浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

シリーズ最終巻!『黄泉の王は愛をささやく』★

2019年02月20日 | エリザベス・ホイト

エリザベス・ホイトの《メイデンシリーズ》最終話です。(さみしい…)。 当初は、セントジャイルズが中心だったのが、いつの間にやら「混沌の王」がメインになってしまったな(笑)。

ただ、この最終話が地味~(笑)。前作で終わっていたら良かったのに…。でも「混沌の王」のリーダーは二つの家から出てたから、ダイモア公爵が出て来ない訳にはいかなかったのでしょうが、それでもな。

何と言ってもヒーローのダイモア公爵ラファエル。『心なき王が愛を知るとき』のバルと違い、性格はいったって普通(笑)。見た目こそ怖そうなんですが、それも他人を痛めるよりは自分を(?)的な心優しきヒーロー。そして超真面目。ですが、ちょっと馬鹿かも。「混沌の王」を倒すのは、自分の役目!ってことで、誰の助けも借りないってな。一人で何が出来るっちゅーねん。さっさとカイル公爵に助力を頼んで殲滅すれば~?と思うんですが。彼には英語の良く判らないコルシカ人の部下しかいないし、それも十数人(?)くらい。少人数でどうやって「混沌の王」メンバーの情報集めるん?ほんとに…。ただただ愚直な良い人で、父親がサイコっだたがために人生破滅させられた人。

そしてロマンスにも後ろ向き~。最後の最後まで抵抗してたな、こ奴は。ロマンスを読みたいのに~、やだやだ(笑)。ヒロイン、さっさとラファエルと父親との違いを納得させれば良いのに~と思いました。

そのヒロインは、前作ヒーロー(カイル公爵ヒュー)の浮気者妻の親友ってな。性格は悪くないんですが、あんな道徳観念ない人を受け入れられるってのは、どうなの?魅力半減。

そして「混沌の王」の現リーダー=ディオニュソス。「混沌の王」の過去の被害者ってな、救われない~★ で、彼はなぜにリーダーになったんだっけ?リーダーになったのには、理由があったみたく書かれてましたが、もしかしてダイモアを地獄に落とすため?それは後から出来た理由やんなぁ?そもそもは何がしたかったん?それにダイモアより地獄に落としたい輩は沢山いると思うんですが。誰にも知られずリーダーになった割に、頭の良さが判るシーンが全く出て来ない、残念な人。

最終巻がこの浮かばれない話で終わるのか~。前作で結構すっきり終わってたのにな。めっちゃ残念感(笑)。

 

今は、先日ネットで購入した≪ イヴ&ローク ≫ シリーズの40巻を再読中。初回は焦って読むので、記憶が飛んでる(笑)。今は地道にしっかり読んでます。 楽しい♪♪

 

 

ところで見ましたか?NHKドキュメンタリー、『白馬の王子さまに会いたい!』!! 出ましたブキャナン(笑)。ロマンス小説読んでるとやたら出て来るブキャナン姓。とうとう本物のスコットランドの氏族、ブキャナン登場です!!わーい(笑)♪♪ 他にも伯爵や男爵やら出てましたね。男前な方々も多くて堪能(笑)。

そしてヒストリカルで良く出て来る貴族議員。昔からずっと無報酬なんだそうです。ビックリ。そして貴族院の世襲貴族議員の任期は終身だとか、知りませんでした~。リアルロマンス世界!楽しい~(笑)。


久々のイスラムもの。『ハーレムの花嫁』 by アン・ヘリス

2019年02月15日 | アン・ヘリス

舞台は、オスマン帝国・トルコです。ヒロインはイングランド貴族の娘、ヒーローは、オスマン帝国の司法大臣の息子で、母親はイギリス人(第一夫人)。 ヒロイン、海賊に襲われ、ヒーローに売られます。スルタンへの贈り物にと考えてヒロインを買ったヒーロですが、気に入って手元に置くことに。 ヒーロー、ヒロインに気骨を感じてますが、読んでる分には意地っ張りなだけな印象。父親とは対等に意見を言い合うと言う、その時代としては甘やかされていたとは言え、イスラム圏は残酷だと認識していながらの暴挙。ヒーローが良い人だったから良かったけど、無謀過ぎ★(たまにロマンス読んでるとあるんですが、本当の悪人には大人しくしてるのに、同じく恐がるはずのヒーローには言いたい放題するヒロイン。その態度の違いは何? 読んでて腹立たしい。)

