浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

内容充実(笑)! 『漆黒に包まれる恋人』 by J・R・ウォード

2017年04月30日 |  J・R・ウォード

またまた長編(876P)のシリーズ6作目。ヒーローは、Z(ザディスト)の双子の弟、フュアリー。あとがき読んで判ったのですが、ヒーローは〈兄弟団〉最後のメンバーだったのですね。他にも訓練生やら、怪しげなリヴェンジ(気になってる(笑))やらヒーロー候補はいるんで、気にしてなかったのですが。 だからからか、今作の内容が盛り沢山で大変(笑)。それぞれの話が交互に出てくるので、肝心のロマンスが進まずイライラ。長いしなので途中からロマンスのみ読み進めてしまった(笑)。で、後から飛ばした箇所はちゃんと読みました。

内容ですが、ロマンスは前回出て来てましたが、巫女のコーミアとフュアリー。残念ながら今までのフュアリーの印象って残ってなくて(Zのシェランのベラに片思いくらい?(笑))、今一つ思い入れがなかったです。薬に溺れてるのも何だかな…でした。でも話は面白かったです。タイトルにも書きましたが、本当に内容の濃い話でした

訓練生、仲良し3人組の話が特に充実かな。そこに名門貴族出の訓練生が絡んで来ます。リヴェンジの私生活(?)やらオメガやら巫女やら〈プライメール〉やら…。 ベラの妊娠・危険(?)もあるのですが、これ自体は3巻ですでに子供が誕生してるので、ちょっとどう思って良いのやら…でしたが(笑)。 お気に入りのZが、フュアリーに冷たくてちょっと残念なシーンもありましたが、ラストは感動でした♪♪ (私にはオペラの良さは良く判りませんが(笑)。)

ところで、この本が日本で発行されたのは、今年の3月。ですがアメリカでは何と2008年★ 9年前です。びっくり★ アメリカでは、現在シリーズ16まで出てて、来年17巻目が出る様です。なのに日本では最新刊が6巻…。遅過ぎない?途中で間も空いてたし。このシリーズも途中で消えるかも…ですね…。(一体どんな契約になってるのやら…。) 

明日は、図書館から〈サイ=チェンジリング・シリーズ〉12作目、『黒曜石の心と真夜中の瞳』を借りて来ます♪ (またまたの上下巻(笑)。)そして満を持しての「ケイレブ・クライチェック」がヒーロー!今回も楽しいと良いな♪ (このシリーズは順調に発行されてますね♪ 残るは後4冊!)

 

 

最近は、「ウルヴァリン」と 『ズートピア』 にハマってます(笑)。ズートピアのフィギュア・10体セットを買ってしまった(笑)!

ウルヴァリン=ヒューは、ビデオで拝んでます(笑)。 『ウルヴァリン:ゼロ』 全然期待してなかったのに、楽しかったよ~♪ (ヒュー、体鍛え過ぎ(笑)。)  『サムライ』は、ウルヴァリンの人の良さにつけ込んだ悪徳日本人★出現。そして相変わらず外から見た、不思議な日本が描かれてました。(中国と混同(笑))。何でこんなの作ったの?ヒューが日本好きなのは嬉しいけど、作品としては酷過ぎない?悲しい…。

あ、今日は珍しく家族4人で鳥羽水環境保全センターの藤を見に行って来ました。…が案の定、中3の息子が行って直ぐ「帰ろう」コール。20分程で終わりました。…行くのに、片道40分くらいかかったのですが(笑)。

 

とっても残念★ 『もしも願いがかなうなら』 by ジュディス・マクノート

2017年04月23日 | ジュディス・マクノート

2編収録のMIRA文庫刊です。ヒストリカルとコンテンポラリーの2作で、それぞれが長編のスピンオフ。

『綴られし乙女の祈り』 せっかくの待ちに待ったニコラス・デュヴィル主役のお話…なのに!なんですか、このお話は。ほとんどニック登場しないし、ロマンスもないに等しい。ヒロインを誤解したニックが、怒ってるってだけ★ あのニックを、無駄に消費するだけなんて、ありえない(笑)。 誤解の解かれ方も、手紙だけで大丈夫なのか?その手紙が創作って、疑われない? ミステリーの読み過ぎだからか、日付なんてどうとでもなるし、そんなんでニック信じる?って思ってたけど、ニックはあっさり信じました(笑)。 楽しかったのはエピローグで、ウエストモアランド兄弟が今までのうらみ(?)を晴らすために、ニックに意地悪しているシーンくらいです。残念。

