浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

またまたのダイアナ・パーマー(笑) 『炎を消さないで』

2016年09月25日 | ダイアナ・パーマー

どうしても気になってしまうダイアナ・パーマー。未読だった本を最近ネットで入手。早速読みました(笑)。

『背徳感に満ちながら、どこまでも無垢の愛をご堪能下さい。』 … 裏表紙のコメント。 完読してから読みました。どこに背徳感があったのだろう…(笑)★ 

ロマンスの設定は、ダイアナお得意の(笑)年上のヒーロー(35歳)と若いヒロイン(20歳)のお話。 ヒロインは孤児で、いとこであるヒーローの家に同居してます。子供の頃から一緒なのですが、ヒロインが大きくなるに連れてヒーローとの関係がギクシャクすることに。 

傲慢で女性にモテるヒーローと、気さくな弟、周りの見えてない母親(笑)に、気骨のあるヒロイン。そこに仕事関係の美女がライバルとして出て来ます。サクサク読めてそれなりに楽しかったのですが、このライバルの立ち位置が良く判らない。ヒーローにとってあくまで仕事上だと思うのに、キスマークやら付けてるし、誤解を誘うためだけに出てる感じが今ひとつ★ そしてラストがちょっと唐突と言うかあっさりと言うのが残念。悪くはないし、いつものダイアナ節ですが、もう一つかな。展開はちょっと『ダイアモンド・ガール』に似てますかね。(ウロ覚えではありますが、好きだった印象が。なので再読決定(笑)。)

今は、アン・ヘリスの騎士もの読んだ影響で、デボラ・シモンズの《 ド・レイシー 》シリーズを再読中。やっぱり面白いです!!

 

強引ですが、前回で記載したうちにやって来た『ガーデンシクラメン』の画像を載せました(笑)。可愛い~♪♪

今からテレビでチビお薦めのお笑い見ます!(笑)。

 


《 イヴ&ローク 》 39 『堕天使たちの聖域』を読んでみた。

2016年09月22日 | J・D・ロブ

今回は、ボチボチ(笑)。もちろん楽しいシーンは多々散りばめてあり、標準は軽くクリアはされてます。このシリーズへの期待が大きい故の「ボチボチ」。そして特に大きな変化はなかったので。

犯罪はめずらしく過去の殺人事件。人骨が12体分発見されます。ここで新キャラの法人類学者が出て来ます。女優張りの派手な人物。ロークと知り合いらしい…ですが詳細はなかったので、なんで知り合いなのか疑問。気になる…。 事件に関連して、メイヴィスの過去話が出て来ます。ベラも久々登場!可愛い~♪ 今回は、マクナブ出ないのか?と思っていたら、547ページで登場。そして数ページでフェードアウトしました。フィーニーも出番なしだし。めずらしい、そしてさみしい(笑)…。 マイラはだんなさんとペアで良く出てました★ミスター・マイラに対するイブの想いが発覚?ロークの初体験の年齢まで出て来て、ちょっとビックリ★ アフリカへのイヴの感想は、相変わらず笑えました。

メインの話が、恵まれない子供たちと、それを救おうとしている人たちの話で、良い話ですが地味でした。犯人も悪い人ではなくて、悲しい感じで、単純な完全懲悪が好きな私は、欲求不満(笑)。でも最後にジェーン・ドゥがエンジェル・ウェストになったくだりはさすが。きれいに終わりましたね。 

 

ところで、昨日我が家に 『ケイトウ』と『ガーデンシクラメン』がやって来ました! いつもは枯らしてしまうだけなので、花には手を出さない様にしてるんですが、あまりに可愛くてついつい買ってしまいました!高くなかったのもあり(笑)。長くいてくれると良いのですが…。 ちなみに今のところ 『ケイトウ』はテレビの横のスペースで、「ワンピース」フィギュアに囲まれてます(笑)。(私はエースファン!)『ガーデンシクラメン』は玄関に飾っています♪ (今の玄関は、「ハリーポッター」グッズを飾ってます。)画像が1枚しかUP出来ず…。次回に載せるかも(笑)。


ラブラブ(笑)な『 金眼の黒狼と月下の戦姫 』 by ナリーニ・シン ♪♪

2016年09月18日 | ナリーニ・シン

《 サイ=チェンジリング 》シリーズ11作目。 前作に続き、上下巻です。今回は、シリーズ9作目のヒロイン:インディゴの叔母(伯母?)がヒロイン。ヒーローは、ヨーロッパから帰国した一匹狼性分(笑)の黒狼リアズ。出会いは前作で書かれてたそうです。(忘れてます(笑)。) 前巻同様、簡単な登場人物紹介ページが冒頭に付いているので便利(笑)。

この巻は、超々お薦め!!結構、飛ばし読みする私が(アカンと思うんやけど、残りの人生短いし読みたい本は沢山あるので)、全て読みました!…と言うか、どこ読んでも超楽しい! 前作でやっとこさくっ付いた(笑)アルファーペアが、もうラブラブです♪ お互い過酷な子供時代を過ごしたものだから、家族愛も含めて幸せ感満載。読んでてこちらも幸せな気分になります。そしてシリーズ6作目で伴侶になった狼&豹カップル♪ 彼らも幸せの絶頂で、読んでて楽しい&笑える(笑)。他にも沢山のカップルが出て来て、ラブラブです(笑)。

