浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

やっぱり好きなキャシー・ウィリアムズ♪♪ 『いけない魔法』

2016年07月28日 | キャシー・ウィリアムズ

久々のキャシー・ウィリアムズ! 楽しくサクサク読みました♪

今回の作品、ハーレクイン社がこの春から刊行している文字を大きくしたタイプの本で、やっぱり読み易かったです~(笑)。字が大きい分ページ数は増えていますが、元々軽くて薄い本なので特に支障はなかったです。

舞台は、スコットランド♪ 今回も(笑)、ヒーローは企業グループのトップ。もちろん容姿端麗です。ヒロインは田舎に住む、教師。ヒーローの父親の友達でもあります。 ヒーローと彼の父親は、年に数回義理で会う程度の仲。ヒーローは、父親が倒れたのを期に、自分の住むロンドンへ強引に父親を連れて来ようと考えます。

子どもの時から、父親と過ごした記憶のないヒーロー。そのことと、父親が仕事ばかりに打ち込んでいた理由を知って、傷ついているヒーローが可愛かったです♪ ヒロインは、ヒーローがいつも付き合うモデル体形ではなく、豊満なタイプ。ヒロインは、自分は太っていると思っていますが、ヒーローにとっては魅力的に映っています♪ 徐々にヒロインに惹かれていくヒーロー。ヒロインも、実は繊細なヒーローに惹かれて行きます。 ラストで、結婚を拒絶していたヒーローが、周囲から結婚を望まれる中で、ヒロインへの愛に気が付くのが良いですねぇ。 

ただこの辺りで何箇所か、理解出来ない文章があったのが残念です。 それとライバルが全然出て来ない~★  登場人物が、4人だけって珍しくない?(そのうち二人は、お年寄り(笑)。) 都会の彼女とか田舎の青年とか、ちょっと出て来て欲しかったな(笑)。

 

ところで! 以前からテニスプレイヤーのアンディー・マレーはスコティッシュって言ってましたが、彼の結婚式の衣装はまさにスコットランド風!キルトを着用し、スポーラン(小物入れ?)も提げてました。 で、何が言いたいかといいますと、《 イヴ&ローク 》のマクナブもこれ着るのかなぁ…と(笑)。 早くピーボディと結婚して欲しい。そして赤ちゃんが見たい!!(切望…(笑))

 


マクラウド兄弟シリーズ♪ 『朝まではこのまま』 by シャノン・マッケナ

2016年07月21日 | シャノン・マッケナ(アンダーソン)

久々のシャノン・マッケナです♪ シリーズ8作目。前回見つかったマクラウド兄弟の双子の片割れと暮らしていたイタリア人がヒーロー。そしてめちゃ分厚い…(811P ★)。そしてこのシリーズ、読んでから日が経ってるので、初めの頃の作品に出ていた兄弟たちは良く覚えてない…。その上、前回のヒロインの能力も覚えてなかった(笑)。(また再読しないと?(笑)。) 

今回、私の一番好きな『過ちの夜の果てに』に出ていたカップル以外(笑)が勢揃いしてます!それも全員、結構出番があってビックリ★ 続々子供たちも増えてて笑える。何と、タマラも妊娠中で、ヴァルが世話を焼いてました♪ そして今回のヒーローの大叔母が、血の繋がっていないみんなの母親役を担ってました、イタリア人らしく(笑)。 

内容ですが、ヒロインの父親が、マッドサイエンティストっぽい(笑)首謀犯の陰謀で殺されるところから展開するのですが、実は子どもの頃に殺されたヒーローの母親の事件の首謀者も同じ人物。ただ子どもの頃に殺された母親と、ヒロインの父親との事件を繋げられないヒーローには、病んでいると思われるヒロイン。組織との戦いは大変です★

ただね、この組織のボス「キング(この名前は良いのか?)」は、かなりせこい(笑)。そしてナルシスト★ 組織の人間が死ぬ度に、大金をかけたのに~と嘆いてます。ま、全ての目的がお金を得るためだからなんですが、それでもね。どうも一人を育てるのに、1億ドルかけているらしい…。で自分を絶対的な指導者にするために、薬やら暗示やらを使います。そりゃ個人で動ける人間にはならないって。だからマクラウド兄弟にバタバタやられる戦闘員たち(笑)。育て方、間違ってないか?