そしてもう一つの短編、『君にめぐり逢うまで』。 あっさり結婚していた、『君といたあの頃に』のヒロインの妹の話で、こちらが先に出版されてた模様。 こちらも全然楽しくなかった~★ ヒロイン、素直じゃないからヒーローに全然響かないし、そんなヒロインに感情移入出来ず★ さらにヒーローのおばあちゃんも邪魔するし、ヒーローは可愛いのに詐欺紛いなことして、人格下げるし。イライラしながら読みました。こちらは残念と言うか、いらんと言うか(笑)。

 

今は、J・R・ウォードの『漆黒に包まれる恋人』を読んでます。分厚い(笑)。

 

 

こないだから、大文字山に登ろうと意気込んで行くのですが、途中でリタイア★ 先日は途中で下山して、今日は、ふもとから大文字山の頂上を目指さず、毘沙門の方へ抜けました。何がアカンにゃろう…。 全然痩せへんし…(笑)。


またまたのジュディス・マクノート(笑) 『君といたあの頃に』 ♪♪

2017年04月15日 | ジュディス・マクノート

おいおいって言うくらい、ジュディス・マクノート読み続けてます(笑)。 今回は、MIRA文庫の上・下巻。 今回は、今作のヒーローのライバル実業家としてマット・ファレルは名前のみ出演してました(笑)。

で、本作ですが、ヒーロー&ヒロインはとても良いし、ロマンスも良いと言えば良いのですが、どうもチグハグ感が多くて…。 

不要に長い家族の過去話。元は低い身分出のヒロイン義母なのに考え方が上流っぽい。ヒーローの過去の苦悩があっさり片付く。ヒーローが未成年を妊娠させたと聞いたときに、事実を知っているのに反論しないヒロイン。ヒーローが人妻と関係があったことはナシになってる。ヒロインの妹と、学校の人気者とのロマンスも過程の記述もないまま結婚してる。ヒーローの学生時代の恋人との結末も判らない。動物大好きのヒロイン、動物苦手のお父さんが亡くなっても何も飼ってない。ヒーローもあんなに動物好きだったのに、こちらも何も飼ってない模様。ヒーローがヒロインの誕生日に贈ったぬいぐるみはどうなった?ヒーローの彼女は?等…。 

そして取って付けた様な、ヒロインの元婚約者の登場★ ありえないくらい軽いキャラとエピソードで、唖然。こんな奴が何でみんなに支持されてたのかも理解不能。 などなど、色々細かい所が引っかかる今作です(笑)。

そしてヒーローの心情の変化がどうも今一つ判らない。急に陽気になった感で、恋に落ちたヒーローはとっても可愛かったのですが、過程が飛んでる感じでそこが残念★ どうでも良いエピソードは多数あるのに、知りたい話が抜けてて何だかなぁ…でした。…それでも結構気に入ってたりするんですが(笑)。   

どうでも良いですが、ヒーローの名前がコールで、ヒロインの継妹がコーリー。良く出て来る名前が似ているので、たまに混乱する(笑)。何で似た名前を付けるんだ!と思うのですが、アルファベットだとスペルが違ってて、カタカナより理解しやすいのかも…ですが。

 

 

先日は妹と、『池田理代子 50周年記念展』に行って来ました。サイン会には参加出来ませんでしたが(50名までで、52番だった…★)、トークショーは参加出来ました♪ 先生はとても気さくな美しい方でした。 

それより何より(笑)、カラーイラストがあまりに綺麗で、会場で長々と見入ってしまいました。堪能…。(午前中2時間、トークショー後1時間くらい滞在(笑)。) ちなみに『ベルばら』だとアンドレ好き(笑)。でも私の永遠の憧れは、『エースをねらえ!』の藤堂さんです!!(笑)。

あ、映画『ズートピア』を見ました。とっても楽しかったです!ニック好き~♪


ノアだよ(笑)。『 夜は何をささやく 』 by ジュディス・マクノート ♪ & 『はかなく散った夢』

2017年04月09日 | ジュディス・マクノート

ジュディス・マクノートの『 いつも君を守るために 』にコートニーのお兄さんとして、名前のみ登場したノア・メートランド。気になって探したら、コンテンポラリーのシリーズの3作目でした★ (デビュー作の『言えないことば』はスピンオフではないので数に入れず。) この作品には、ほぼ全ての作品に名前が出て来る、『パラダイスを君に』のファレル夫妻は登場しませんでした(笑)。

今回もいつも通り面白かったです♪ 今回もクライム物です。そしていつも通り、後半でヒーローに激昂されるヒロイン(笑)。ビックリは、ヒロインがヒーローに激昂される原因を作ったのが、『いつの日にか君と』でも、ヒーローがヒロインに激昂する原因を作ってたFBI捜査官でした★(名前覚えてなくて、捜査官自ら告白していて初めて気付くと言う…(笑)。) そしてヒーローにも言われてましたが、本当の犯罪者を逮捕出来ているのでしょうか、彼(ポール)は(笑)。