そしてメインの支配的な狼同士のロマンス。 こちらは私の大好きな初めは反感から入るタイプ♪♪ その上、ヒーローはイタリアで伴侶を見つけていると言う、前作のアルファーの轍を踏むかのような設定。そして、伴侶の彼女は生きてるし(既婚者ではありますが)。 超片思いの破局(…と言うのか?)で傷付いてるヒーローと、元カレとのことで傷付いてるヒロイン。 今回は、前作のアルファーの轍を踏まずにロマンスは進展します(笑)!

楽しい~!!小さいなエピソードやこまかな動きを積み上げて、物語を描き出す作者の力量に脱帽です。 良い作品をありがとうです、ほんとに。 ただロマンスでの疑問と言えば、ヒーローの伴侶はやたら気にするのに、ヒロインの伴侶が出て来るかも…とは、誰も考えていない。なぜだ。

そして何と今回、水生動物チェンジリングが登場します!そりゃ生き物なので、チェンジリングがいても可笑しくないのですが、それでも作者の豊な想像力に驚かされます。水生動物チェンジリンを想像している狼君たち(笑)。〈サイネット〉にも危機が迫り、評議会メンバーや〈アロー〉が暗躍します。そして 〈 ヒューマン同盟 〉やら他にもいろいろ登場したり事件が起こるしで相変わらず忙しいです(笑)。

アメリカでは、シリーズ15まで出てます!そして次作のヒーローは…この巻最後まで読めば判ります、多分(笑)。(ま、私は判らなかったんですけど(笑)。まさか…だったので。私が興味があるのは、ケンジくん♪)

さぁ、次は《 イヴ&ローク 》!明日は仕事なので、遅くまでは読めないのが、残念。 その上、チビが試合で朝が早い★ 雨止むと良いんですが…。

 

錦織君、デビスカップで初めてダブルス見ました♪ 楽しんでる様子で良かったです。 でもテニスプレーヤーの試合日程、過酷過ぎない?勝ち進めば勝ち進むだけ、休めない。そして世界を転々としてるし、もうちょっと休ませてあげて欲しい。選手生命が短くなるよ。ほんとに。 ちなみにアメフト(NFL)は、年間の公式戦は16試合です★ プレイオフに進むと、試合数は増えますが。

先週、急な腰痛でどうしようかと思いましたが、筋肉痛と言うことで針治療で何とか痛みが取れたので、伊勢にバスツアーに行って来ました!広くて緑が多くて、想像していたのと違ってとっても素敵でした。おみやげ通りは、食べ物が多いいんですが、雑貨が少なく残念でした(笑)。


『高潔なる騎士』 by アン・ヘリス 

2016年09月17日 | アン・ヘリス

中世シリーズ、『完全なる騎士』の続編です。 

ヒーロー、前作のヒーローの子供です。母親は前作のヒロインではなく、前妻。なので、多分純粋にイギリス人。前作の初めの方にちょっと出て来て、騎士見習いとして親戚に預けられてました。今いくつだろう…?二十代後半以上だと思うのですが、未だに5歳のときに騎士になるために親戚に預けられたことに、傷ついてます。当時の慣習なんですが、父親に疎外されたと思ってる。母親違いの弟はずっと家にいた…と言うことで、余計に地味に怒ってます。…ふーん…(笑)。 

ヒロインは、フランス人の父親とスコットランド人の母親の間に誕生。母親はヒロイン出産後に死亡。後妻さんはイギリス人。(…当時(12世紀)から、異国人との婚姻は多かったのかな?) で、父親は、娘よりも息子が好き。でもヒロインは父親が兄を大事にしているのは納得していて、継母と仲良くやってました。ただ現在は、継母も兄も亡くなり、病気の父親との生活。強欲な隣人に結婚を迫られていて、その阻止のため、父親は親戚である前作ヒロインに助言を求めます。そしてヒロインは、イギリスに行くことに。

この当時は、旅行も大変★ 常に安全のため護衛が必要。そのためヒロインを迎えに、ヒーローがフランスへ来ます。そこで二人は出会います。ヒーローは、元愛人がすごい嫌な女性だったので、その後は女性に消極的。 傷つき易い人なんですね(笑)。世間には、勇敢な騎士で高潔な人として名を馳せてます。(実際、良い人)。 ヒロインは、まだ17歳。時代的には、15歳でも一人前扱いですが、苦労知らずの彼女は結構おてんばで強情。そこも可愛いと思うヒーローでした(笑)。

元愛人に、ヒロインの隣人等、悪役が出て来てほどほどに事件を起こします。ロマンスもそれなりに展開ありで、楽しめました。それプラス、前回にも書きましたが、その当時が判るのが楽しいです。 例えば、鹿を狩るのは王の許可が必要ですが、猪は取り放題だとか。冬は狩りが出来ないので、塩漬けの肉を作っておいたり。(日本だと干物?)。 治療に使用した包帯を燃やすことが儀式的で、もしかすると「魔女扱い」されるかも…とか。(人の生死は「神」の領域なので、あまり人が関知してはいけないらしい★ 教会の権威が下がるからでしょうが、権威が一番大事になるって、すでに宗教の意味からは外れてるんですけも。…人間は怖い!)