そしてこの事件の要である、同じ遺伝子や不妊治療医の存在の必要性があまりに薄くってびっくり。魅力のない犯人たちも残念でした。唯一、キングに心酔していた戦闘員のゾーイ。心酔してたが故のキング火だるま事件は、ちょっと小気味良かったかも(笑)。

 ただ、ファンの方には失礼だとは思うのですが、どうもジュリー・ガーウッドのブキャナン兄弟と混ざる~(笑)。もちろん、ブキャナンは正当、こちらは亜流、育ちも事件も荒っぽい(作品ではなく)感で印象は全然違うのですが、エピソードやらキャラやらが記憶を探っているときにちょっこし混乱するときがあります★ 記憶力の問題ではあります(笑)。

次作は、いつ出るのでしょう?気になるキャラたちがいるので、楽しみです♪

 

17日は日曜日だったので、祇園祭に行って来ました!…と言っても、バイトですが★ 御池通りにある観客席に来た人に対応する仕事です。仕事しながら間近で鉾やら山やらが見れて楽しかったです(笑)♪ 辻回しも、ちょっと離れていましたが見れました♪ お稚児さんが乗ることで有名な長刀鉾を先頭に、動く蟷螂が乗っている蟷螂山や最後に出て来た船の形の鉾など2時間があっという間でした。雨も巡行前には降りやんで、良かったです。


やっと読了(笑)。『ブルー・ジャスミン』 by ヴァイオレット・ウィンズピア

2016年07月14日 | ヴァイオレット・ウィンズピア

読もう、読もうと思って早何日(笑)? …読んでる途中に図書館からの本が入ったりして、中々進まず…。って言うか、読了しなかったのは、半分くらいまで面白くなかったのが本当の理由です(笑)。 

お話。ヒロインは、イギリス人の画家の娘。ヒーローは、砂漠のシーク。ヒロインの母親は早くに亡くなり、画家である父親は娘を置いて砂漠の絵を描きに出掛けます。なのでヒロインは修道院の寄宿学校でずっと暮らしていました。(この辺りで、中々な父親の自分勝手さが気になったのですが★)…でこの父親が異国で熱病にかかり亡くなります。父親の語っていた砂漠を見たくて、20歳になったヒロインは単身父親が愛した土地に。ただこの小説で判る舞台は、東洋(中東?)のファドナと言う事だけで、国名は判りません。フランスに統治されてたのか、フランス語が流通している様です。

最初にダメだったのが、ヒロインはずっと修道院で過ごしていたにも係らず、男性に対してなかなかの高飛車な態度。近くにいた男性は父親だけだったらしいのに、寄ってくる男性にイライラしている。そしてアラブの砂漠に一人で行くと言い張るお馬鹿さ。勝気と言うか無知過ぎ。父親も何も教えてないんやな。で、彼女も全然行く前に学習してない様で、一人で砂漠に出掛けて、悪人に捕まります。その時点で自業自得でイライラします(笑)。で、その悪人からヒロインを救ったヒーローは、ヒロインを気に入り自分宅へ連れて帰ります。結局囚われのヒロイン。ヒーロー、強引過ぎて嫌だ(笑)。ま、手を出したりはなかったですが。

そんな展開なので、途中まで全然良いと思わなかったです。が、後半くらいからヒーローの良さも出て来たり、ヒロインも素直になって来たりと徐々にロマンスっぽくなって来て、なかなか良いやん…と思ってたのですが、ラストでヒーローが、実は母親(スペイン人)の浮気相手(フランス人)の子どもで、現王とは血が繋がっていない…って落ち(?)が。このエピソード、ラストでいる??何か、ロマンス楽しんでたのに裏切られた気分…。

ヒーローは、ヒロイン連れ去り事件さえなければ(笑)、なかなか魅力的です。ヒロインに出会うまで、ヒーローにとっての恋人は砂漠。…でもラスト読んでしまったら、誰の血?って感じですが(笑)。

 

 

先週、先々週と2週続けて美術館に行って来ました。『安西水丸展』と『ダリ展』。どちらも人が多かったですが、とくに『ダリ』!ダリの版画展の方はそうでもなかったですが、京都市美術館の方は本当に沢山の人でした。中でも若い人が多くてビックリ。 私は『安西水丸展』のが楽しかったです(笑)。でも「ヘタウマ」は苦手だと改めて思いました(笑)。

ヤフオクで、熊本復興のためのオークションをやっていて、サッカーの香川選手のサイン入りシューズが出品されてて、10万円までなら何とか…などと思って見てましたが、21万1000円+税で落札されてました(笑)。子どもには、「買ったら履くで!」と脅されてましたが(笑)。今はユニフォームが出品されてますね。いくらになるのかなぁ…。 このオークションの目玉は、レスター岡崎選手のユニフォーム。優勝時の選手全員のサイン入り!で、あと2日を残して100万円超えました!いくらになるのかなぁ…。