そしてライバル女性が、やり過ぎ~(笑)。 いじわるの仕方が見え見えでしらける~。そしてそやつをむやみに庇うヒロイン。ヒロイン以外の人の被害を考えず、独りよがりで、優しいって言うのを通り越して、イライラする~。

この話で良かったのは、イスラム世界とキリスト世界の違う点が少しですが描かれ、その違いを、認め合う様に描いていることかなぁ。

ま、もともとロイヤルものや王室ものは、あまり興味が湧かない(笑)。世界が遠過ぎて、あまり感情移入が出来ない。それでもシークものだとダイアナ・パーマーの『砂漠の君主』、ロイヤルものだとジェシカ・ハートの『ティアラは似合わない』が好きです。 ってか大好き(笑)♪♪

ところでこのタイトル、何だか恥ずかしい(笑)。 知り合いに何読んでるのと聞かれ、ごまかしてしまった。英語のタイトルは『ハーレムの捕虜』…まぁロマンスっぽくはないですが、これだと答えられるかな(笑)。

 

テレビは大好きで良く見ますが、こないだたまたま見たのがまさにオスマン帝国が舞台のトルコドラマ!(日本でトルコドラマが見れるとは…。グローバル♪) あまりにタイムリーでビックリ★ ただこの手のドラマは、その時代の住居や生活、衣装等が判って楽しいのですが、ドロドロの愛憎劇なことが多くて。ドロドロ苦手なので、多分もう見ません(笑)。 (20世紀初頭のイギリスが舞台の『ダウントン・アビー』も、性格悪い人多くて、見てて楽しくないので数回見て辞めました(笑)。)


ロマサス。 『つめたい夜を抱いて』を読んでみた★

2019年02月05日 | エリザベス・ノートン

ロマンチックサスペンスでRITA賞受賞している今作。期待するでしょう~。なのにうーん××

ロマンスでは言えば、ヒロイン、辛い過去があるのは判りますが、ロマンスに後ろ向きなのは好きじゃないので、前半楽しくなかったです★ 自分を守るためとは言え、気を持たせては拒絶ってな。イライラです。ヒーローも良い人過ぎてイライラ(笑)。お互い、自分みたいなものは、身を引かないと…みたいなの多くて。苦手なタイプの流れでした。 それって結局は相手の気持ち自体は考えてへんやん!って思うんですが。 

そしてサスペンス。最初こそちょっと不気味でしたが、すぐに大体の犯人は判る作り。事件自体もせこい。その上に現場操作なのか証拠改ざんなのか判りませんが、都合の良い人を犯人として逮捕。ってそんなに簡単なん??事件捜査に疑問しかない。そして犯人の一人、いっちゃってるし。事件を隠ぺいする気のない犯罪って、サスペンスとしてどうなん? クライム物ではありますが、謎がほぼない。ラスボスが出て来たときも、だから??感満載だったし。その上事件解決はあっけなかったな。ラスボス存在感薄いし(笑)。ヒロインの生徒の問題児も、中途半端な存在感。全体的に、取って付けた感が多かったなぁ、いろいろと。厚みのない印象。寝不足になりながら読んだのに~! 残念★

 

 

 

行って来ました、草間彌生展!良かったです~♪ 記念にキーホルダー買おう!とショップへ。…え?キーホルダー3,456円? え?南瓜のオブジェ、23,760円?? 買えへん…。友人とあ然としてしまった。さすが草間彌生。恐るべし。価格が違う×× でも南瓜のオブジェは、ふるさと納税でもらるらしい。気になる…(笑)。

画像は、私でも何とか手が出たハガキとファイル(笑)。それでも絵葉書1枚、220円。なかなかなお値段で(笑)。

上記の展示会場は、祇園の歌舞練場内にあって、築100年以上の建物だそうで、お庭も見れます。畳敷きの場所も多数。とても良い空間でした♪

 

スーパーボール。今回の試合は超地味~(笑)。ディフェンスがすごいと言うのか、オフェンスが今一と言うのか、すっごいロースコアでした。 2年前のMVPは、ジュリアンにあげて欲しかったんですけども、今期のMVPはディフェンスから出て欲しかったなぁ。 ギルモアか、ハイタワー!


