浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

スパイラル、脱出!!(笑) ビバリー・バートンに感謝 ♪

2015年10月05日 | ビバリー・バートン

長かった不毛期間に、やっと終止符を打つことが出来ました!! 喝采♪

ありがとう、ビバリー・バートン。 …と言っても、前回言っていた『甘美すぎた誘惑』ではありません(笑)。 この作品は、リサ・クレイパスの『星屑の入り江で』と同じで、主人公たちが大した理由もなく好きになる、一目惚れ状態に近いものだったので、今一つでした。 主人公たちにも魅力を感じなかったし、ミステリーもあまり盛り上がらず…。 

で、面白かったのは、この作品の次作に当たる『忍び寄る永遠』。 前作に出て来た元大学のフットボールのスター選手で、離婚歴のある警官と、郡の保安官のロマンスです。 (未だに保安官と警察官の違いが良く判らないのですが、保安官は選ばれるみたいですね。権限はどうなんでしょう?? ま、おいおい理解するしかないですね。)

こちらは、初めは保安官の美人の妹に目を留めたヒーローですが、徐々に保安官に惹かれて行くと言う好きなタイプの話(笑)。ミステリーの方も中々面白かったし、これは私には久々のヒット! ただ振られたことがないと言う、奔放な妹はどうも頂けない。母親も好きじゃないタイプ。個人的には二人に何かガツンとあれば、もっとすかっとしたんですが。 

この手のサスペンス物、幼児期の虐待シーンが描かれることが結構多かったりします。また作品によっては残虐な殺人シーンも多々あるのですが、作家さんには申し訳ないのですが、その手のシーンが出てくると飛ばして読みます(笑)。若い頃は読んでましたが、もう充分なので、今は謎解き&ロマンスの行方等、好きなところのみを読むことにしています。なのでその辺に推理のヒントがある場合は、謎が解けません(笑)。

実はビバリー・バートン、今まであまり面白いと思った作品に出会ってなかったので敬遠していたのですが、これからちょっと手持ちのシリーズ物、読んでみます。 (結構集めた【狼たちの休息】シリーズ。まだ未読だったりする…。 ただの収集好き(笑))

上記の本の間に、キャスリン・コールターの『追憶』と、ジュリア・ジャスティスのヒストリカル『無口な求愛』も読みました。 どちらも興に乗らなくて、なかなか進まず。後に読み出した本ばかり読み終わる状態でした。 で、やっぱり最後まで今一つ。 楽しみにしていたジュリア・ジャスティスもなんでしょう、説明的なのか何なのか、全く盛り上がらず残念な結果に。 『追憶』はもうあきらめつつ読んでたので、良いんですけど。それでも所々自己中なアメリカ的発言に辟易したり、犯罪教唆のおばさんは身内びいきかで無罪放免になったちゃうし、やっぱり無謀な犯行の意味が判らないしと、イライラが残る作品でした。 いいのか、それで!! おこっ★

で、今度はしっかりと【イヴ&ローク】再読しようと再トライ。 面白いですね! はぁ~。 力量すご過ぎ。 ただ以前にも書きましたが、再読始めると新しい作品に出会えなくて、それがちょっとイライラの元になったりもして、自分でどうしろっちゅーねん…て感じです。ジレンマ…。

取り敢えず、【イヴ&ローク】を読みつつ、新しいロマンスも読まねば。時間が足りない…。はぁ…。