ウィンブルドン、錦織君は棄権で残念でしたが、マレー優勝しましたね!ディフェンス力の凄さに脱帽です。この調子で行って欲しいです。4強と言われながら出遅れてたからな、彼。 話は違いますが、今回はセント・アンドリュー・クロスを前ほど見なかった気がします。(スコットランドの国旗好き(笑)。) 

ツール・ド・フランス、始まりましたね。昨年は、BS-NHKで、毎日20分放送されていたのに、今年は週末に50分と言う超短縮版。全然レース感なく、盛り上がらずに終わります★ 楽しみにしていたのに、悲しい…。 今年は新城選手が参戦していて、それは良かったですが。


サスペンスは無理とみた(笑)。『星夜とあなたに守られて』 by マヤ・バンクス★

2016年07月03日 | マヤ・バンクス

マヤ・バンクス。読んだことあるのは、1冊プラス短編。うわさ(笑)では、かなり過激でホットな作品を書かれてるそうですが、私の読んだ『彼を誘惑する方法』は可愛かったです。結構好き♪ もう1点は、ちょっと過激ではありましたが、純粋にロマンスしていて、楽しかったです。…で、今回。サスペンスが書いてみたかったのでしょう。が、はっきり言ってやめた方が良いです(笑)。全く感情移入出来ず。登場人物の言動等が猟奇なサスペンスに不似合いな軽さと言うか上滑り感がすごくって★ もしかしたら訳にもちょっとは原因があるかも…ですが、《 イヴ&ローク 》の訳してる方だからなぁ…。(このシリーズには、ほとんど文句ないので(笑)。)

内容ですが、超能力があるヒロインは、その才能で事件の犯人を探し当てています。が、1年程前に見つけたサイコパスな犯人も超能力者で、精神的に繋がった状態になってしまいます。犯人は、ヒロインを殺すことを楽しみにしており、彼女は身を隠して生きています。そこへヒーローが、妹を誘拐した犯人を見つけるため、ヒロインを探し当ててやって来ます。妹が予知夢を見るとかで、ヒーローにとっては超能力は割合身近。ですが、ヒロインの犯人を見つけるために受ける苦痛を目の当たりにして、その後苦しみます。ヒロインは殺人犯から逃れるために逃げていますが、ヒロインより犯人の能力が高いようで、みつかり捕まりかけます。ヒロインは、ヒーローに連絡して助けを求めます。そこからロマンスと殺人犯との戦いが始まります。ってな。全然盛り上がりませんでしたが(笑)★ 

登場人物の言動がとにかく変★ そこで、そんなこと言う?とかそんなことする?みたいなのが多々あり。そして究極、何で犯人はヒーローを操れるん?(ヒーローを使って爆弾しかけたり、ヒロインをナイフで刺したり…)その力、凄過ぎて笑える。ヒーローが犯人にされた画像を誰が録画したのか、その点は気にならないのか?やたら最高の人材しか雇わないって書いてあるが、書くのはいいから、行動で最高を見せろ!とか思ってしまう。思わせ振りな文章も多いが、全くフォローがなく書きっぱなし★ ヒーローの妹の予知もどきも関連あるのかないのか判らない。やたらに妹に気を使うヒロインも嫌だし、助けてもらったのに、ひどい態度しか取れないヒーロー家族も嫌い。立場の判らない雇い人に、人間離れしている殺人犯。そして急に恋に落ちるヒーロー。どれを取っても私には無理でした(笑)。 

サスペンスなのに、ドキドキよりイライラが多い作品でした。ロマンスとサスペンスが分離してる。マヤ・バンクスはロマンスのみで書いた方が良いです。サスペンスの才能は無いと思う(笑)。

 

※え~っと今回、目次みたいなのが作れないかと思ったのですが、作り方が判らず(笑)、取り合えずカテゴリーの末尾に「ア行」等を付けてみました♪ 一応、作者の名前(氏ではなく)で分けましたので、お好きな作者の方がいましたら、そこから探して見て下さい♪ ただ、今回分けてみてわかった事。「シ」で始まる作者の多いこと!なので、「シ」だけ別枠で。ちなみに「J・D・ロブ」も「シ」です(笑)。 もっと見やすいものの作り方が判れば変更しますが、取り合えず今のところはこれでやってみますので、よろしくです。