疑っている。子供の頃は、病気のせいで離れていたのですが、今は家族と一緒にいたくないため、ワシントンDCに住んでます。(ワシントンDCが舞台はちょっと珍しいかも。)ヒロインはこれ以上被害者だ出ない様に、父親の詐欺を暴こうとしています。(そのために内国歳入庁(IRS)で働いているらしい。) 

ヒロインと家族との確執があったり、病気のことや、事件も色々起こって一気読み!面白かったです。 ただヒーローがきちんとしていて、ちょっと私には出来過ぎ感があり物足りないですが。あと、ヒロインの家族、嫌い~!やだやだ。ヒロイン、「もう電話して来ないで!」って言ってないで着信拒否したら良いのに~と思ってましたが、出来ないのか?ヒロイン、優し過ぎ★ 個人的にはもっともっとギャフンと言わせて欲しい(笑)。他にもお金儲け主義の弁護士とか悪い人が多々出て来ますが、概ね痛い目みるので、スッキリします(笑)。

不思議なのは、ヒロインが始終ぜんそく対策の吸入器を忘れること。持つことが習慣になるくらいぜんそくと付き合ってると思うんですが。ヒーローの良さ出すため? あ、あと最後の方にあったヒーローの相棒とヒロインの親友のロマンスが気になる~(笑)。そしてブキャナン兄弟話はいつ出るのでしょうか?

 

ところで、「あとがき」読んでビックリ★ ジュリー・ガーウッド、70歳を越えておられるらしい…。 ホットなロマンスと、しっかりしたサスペンスを書かれてるのにおばあさんなの??? 目がテン(笑)。ダイアナ・パーマーも70歳越えておられる様ですが、彼女は作品数が多いし、結構長く書かれているイメージ。 ですが、ジュリー・ガーウッドはまだそんなに書かれてない感。日本で出てないだけなのでしょうか?

で、他の大御所作家さんたちを見てみると、ノーラ・ロバーツとリンダ・ハワードは67歳。…まだまだ大丈夫かと思いますが(失礼?)、《 イヴ&ローク 》では、ぜひ二人のベビーの誕生&その後を書いて欲しい! マクナブとピーボディの新婚生活も! お元気で書き続けて頂きたいです。(もうすぐ《 イヴ&ローク 》の新刊出ます♪♪ )

 

 

庭に植えた柘榴が、5年目でやっと実がなりました♪ 出来るときはいっぱい出来るんですね。そしてあの柘榴色になる前はとっても変な色です(笑)。


『運命の瞳に焦がれて』by ジュリー・ガーウッド を読んでみた。

2018年06月18日 | ジュリー・ガーウッド

やっと借りれた『運命の瞳に焦がれて』(笑)。ジュリー・ガーウッドのヒストリカルです。前回読んだ『きらめく翼に守られて』が全く面白くなかったので(笑)、今作も期待してはなかったのですが、思ったよりは楽しかったです。

前作は中世物でしたが、今作は19世紀初頭の設定。ヒーローは公爵。ヒロインはアメリカ帰りで伯爵の娘。『精霊が愛したプリンセス』にちょっと似てるかな。『精霊が愛したプリンセス』は大好きな作品♪ (この作品の時代はいつだったかなぁ?また再読しないと(笑)。)

この作品で合わなかったのは、起こった事象と、登場人物の感想が一致しないことが多々あること。なので最初は読んでて引っ掛かりまくり(笑)。訳(やく)が間違ってるのか、感覚が合わないのか判りませんが、変。

94Pでヒロインが現実に絶望せずにすんだのは、持ち前のユーモアのおかげ…とありますが、何で絶望せなあかんのか全く判りません。離れていた父親と会って、父親に愛されていたと判った所やのに。何が不満なん。そこは喜ぶとこやろ~と、怒ってしまった(笑)。

