浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

『 歪んだ絆の刻印 』 by J・D・ロブ ♪

2017年11月24日 | J・D・ロブ

《 イヴ&ローク 》 シリーズ 43 です。

今回は、殺人事件の犯人が実は過去の被害者と言う読んでてしんどいパターン。 それにイヴは、絶対辛いし…。 

それはそれとして、今回はデニス・マイラが多々登場します。私は何も感じないんですが(笑)、イヴは彼にメロメロなのが可愛い♪ そして、彼には性格の超悪いいとこがいました!またその妻が今までになく性格が悪くてビックリ★ その子供たちが、ミスター・マイラ似なのが不思議…。(息子くんは、デニス・マイラの夢見る緑の目(笑)を持ってるそうです。)

前回、イヴがロークに連絡忘れてて、家に保安官補連れてきた時はローク怒ってたのに、今回自分が黙って連れて来ててイヴが怒ると「嫉妬?!」みたいな言い方が、おいおいでした★  秘密で改装したかったロークの気持ちも判るけど、やっぱり帰って来て知らない人が自分の大事な仕事部屋にいたら怒るだろう! でもこの件ではロークのイヴへの思いが出ていて、一番のお気に入りシーン♪♪ (243P~263P…長(笑)。)

あと、79ページのアスタリスク(*)の逸話も楽しかったです。 98ページのイヴの夢(主役は像)のエピソードも良い~♪ めずらしくローク、大笑い(笑)。 あ、2週間後にベラが誕生日らしい。次作には登場するかな?楽しみ~!

204ページの「坊や」は、何か痛い目を見て欲しい(笑)。212ページの、もしロークが浮気したらイヴは許せるか問答も笑える。215ページ、ジャスミンティーを勧められたイヴは、「現世でも来世でもお断り」らしい(笑)。420ページ、初めて?のイヴの悲鳴(笑)。ピーボディの怖いものは「蜘蛛」なんですね。(『ハリー・ポッター』のロンも苦手でした。海外だと怖いものに「蜘蛛」が候補に上がるかな?私は結構「蜘蛛」は好きなんですが。特に蜘蛛の巣は芸術品♪だと思ってます(笑)。)

474ページ登場のローレル、その後ヤンシーとデートするみたいです(笑)。591ページのイヴの「あなたはたいした警官だわ。」に「絶対お断りだ。」のローク。楽しい~(笑)。601ページ、マクナブが警官らしく(男らしく)のシーン♪ 他にも今回は楽しい(良い)シーンが沢山あって楽しかったです♪

あ、ロークが、自分の家の想像していた当初は、見張り塔やら濠やら投石機(カタパルト)もあったらしい(笑)。昔のお城? ただ私はまだロークの家を想像出来ないでいます。塔があるってな。どんな外観なのでしょう?いつも想像出来なくてちょっとイライラする~(笑)。

 

今回の内容、タイムリーと言うか、今海外では過去にセクハラされたと、大勢の有名人や政治家たちが訴えられてます!! 私の好きな映画『ユージュアル・サスペクツ』に出ていた男優も訴えられてた★やだやだ。 

 

 

こないだからハマっている「川畑要」くんのCDをゲット(笑)!今日は一日中聞いてました♪ 幸せ~♪♪

あ、NBAのクリス・ポールがロケッツに移籍してました!ハーデンいるし、今年こそ優勝?!楽しみ!!


『唇泥棒にご用心』 & 『情熱の炎に捧げて』 by スーザン・イーノック ♪♪

2017年11月02日 | スーザン・イーノック

楽しかったです~♪♪ 『唇泥棒にご用心』 は全然期待せずに読んだのですが(笑)、楽しくって一気読みしてしまいました♪ その流れで『情熱の炎に捧げて』を借りて来たのですが、こちらも面白かったです。でも好みとしては 『唇泥棒にご用心』に軍配!

前々回の『侯爵を結婚させる方法』&『密会はお望みとおりに』のときにもあったのですが、今回も設定が似てる印象(笑)。 

『唇泥棒にご用心』 の舞台はイギリス、摂政時代(リージェンシー)。……私はまだ時代によっての貴族社会の違いの理解があんまり進んでません(笑)。 ヒーローは侯爵の庶子。認知してもらってません★そしてタイトル通り(?)、実際泥棒です。(本職は馬の調教師)。 ヒロインは侯爵の令嬢。

『情熱の炎に捧げて』の舞台は19世紀初頭のイングランド。なのでこちらも摂政時代かな。こちらのヒーローは、スコットランドの貴族。侯爵であり族長でもあります。ヒロインはイングランドの伯爵の令嬢。スコットランドはイングランドとの戦いに敗れ、併合されてます。なのでイングランドだとどうしてもスコットランドの貴族は低くみられます。イングランドに迎合するスコットランド貴族もいますが、ヒーローはあくまで誇り高く、スコットランド人としてクランをまとめています。 (スコットランドと対比するとイギリスではなく、イングランドって書かないとアカンかと。ちょっとややこしい(笑)。)

なのでこのニ作品はどちらも身分差がある(ヒーローが低い(笑))お話です。なのでロマンスもすんなりと行かず、ジワジワ感が何とも良かったです♪ そしてどちらのヒロインも、結婚の約束もなくヒーロー身を任せます、お話の真ん中くらいで。(個人的には、早っ(笑)と思ったのですが、その後もしっかり事件やら何やらあって物語は充実してました。) いやぁ、愛ですなぁ~♪

愛と言えば、『唇泥棒にご用心』の二人が、人前では知らんふりしながら、指先だけ触れ合うシーンはドキドキです♪♪

『情熱の炎に捧げて』は、ヒーローがスコットランドのハイランダーなので、イングランドとの考え方の違いがとっても面白かったです。ヒロインのためにイングランド流に対応しようとするヒーロー。えらいとも言えるし、まどろっこしいとも思えた(笑)。スコットランドでの敵キャラが良い味出してました。 それと文中に出て来た肖像画家のトーマス・ローレンス。ほんとに素敵な絵を描かれてます♪

スーザン・イーノックは久しぶりに読みました。彼女のお気に入り作品は、『恋に危険は』と『あなたの心が知りたくて』。『恋に危険は』はめずらしくコンテンポラリー作品で、こちらはヒロインが泥棒です(笑)。

 

最近、沢山ロマンス小説を入手したのですが、以前に読んで良かった作品で持ってなかったのもあって、それらを再読しているととっても楽しいのですが、新しくは出会えない★ いつものジレンマ(笑)にハマってます。

 

 

最近は、フリーマーケットに出すために、昔買った少女マンガを毎日読んでます(笑)。ほぼほぼ忘れてるので売る前に一読…と思ったら、結構良い作品もあって、結局残す本もあり、なかなか本は手放せない(笑)。(だってこんなに古いマンガ、後から読みたいって思っても入手出来ないと思う。) 逆に全く面白くないマンガもあり、何で買ったのか自分でも疑問(笑)。

※画像は、エジンバラからハイランド地方へのツアーのバスの中からのもの。有名な建築物らしいのですが、今一つガイドさんの英語が聞き取れませんでした(笑)。