浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
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とっても楽しかった!『 公爵シルヴェスターの憂い 』 by ジョージェット・へイヤー ♪♪

2016年05月15日 | ジョージェット・へイヤー

他にも色々読んでたのですが、一番楽しんだのがジョージェット・へイヤーの『公爵シルヴェスターの憂い』 !なのでこの作品について。 取り敢えず今まで読んだジョージェット・へイヤーの公爵ものとは全く関係なかったです(笑)。

『悪魔公爵の子』もそうでしたが、今回のヒーローの公爵も、マザコン気味(笑)。母親の様な人を見つけられず、条件で結婚相手を探しています。そんな息子を心配する母。そしてヒロインは珍しく、全く美しくない様です。ヒーローの母は、「表情豊な灰色の目以外魅力的なところのない、ひょろ長い、日に焼けた娘」と言ってます。そしてヒーロー本人も、「美人ではなく、変わっている。突飛なことはする、生意気でたしなみがない。あれほど気品のない女性を見たことがない。言語道断だし、すぐ腹を立てる」等、色々言ってます。でも「いとしい」らしい。素敵~(笑)。 今まで傲慢で冷淡だった公爵は、ヒロインへのプロポーズには失敗します。落ち込むヒーローの可愛いこと♪ ヒロインは自分の見た目や性格は理解していて、将来は小説家として家庭教師の女性と暮らすことを夢見ています。その彼女の書く小説によって、二人は翻弄されることになるのですが。

兎に角、ジョージェット・へイヤーなので、ホットなシーンはゼロです。キスシーンもほぼありません。なので、純粋にロマンスが楽しめます♪ 傲慢なヒーローが、ヒロインの率直な物言いや頭の回転の良さ、そして性格の良さ等に惹かれて行く様や、初めは冷淡だと思っていたヒーローの優しさや機知等に気付いて惹かれて行くヒロインなど、楽しかったです。そこにヒロインの幼なじみの領主の息子や、ヒーローの亡き双子の弟の遺児やら、ヒロインの祖母やら魅力的な登場人物が出て来て、話は流転して行きます。

『愛の陰影』『悪魔公爵の子』程にはロマンス度は高くないですが(主役二人にあまり自覚がないもので(笑))、ほほえましいシーン等たくさんあり、楽しめました♪♪

 

これ読んでた日は、うちのチビの誕生パーティーの日で、キッチンでバタバタしながらも、しょっちゅう休憩しては読んでました(笑)。 ちなみにメニューは、リクエストが「肉」だったので(笑)、鳥のオーブン焼き(焦げた(笑))、豚ブロックとゆで卵の煮物、かつおのたたきのカルパッチョ、ポテトサラダ、人参のポタージュ、ちくわのおつまみ風、そしてリクエストのチーズケーキでした♪ 来週はだんなの誕生パーティーしなくては(笑)。5月は母の日もあるので、前半はケーキ作りが忙しい★ パンも焼きたいんだが、本も読みたい…(笑)。

錦織君、惜しかったですね!前回のスペインに続き、準決勝でジョコビッチ。前回も2セット目は惜しかったですが、今回は1セット取れてたし、本当に残念★ そして今回も決勝はジョコビッチ対マレー。今度こそマレーにぜひ勝ってもらいたい。

あ、今日の夕方、2階から凄い音がしたので、息子が怒って物を投げたのかと思っていたら、息子が「お母さん、何か投げた?」と聞いて来たので(笑)、2階へ行くと異臭が★ どの部屋からしてるのか判らず、外かも…と期待したのですが、本棚の並んでいる狭いスペースからと判明。ずっとほってあった画材の一種「 トリパブA 」(定着液)のスプレー缶が変形して落ちてました★プラスチックの赤いフタも粉砕★ビックリ。微燃性と記載がありましたが、何も気にしていませんでした。天井には凹みが出来てしまった…×× 早く異臭が消えて欲しい…。