浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

『求婚の作法』…『愛のソネット』の続編★ by ステファニー・ローレンス

2019年02月01日 | ステファニー・ローレンス

ヒストリカルを読みたくて選んだ『求婚の作法』。まさかのシリーズ2作目★ なのですが、ハーレクイン社からは、独立作品みたく出版されてます。何故だ×× シリーズ1作目の『愛のソネット』の裏表紙にも、三部作って嘘書かれてますが、このシリーズ4部作です。良いんでしょうか(笑)?

遥か昔に読んだ『愛のソネット』。再読しましたが楽しかったです~♪ このレスター家のシリーズ、四兄弟(女性一人含む)のロマンスですが、1作目は四兄弟の三人目のレノーアがヒロインです。お相手は、レノーアの兄たちより上を行く放蕩者(笑)の公爵です。

で、本命の『求婚の作法』ですが、レノーアの長兄のジャックがヒーローです。ジャック、『愛のソネット』では、お馬鹿な放蕩者っぽかったのですが、今作ではえらく大人しくなってて、ほんとに同一人物??と思ってしまった。ロマンスは1作目の方が断然、面白かったです! 『求婚の作法』は、ヒロインの勘違いから、ヒーローを避ける…ってことを延々とやってます。ヒロイン良い人設定なのですが、何だかなぁ。なので感想は普通(笑)。この作品が今ひとつだってので、シリーズ3作目の『愛の円舞曲』は待機状態に(笑)。

代わりに(?)、コミックの原作として気になってた、ルイーズ・アレンの『花嫁は絶対絶命』を読みました。冒頭、やりたい放題のヒロイン弟に怒り心頭、そんな輩を甘やかすヒロインにもイライラしましたが、死刑囚のヒーローと出会って、助けるために奔走する辺り、ワクワクしながら読みました。…が、ヒーローの実家へ行ってからは、ヒロイン「婚姻を無効にする!」と言い続けていて、全然楽しくなかった★ 気骨があると言うのかも知れんが、ウザい(笑)。生きて行く方法もないのに、何でそんなに拒否するかなぁ。意味無さ過ぎ~★そしてヒーローはずっと我慢の人(笑)。それよりヒーロー父である公爵。味がありましたなぁ。 最後の方に出て来た、ヒーローのライバルになる設定かと思った弁護士は、何故か只の酔っ払いに成り果て、ヒーロー弟と意気投合。どんな展開やねん(笑)。

ま、この作品で言えば、コミックの方が数倍楽しかったです♪ コミックお勧め(笑)。(あ、漫画家さんは、橋本多佳子氏です。)

今は打って変わって、『冷たい夜を抱いて』(by エリザベス・ノートン)を読み始めました。ロマサスです♪ しょっぱなからちょっと怖い★でもヒロインがちょっとヒステリー気味。最初だけだと良いな。ヒーローは容姿・性格共に男前設定。…完璧っぽくって、今のところ普通(笑)。結構厚い本ですが、あと5日で読まないといけない★(図書館の返却期限(笑)。)頑張る!

 

 

 

ペイトリオッツ、またまたスーパーボールに出ます!(出過ぎ~(笑)。) 今期、プレイオフ直前ぐらいからのアメフトの試合がどれも白熱しててね、とっても面白かったです♪♪ 新しく若くて優秀なクウォターバックが多数出現!ディファンスが強いチームも多くて♪ ほんと楽しかったです。  …ところで、昨年スーパーボールでMVP取ったニック・フォールズ。彼は今年も控えのQBってなぜ?彼は納得してる様ですが、もったいない!!   アメリカのニュースで、まだ買えるスーパーボールのチケットの紹介がありました。天井近くの一番上階の席で2500ドル、50ヤード辺りのフィールド間近の席で14000ドルだそうです★ 正規の料金かは判りませんが、高過ぎ~(笑)。

2月3日は日曜日。朝から巻き寿司巻きです(笑)。そして4日は、スーパーボール!なのですが、草間彌生展に行くことになりました。初めての実物鑑賞。そして天気が良ければ、初詣に行ったイノシシいっぱいの「禅居庵」のある「建仁寺」を散策して来ます♪ こちらも初めて。楽しみ~♪

 

※ず~っとページのデザインを変えずに来たのですが、今回初めて「うぐいす柄」にしてみました♪ 季節っぽい??


