浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

ヒストリカルだよ(笑)。 『干し草をかぶった乙女』&『女伯爵の名誉』

2017年03月21日 | ロマンス・複数作家

図書館からの本を読んでいて、完読出来ていなかったのですが、昨日やっと読み終えました。このところ楽しくないヒストリカルばかりだったので、久々『女伯爵の名誉』は、良かったです!

で、楽しくなかった方が、キャサリン・アーチャーの『干し草をかぶった乙女』。タイトルからしてどうかしてますが(笑)…。  舞台は15世紀後半のイングランド。男爵の弟の騎士(身分は隠してます)と家具職人の娘のロマンス。なんですが、このヒロインがアカン。描かれてないだけかも知れませんが(それも問題ですが)、伯母さんは大変…とか言いながら働いてる様子が皆無。伯母さん、買い物に行って、帰宅したらすぐ食事の用意。その間、ボーッとしているヒロイン。この時代、家事一つとっても大変だと思うのですが、なぜに何もしない?この冒頭のヒロインの描写の悪さで、ヒロインには呆れるだけで感情移入が出来ない★その上、お母さんの事件もあったからではあるのですが、貴族が嫌い。そして意固地。なので貴族の弟であるヒーローは、内心困ってます。ヒーローはまともで、それなりなんですが、如何せんヒロイン魅力なさ過ぎて全然楽しめませんでした…。残念★

『女伯爵の名誉』は、新人作家として紹介されている(2005年当時)テリー・ブリズビン。新人だそうですが、なかなか厚みのあるお話でした。舞台は12世紀のイギリス。(まだイングランドとフランスとの歴史的な関係は良く判ってない★) 今回はプランタジネット朝でした。この頃はノルマン人が統治してます。で、ヒーローはフランス人伯爵。弟と共に投獄されていましたが、獅子心王リチャード(登場人物紹介では「イングランド王子」になってます…。フランスでは王なのかな?)の命令に従うことで、領地や名誉の回復を望みます。ヒロインは、リチャードの弟の策略に抵抗するのに苦労してます。そこにリチャードの母であるイングランド女王が来て、ヒーローであるランジエ伯爵との結婚を画策します。この人が不親切で(笑)、ヒロインの状況等をヒーローに隠したままなので、ヒーローは突然イングランドで結婚することになり疑心暗鬼。ヒロインにも秘密があり、お互い相手のことを信じて良いのか判らない状態に置かれます。それでも徐々に惹かれ合う二人。 歴史とロマンスが上手に融合されていて、勉強にもなりました(笑)。ここでは、凄い性悪に描かれている弟王子・ジョンですが、リチャードの死後は、彼が王になったみたいです★

※内容がヒストリカルなので、ヒストリカルにハマって行った「ハイドパーク」前の信号の写真を(笑)。さすが乗馬も出来るハイドパーク、信号も乗馬用があるんですね。ビックリ★

 

 

映画、『アイアムアヒーロー』を見ました(笑)。昔からゾンビ物とか好きじゃなくて全然見たことなかったんですが、だんなが借りて来たので一緒に見ました。痛そうな所は、目そらして見てましたが、特撮が凄いですね。ビックリ★ 話は、この手の話では普通なのかも知れないですが、最後まで興味津々で見れました!そして久々にお見かけした(笑)吉沢悠さん。悪役もハマってました。…が、私には大事な「藤堂さん」です(笑)。 そして同じ日に、録画していた『イン・ザ・ヒーロー』を見ました。(似たタイトル(笑)。)こちらは、今一つでした。主人公の唐沢さんが、無茶振りな仕事の依頼を受けるんですが、あんな怪我する前提のスタント欲求する?ありえなくない?非人道的で見ていて嫌悪感。他にも何か暗くて、もっと楽しい映画を想像してたので、残念でした★ 福士蒼汰君は目の保養になりましたが(笑)、キャラとしては魅力がなくてどうでも良い。



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