『求婚の作法』…『愛のソネット』の続編★ by ステファニー・ローレンス

2019年02月01日 | ステファニー・ローレンス

ヒストリカルを読みたくて選んだ『求婚の作法』。まさかのシリーズ2作目★ なのですが、ハーレクイン社からは、独立作品みたく出版されてます。何故だ×× シリーズ1作目の『愛のソネット』の裏表紙にも、三部作って嘘書かれてますが、このシリーズ4部作です。良いんでしょうか(笑)?

遥か昔に読んだ『愛のソネット』。再読しましたが楽しかったです~♪ このレスター家のシリーズ、四兄弟(女性一人含む)のロマンスですが、1作目は四兄弟の三人目のレノーアがヒロインです。お相手は、レノーアの兄たちより上を行く放蕩者(笑)の公爵です。

で、本命の『求婚の作法』ですが、レノーアの長兄のジャックがヒーローです。ジャック、『愛のソネット』では、お馬鹿な放蕩者っぽかったのですが、今作ではえらく大人しくなってて、ほんとに同一人物??と思ってしまった。ロマンスは1作目の方が断然、面白かったです! 『求婚の作法』は、ヒロインの勘違いから、ヒーローを避ける…ってことを延々とやってます。ヒロイン良い人設定なのですが、何だかなぁ。なので感想は普通(笑)。この作品が今ひとつだってので、シリーズ3作目の『愛の円舞曲』は待機状態に(笑)。

代わりに(?)、コミックの原作として気になってた、ルイーズ・アレンの『花嫁は絶対絶命』を読みました。冒頭、やりたい放題のヒロイン弟に怒り心頭、そんな輩を甘やかすヒロインにもイライラしましたが、死刑囚のヒーローと出会って、助けるために奔走する辺り、ワクワクしながら読みました。…が、ヒーローの実家へ行ってからは、ヒロイン「婚姻を無効にする!」と言い続けていて、全然楽しくなかった★ 気骨があると言うのかも知れんが、ウザい(笑)。生きて行く方法もないのに、何でそんなに拒否するかなぁ。意味無さ過ぎ~★そしてヒーローはずっと我慢の人(笑)。それよりヒーロー父である公爵。味がありましたなぁ。 最後の方に出て来た、ヒーローのライバルになる設定かと思った弁護士は、何故か只の酔っ払いに成り果て、ヒーロー弟と意気投合。どんな展開やねん(笑)。

ま、この作品で言えば、コミックの方が数倍楽しかったです♪ コミックお勧め(笑)。(あ、漫画家さんは、橋本多佳子氏です。)

今は打って変わって、『冷たい夜を抱いて』(by エリザベス・ノートン)を読み始めました。ロマサスです♪ しょっぱなからちょっと怖い★でもヒロインがちょっとヒステリー気味。最初だけだと良いな。ヒーローは容姿・性格共に男前設定。…完璧っぽくって、今のところ普通(笑)。結構厚い本ですが、あと5日で読まないといけない★(図書館の返却期限(笑)。)頑張る!

 

 

 

ペイトリオッツ、またまたスーパーボールに出ます!(出過ぎ~(笑)。) 今期、プレイオフ直前ぐらいからのアメフトの試合がどれも白熱しててね、とっても面白かったです♪♪ 新しく若くて優秀なクウォターバックが多数出現!ディファンスが強いチームも多くて♪ ほんと楽しかったです。  …ところで、昨年スーパーボールでMVP取ったニック・フォールズ。彼は今年も控えのQBってなぜ?彼は納得してる様ですが、もったいない!!   アメリカのニュースで、まだ買えるスーパーボールのチケットの紹介がありました。天井近くの一番上階の席で2500ドル、50ヤード辺りのフィールド間近の席で14000ドルだそうです★ 正規の料金かは判りませんが、高過ぎ~(笑)。

2月3日は日曜日。朝から巻き寿司巻きです(笑)。そして4日は、スーパーボール!なのですが、草間彌生展に行くことになりました。初めての実物鑑賞。そして天気が良ければ、初詣に行ったイノシシいっぱいの「禅居庵」のある「建仁寺」を散策して来ます♪ こちらも初めて。楽しみ~♪

 

※ず~っとページのデザインを変えずに来たのですが、今回初めて「うぐいす柄」にしてみました♪ 季節っぽい??