前作の『いつの日にか君と』から5年後のお話だそうですが、実際の出版も5年後でした。前作では、当て馬としか思えない扱いのポールでしたが、今回はノアがヒーローと判ってなければ、彼がヒーローかと思う程最初からずーっと出てます。逆にノアがしっかり登場するのは200ページ近くなってから。遅っ★そして今作では、ポールもヒーローもどきになってます(笑)。なのに勘が悪いのか、人を疑ってかかる性分だからか、自滅しかけてるのが可愛い♪…と言う訳で今作もロマンス2本立て!…3本か? 

ノアは40歳。ヒーローとしては、なかなかの年齢です(笑)。妹のコートニーとは25歳差!コートニー、今作では、かなりなとんが方です★ 『いつも君を守るために』でも問題児ぽかったですが。(IQが高過ぎだからかな。)ヒロインがパーティーでノアに妹をダンスに誘う様に伝えるところが好きです♪ ちなみにヒロインは30歳の警察官です。で、ノアは離婚経験があるのですが、その間のこととかは皆無なのでもうちょっと何かエピソードが欲しかったなぁと。ノアの情報少な過ぎ!ま、本筋が今まで会った事がないヒロインの父親家族との再会と犯罪がメインだったから仕方ないのかな。

ダイアナ・パーマーの『はかなく散った夢』も読みました。こちらは、今まで色々出て来たデッドアイのロークがヒーロー。ヒロインも過去に出て来てました。で、ロマンスですが、前半は良かったのですが、ロークの記憶の失くし方がご都合主義的なところがちょっと…。そこだけ忘れてる?でした(笑)。 あと、長いとやっぱり同じことの繰り返しになる最近のダイアナ。似たような文章が多々出て来ます★そして相変わらずヒーローの暴言はちょっと常軌を逸してますが、これはいつものとこだし、ダイアナ作品の中では、ま、許容範囲ギリギリかな(笑)。

それより、過去の登場人物が名前だけでなくしっかり登場していてビックリしました。キャッシュ・グリアとテッピー夫妻がダンスシーンで登場するだけでなく(笑)、ヒロインと暮らします!他にも多数出て来て整理がつかないと言うか記憶が追い付かない(笑)。 グリア夫妻の子供はまだ3歳★ 彼らの話『愛に裏切られても』から、かなり経ってる感ですが(笑)。 コパーとルイーズのコルトレーン夫妻も出てますが、ルーが妊娠後期だそうです。『婚約のルール』から何年後の設定なんでしょう、この作品。他にも多数のカップルが妊娠・出産します!何とキャッシュは子供を授かるために『精力増強剤』を使用した模様(笑)。さすがアメリカ? あ、ロークの子供もコパーの子供もジョシュアです。

あ、文中に、赤ちゃんを「ベビーシートにくくりつける」って訳がよく出て来るのですが、「くくりつける」って所が引っかかる★

K.C.カンターがこんなにはっきり登場したのも初めてでは? まあ、ダイアナ本、再販が多数あってどれが新作なのか判らず、最近読めてない作品が多々あるのですが★ (ハーレクイン社、装丁変えて出して来るから、新作なのか再販なのか判らなくて★) 全作記憶も出来ないし。 それは置いといて、この作品で過去作品が喚起されたので、今ひっぱり出して来て再読してます。大変です!10作品くらいは再読しないと(笑)。 どの作品に出てたのかも記憶にないカップルもいるから、まずは探すとこから(笑)。

 

 

今、ちょっとした『 X-MEN 』熱に浮かされてます(笑)。正確にはウルヴァリン=ヒューにですが。彼、ソフト「クリント・イーストウッド」みたいで、素敵です♪ 特典映像で彼のトレーラーハウスに入って行くシーンがあって、そこには奥さんとお母さんらしき人と3人でいたのですが、彼が赤ちゃんに哺乳瓶で授乳してました。可愛過ぎ~!!キュンキュンです♪♪  映画の話自体も気に入ってます。ただ3作目でアイスマンがなぜ三角関係を作ろうとしたのか疑問★ これから他の派生作品も見る予定。

 ※画像は、カンボジアで撮った『菩提樹』の花です。日本語の上手な現地ガイドの人に教えてもらいました♪ 菩提樹を見てみたかったので、嬉しかったです。 …でもネットで見た菩提樹の画像とは全然違う★ 本当は??