浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
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残念な『永遠の詩』by スザーン・バークレイ ★

2018年10月10日 | スザーン・バークレイ

読む本を探しに屋根裏に行ってみつけた、スザーン・バークレイの『永遠の詩』。(持ってる事を忘れてたのでビックリ(笑)。) 久々のスザーン・バークレー♪♪と、期待大で読み始めました。読んで行くと、どうも記憶にある名前が(ハーコートって)。それに三兄弟ってもしかして…と思っていると、何と《愛のサマーヴィル》シリーズ(全3作)のスピンオフと発覚!テンション上がりまくり(笑)。ただ3作目以外良く覚えてなくて、でも小説を再読するのももどかしく、大好きなコミック(篠崎佳久子氏・画 ♪)を再読(笑)。そんな話だったなぁ…と、楽しく読了。でも登場人物のイメージが記憶と違う…(ルーアークの髪は短いイメージ。)とか思いながら読みました(笑)。

この《愛のサマーヴィル》シリーズは、14世紀頃のイギリスがメインの舞台。(1作目では、フランスも重要な舞台)。騎士の世界ですが、それだけでない面白さがあり、お気に入り♪♪

で、『永遠の詩』ですが、全然楽しくなかったです(笑)。 まずヒーローの両親(『ただ愛のために』のカップル)。豪放磊落、女好きで海好きだった楽天的なアレックスが、厳めしい父親になってて、ほんとにアレックス??って感じ。母親にしても、気の強い勇敢な女性だったのに、気弱な印象に変っていてガッカリ。 父親譲り(女好き(笑))の長男がヒーローなんですが、アレックスの女好きは違和感なく受け入れられたんですが、こ奴は何だか軽いだけで、良い印象なし。 その上に、双子の弟が全然性格違ってて、どう捉えれば良いのか判らなかった。結局は、以前のシリーズの悪役だった「ハーコート」を受け継いだ悪役キャラでした。同性同名だし(笑)。

ロマンスにしても、ヒロインにも大した魅力がないし、事件にしても盛り上がらず。折角のスピンオフなのに、残念な作品でした。悲しい…。

それにしても、ハーレクイン!裏表紙の説明に《愛のサマーヴィル》シリーズのスピンオフとか続編とか、一筆書いてくれてても良かったのに。 不親切~××

 

 

 

10月7日に、予定通り「区民運動会」が終了しました~!! 直前まで、お弁当の手配の変更とか、出られる選手さんへの連絡とか、いろいろバタバタで本当に終わって嬉しかったです!  (台風の被害に遭われた方には申し訳ないですが、ちょっと一息です。)

次は「秋祭り」。お神輿巡行です。無事終わります様に!!