188Pで、ヒロインパパが「きっと楽しい夜になりますよ。妹のクラリッサがピアノを弾き、姉のキャスリンが歌うそうです」と言うと、ヒーローは、それ以上楽しいそうなことはないと思った。…とあるんですが、この流れだと姉妹は上手やと思うやん。なのにこの姉妹がまたどちらも下手なんです。だったらなぜにヒーローは上記のことを思ったのか?意味不明(笑)。 他にもちょくちょく意味不明な文が出て来ます。悩む~★

ヒロインが頑なにヒーローに「愛している」と言わせたがっているのも、ちょっと。もうちょっと余裕があったら良いのに。色んな点で固持し過ぎ感。ヒーローもですが(笑)。

あ、あとヒロインが階段から突き落とされるとか、馬車の車輪に細工されるとかの事件があったんですが、その後の展開がどうもなぁ。良くあるミステリー色を入れてみたけど、全然アカンみたいな(笑)。(ブキャナン兄弟シリーズでは、ビシビシのミステリー書いてるのに。不思議。) それにヒロイン、突き落とされたかどうかも定かでない…みたいな発言もあり、はぁ?でした。そこも不明って、どんな状態?他に誰もおらんかったのに。

ただヒーローは、ヒロインに魅かれているのに気付いていない感があり、そこがツボでした(笑)。199Pで、ヒーローがヒロインの頭に顎をすりつけてるとか、266Pの、うわの空でヒロインの頬を撫でているのが超可愛い♪♪ 341Pで彼の指輪をはめているヒロインを、誇らしげにしているのも可愛い♪ 

終盤、ヒロインが中世の砦に行ってからの話は、結構楽しかったです。

 

で、今はカレン・ローズの『暗闇に抱かれて』を読むのに忙しい。止まらない~。今日中に読めるかな?(全634P。今半分強くらい…。無理やな(笑)。) 取り敢えず眠くなるまで読む!

 

 

 以前にハーレクインコミックに出会った、無料のネットコミックサイト。そこで出会った『クローバー』。久々楽しくって、『クロサギ』に続いての大人買い(笑)。全43巻読破しました。(あんまり読んだことないヤンキージャンル(笑)。楽しかったです♪♪)

CHEMISTRY新曲出ます♪ 先日、Mステにて披露されてました。歌上手過ぎ~(笑)。土曜日、大阪のミニライブ行って来ます♪♪ 地震、大丈夫か? 京都も朝、結構揺れた。


《ブキャナン》シリーズ 『魔性の女がほほえむとき』 by ジュリー・ガーウッド♪♪

2016年12月31日 | ジュリー・ガーウッド

今年もラスト、ジュリー・ガーウッド♪♪ こちらは再読でしたが、いつも通りほぼ忘れていたので(笑)、楽しかったです~♪

《ブキャナン兄弟》シリーズの3です。…ですが、兄弟とは名ばかり(笑)で、主役は前作のヒロインのお兄さん。元海兵隊で元CIA(…だったか)、何か色々してる人です(笑)。ヒロインは、超美人ですが、過去に精神的にも肉体的にも大きな傷を負ってます。なのにめちゃ良い人。そんなヒロインを、偏屈なヒーローが支えます! 

ネタバレになりますが、一番のお気に入りはプロポーズもどきシーン。(このシーンだけは覚えてました(笑)。) 「結婚するぞ」の言い切り!恋愛に興味のなかったヒーローが、落ちちゃったんですね~。いつも出て来る(笑)ノアにもからかわれてました。

母親がサイコパスって、怖過ぎ★ ヒロイン、子供への遺伝も気にしてます。そうか、そう言うことも考えるんだね。辛い~★

今回も以前の感想通り、ロマンスも事件も楽しく読みました。

読んで頂き、ありがとうございました♪ 来年もよろしくお願いします!

 

さて今から明日のおせちとお雑煮(京都なので、やっぱり白味噌!)の準備をちょことして、洗い物して寝ます! 明日は、ブックオフで本が20%オフ。そしてフィギュアも物色するため一人で遠出して来ます(笑)。 

良いお年をお迎え下さい。