あと、前作でも書かれてましたが、「決闘裁判」。無実を証明するために決闘をします。勝った方が正しいと言う、騎士ならではルール(笑)。これが結構厳しくて、どちらか死ぬまでって…。勝者は慈悲を与えることは出来るらしいが。

よく思うのですが、この話でも「女性の処女」が重要視されてます。日本だと明治か大正に外国からその意識が入って来るまでは、そんな考えは無かった様で、かなり不当に感じます。何と言っても常に非難されるのは「女性」ですから。男女の差は、肉体的にも精神的にも確実にあるのですが、それでも肉体的に弱い者を力で押さえつける社会は不毛です。今でも不倫をしたら女性だけが罪に問われる国があるようです。レイプされても事件にならないインドの村もニュースで見ました。ネットで自分の意見を発信したら、男性の肉親に殺された女性もいます。無教養のせいでしょうが、気持ち悪いです。男性中心の社会が早くなくなって欲しいです。(だからって女性が強いのが良いわけでもないですが。)取り合えず、お互い思いやりで(笑)。

ロマンスと関係ない話ですみません★でもほんとに「処女」重視はイライラ(笑)。

ところで、図書館から来ました!ナリーニ・シンの『金眼の黒狼と月下の戦姫』と J・D・ロブの『堕天使たちの聖域』!! きゃー寝れない~(笑)。 今、『金眼の黒狼と月下の戦姫』の下巻読破中。超楽しい~!!

 

パラリンピック、バスケはダメでしたが、ラグビーは決勝ですね。ランク1位のアメリカとも1点差!「金」行けるかも~(笑)。 視覚障害クラスの陸上もすごいですね!二人で走るって、どんだけ息合ってるんだか。

そしてアメフト、始まりました!(笑)。 ペイトリオッツは、QBのブレイディーが4試合出場停止でしたが、以前にも言ったかな、2番手も男前なのでした(笑)。 ブレイディーと言えば、リオのオリンピックの開会式で、奥さんが歩いてましたね!そうただ歩いてるだけで良いんですね、スーパーモデルだから。すごい…★ 


『 裸足の伯爵夫人 』 by キャンディス・キャンプ

2016年09月08日 | キャンディス・キャンプ

以前に読んで記憶にない(評価は普通だった)、『 裸足の伯爵夫人 』の再読です。 以前の評価と変わらず「普通」…でした(笑)。

和訳として、ちょっと受け付けないのが、17歳のヒロインの一人称の「わたくし」。この時点で、わたし的には、やばいです★ (確かに、「お蝶夫人」は高校生でも「わたくし」でしたが(笑)。) でも、やっぱりアカン。その点でまずマイナス。

今回のヒロインは、キャンディス・キャンプの作品の中でもかなり若い。そしてかなり元気(笑)。素直ではありますが、若さゆえか落ち着きがない。でも傷心のヒーロー(冷淡って言われてますが、実はめちゃ繊細っぽい★)には、受けてます。良かったです(笑)。なかなか良いカップルかと思います。めずらしく(?)ホットなシーンも何度かありました。(飛ばしてしまいましたが(笑)。)

ただ、せっかくのヒロインのライバルになったであろうヒーローの元愛人が、最初と最後しか出て来ない。出て来たと思ったら、なぜかおかしくなってるって何でよ? そして、この作品でも事件が起こるんですが、どうも登場人物が限られてて今一つ。そして事件自体がショボイ。さらに犯人を狂人にするのは興醒めです。どんなに変な事件でも、おかしいから…で片付けられてしまう。 (こないだ読んだ『シャーブルックの御曹司』の犯人もちょっと行きかけてましたね…。) 

キャンディス・キャンプは好きですが、この作品は平均点と言うことで。

今は、アン・ヘリスの騎士シリーズの2作目を読んでます。きちんと登場人物繋がってました。前作にちらっと出ていたヒーローの息子くんが、大人になって登場です。前作もそうでしたが、話はフランスとイギリスにまたがってます。ヒーローはイギリス人、ヒロインはフランス人とスコットランド人の混血です。この時代、基本何語で会話してるんでしたっけ? イギリス人もフランス人も、名前と氏名の間に「ド」が付いてんるんですが、普通?人物紹介、13人中9人の名前に「ド」が(笑)。 また勉強しなくちゃ…★

 

錦織君、全米でマレーに勝ちましたね!ベスト4です! 最近、マレー調子良さげだしどうだろう…と思っていたのですが、すごいです!次はバブリンカ。勝って下さい(笑)。