浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

『公爵は海がくれた贈り物』 by メアリー・ジョー・パトニー 

2018年02月09日 | メアリー・ジョー・パトニー

ネットでの評価が高かったし、大好きなテッサ・デアの『夢見るキスの続き』と同じベルベット文庫からの本だったので(笑)、期待大で読み始めました。確かに登場人物は魅力的で、ミステリーもありでグイグイ読めて今、寝不足です(笑)。ですが、ラストの色々がちょっと拍子抜け。残念でした★

ヒーローは、事故で記憶消失になった公爵。ヒロインは、彼を助けた女性。ヒーローは母親がインド人。ヒロインは祖母がロマ。異文化を内包した二人。良いですね~♪異文化大好き(笑)。他にもこの時代に受け入れられにくい設定の脇役がいます。

ただロマンス的には、主役が記憶喪失なのは感情移入がしにくい。恋人や妻がいるかどうかが判らないので(ロマンス小説なので二人が結ばれるのは判ってますが)、素直に楽しめない★ ヒロインが「自分が妻」だと嘘をついたのも、心苦しかった。

そして話の後半になると、死んだ(いない)と思っていた人達が続々と登場します。う~ん、出過ぎ★。そして出来過ぎ(笑)。

でも一番の問題は、ヒーローが記憶喪失になった原因の事故。実はヒーローを亡き者にしようとした計画だったのですが、実行犯がなぁ。無口キャラのはずだったのに、ヒーローを殺そうと屋敷に侵入した時に、「けがらわしい異教徒野郎!」とか、ヒーローを狙うのは「仕事と趣味」だとかのたまってるし。黙って実行すれば良いのに、何なん?設定無視?犯人のヒントを与えたかったの?それにしても、不自然…★  最後に犯人も色々告白してくれますが、良いのかそれで? そして犯人の息子。決別早過ぎ★もっと悩めよ~。ラストの反応が何だか軽くって、そこが本当に残念でした。

この小説の初めに登場した、ヒーローが子供時代を過ごした問題児たちの学校の第一期生の友人たちがこのシリーズのヒーロー達の様です。総勢6人。多っ(笑)。ヒロインの魅力的な友人も、このシリーズのヒロインになりそうです。シリーズの続きは、翻訳されてませんが(笑)。

 

昨日はブログの項目作りを、頑張りました(笑)。やっと念願の作者別項目が出来ました♪ …が、ひとつのブログで複数の作家さんを取り上げてるものがあるので、「複数作家」としました。もっと良い項目を思い付ければ良いのですが。

 

 

最近、即席のホットワインを飲んでます。以前は寒い時期のアルコールは、ホット梅酒、またはコーヒーにミルクリキュールを入れた物を飲んでました。今年はリンゴジュースまたはオレンジジュースと赤ワインを混ぜてシナモンを振り、レンジでチンして飲んでます♪ 私はリンゴジュースで割るのがお気に入り♪

スーパーボール、終わりました。良い試合でした。ペイトリオッツ負けましたが、勝ち過ぎ感があったので、イーグルスで良かったかも。

※画像はハイドパーク:ロットンロウで乗馬されていた方々。ハイドパークでは乗馬教室も開催されてる様です。