『誘惑の手綱を握って』 バー・シンスターだよん♪

2018年07月29日 | ステファニー・ローレンス

ステファニー・ローレンスのバー・シンスターシリーズの4作目。1作目の『この身を悪魔に捧げて』がお気に入りなのですが、2作目と3作目は、記憶無し(笑)。面白くなかった印象のみ残ってます。

で、期待薄な4作目だったのですが、これが思った以上に面白かったのです♪♪ 

今作のヒーローは、デーモン(ハロルド《ハリィ》・シンスター)、2作目のヒーローの弟です。あだ名の通りの放蕩者です。(バー・シンスターのメンバー全員、放蕩者設定ですが(笑)。)自分の厩舎を持っています。ヒロイン(フェリシティ)は、デーモンの幼馴染。と、言っても年の差があり、ヒーローには、あまり記憶にありません。ヒロインは幼い頃に一方的に憧れていましたが、今は距離を置いてます。 

ヒロインは、幼少の頃より競馬界の重鎮(カクストン将軍・ヒロインの後見人)に育てられていて、恩義を感じています。乗馬が名人の域。馬好きのヒーローにぴったりですね~(笑)。そしてまじめで正義感が強い。容姿は、ヒーロー曰く、ボッティチェリの描く天使だそうです(笑)。(ボッティチェリと言えば、『ビーナスの誕生』と『春』が有名です。でも天使は良く判りませんでした★)個人的にはラファエロ的…な方が好き(笑)。

で、事件ですが、将軍の息子のディロン(ヒロインの二つ上)が、競馬賭博の八百長に関わったために、やっかい事に巻き込まれます。ディロンを救うため、賭博の元締めをみつけてるために動いているヒロインを、ヒーローが助けることで二人が近づいていきます♪

ヒーローは31歳。ヒロインは20歳。この年の差とヒーローが放蕩者だったと言うことが、小説の中で有効に使われていて、楽しかったです♪  (下巻の227Pから、ヒーローの行動を不信に思っていたヒロインに、年の差によるヒーローの行動の意味の説明があって良かったです。私も良く判ってなかったので(笑)。)

で、せっかく今回楽しかったので、残りのバー・シンスター2名のロマンスも読みたいなぁと思ったのですが、日本では出てない様です。またもや(笑)。でもこのシリーズ、22巻まで出てる様で、そこまで読む気力は無いです(笑)。

あ、ステファニー・ローレンスは64歳でした(笑)。

 

 

 

昨晩は変則的な台風が来ました。ここ京都は、夜中に強い風が吹いた様ですが、大した雨にはならず。久々に涼しい夜です。

今期のツール・ド・フランス、フルームちょっと不調。代わりにトーマスが頑張ってます。 以前の放送だと、アシストの名前も言ってくれていたのに、今はアシストとしか言わない★ 何か頑張っている選手に失礼。 順位発表も、メイン選手のみ。前はトップ10くらいまで全員紹介されていたと思うんですが。それもマイヨ・ジョーヌだけでなく、他の賞も紹介されていたのに、情報が年々減ってます★ なぜだ!!不満~★


『甘やかな陥落』 by ステファニー・ローレンスを読んでみた。

2016年10月17日 | ステファニー・ローレンス

MIRA文庫から出ているこの本。読んでビックリ(?!)。 シンスター一族のシリーズの中の1作でした。私が読んだことあるのは、ヴィレッジブックスから出ている『この身を悪魔に捧げて』他2作。何気にパラパラとこの本読み返したら、今回のヒロインの名前が出てました、年齢は10歳で(笑)。このシリーズ、1作目の『この身を悪魔に捧げて』は面白かったのですが、それ以降の2作が今一つだったので、その後が出て無くても気にしてなったのですが、ここで出会うとは。(4作目は未読ですが、一応購入してるはず(笑)。) MIRA文庫さんには、途中になっいる 《 バスチョン・クラブ 》 シリーズの方を出版して欲しかったな。ヒーローになる人7人いるのにまだ3作しか出版されてません。 

で、今回のお話ですが、シンスター一族には、代々伝わる宝石、「ザ・レディ」って言うのがあって、そのペンダントの導きで良縁に巡り会えるそうです。…で、私はこの手の話は苦手です(笑)。何だろう、それがあるために確信を持ってしまうので、私がロマンスに求める不安感等が失われる気がする…。 なので今回、ロマンスの展開は普通。 それとホットなシーンは、どうも日本語訳が合わず★ なのでほぼほぼ飛ばしました(笑)。そして事件がたびたび起こるのですが、犯人は話の感じからは程遠いサイコな奴(笑)。なのに、事件の展開はまるで迫力がない★このギャップったら。 犯人がヒロインを追いかける理由も今一つ。 

シンスター一族は無駄にわらわら出て来ます。 あとがきに、このシリーズ31作出てるらしいとあったので、どこかで繋がってるんでしょうが、日本だと6作くらいしか出てない模様★ はぁ~…。 ま、今更こんなに長いの読めませんが(笑)。

それと!ヒーローに逆プロポーズをする令嬢と、彼女を追いかけてる放蕩者カップル。気になっていましたが途中で消えてしまいました★なぜだ。 もう少しこの二人をちゃんと描いて欲しかった…。

次回のヒロインは今回のヒロインの妹で、こちらはすでにMIRA文庫から出てますが、読むかどうかは疑問…。妹キャラ、あんまり好きなタイプではなかったので(笑)。(それを言えば、好きなキャラはいないのですが(笑)。今回は登場人物が沢山いますが、キャラがどうもみんな平坦で烏合の衆になってました。ヒーローはプレイボーイらしいけど、そんな所も出てこないし…。)  次回のヒーローはなかなかな放蕩者らしいので、ちょっと気にはなりますが。