《メイデン通り》シリーズ10作目です♪♪ 今回は、やたら人の弱みを握って脅して楽しんでいる公爵がヒーローのお話(笑)。 この回で判りましたが、「セントジャイルズの亡霊」がメインなのは終わってたんですね! イルカの入れ墨(笑)集団「混沌の王」が話の中心になってました。その上、バルにもイルカの入れ墨が★ ビックリ。
バルってば、ぶっ飛んだ輩だと思ってたのですが、サイコパスに育てられた故の感情の欠落…。《 サイ・チャンジリング 》シリーズのケイレブタイプだったんですね。この設定は、可哀そう過ぎて辛い★ そして恐怖の少年時代は、怖過ぎます★
バル、良心(=ブリジット。『ピノキオ』のジェミニ(笑)?)見つけられて良かったよぉ。
…にしても、ストイックなケイレブと違い、放蕩者のバル。脅迫と誘拐好きってな。そして享楽的。話の最初の方(20P)のエピソードで、てっきりバイなのかと思ってしまった(笑)。バイのヒーローは、あまり出会ったことがないのでビックリでしたが、逆にそれも新しいかも…と期待もしたのですが(笑)、その点はノーマルなヒーローでした(笑)。ヒロインの異父兄とはセックスの点では、気が合うかも(笑)ですね。
てか、ヒロインの母。良いのか~??特に好きでもなく、どちらかと言うと嫌いな部類だったのが、もっと嫌いになりました。1作目の話は嫌いな上、登場人物もほぼ嫌い。そこで読むの諦めずに、続けて読んで良かったです、このシリーズ。その後は秀作多いので♪
ところで、ロイル嬢は誘拐されるだけで、大して話に関わって来ず残念。この後もヒロインになることもなさそう…。途中から良く名前が出て来ていたから気になっていたのですが、特にエピソードもなく、人物像が掴めず★
そして思わせ振りな従僕のカル。態度がデカいのでバルと血縁関係か何かが??って深読みしてましたが、ただのバルの母親の愛人なだけだった。それも歪んでますが。(バルとカルは同い年らしい★)
バルの初体験は12歳! (…ローク、負けましたね(笑)。) ブリジット、ロストバージンのエピソードがなくて、残念。執拗に尋ねるバル(283P~)が可愛い♪ ブリジットの名前に過剰反応している(257P~)バルも可愛い♪ ブリジットに物を食べさせたがるバル(293P)もやっぱり可愛い♪ (しつこい??(笑))
メフメト!良いキャラですねぇ~。今後も登場するでしょうか?
ビックリと言えば、あと2冊でこのシリーズ終わってしまう~。(もう出版済みですが(笑)。)知らなかった。もっと長く続くかと思ってました。とっても寂しい…。
最近、時代小説にハマった影響で、テレビで時代劇を見てます(笑)。取り敢えずNHKで『立花登青春手控え3』の放送があったので、見ました。が、全く面白くなくて★ これはアカンとBSの民放で見つけたのが、昔の時代劇の再放送。『人形佐七捕物帳』(主演:林 与一)って言うドラマですが、これが結構楽しい。主人公が男前なので「人形」ってあだ名が付いたそうですが、ホントに男前で(笑)。(このドラマの原作は、何と横溝正史氏!ビックリです。推理小説しかイメージなくて。ちなみに私の金田一耕介は、石坂浩二氏です(笑)。)
他にも中村吉右衛門の『鬼平犯科帳』の再放送もあって、とっても楽しいです♪ 時代劇では一番好き♪ (昔、『服部半蔵 影の軍団』なるものにハマっていたことがあったのですが、どんな話だったのか記憶がなくて(笑)。) ただ今は『伊三次シリーズ』で時代物にハマった私としては、捕物メインではなく、町人が多く出て来るドラマも見たいです。