浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

『無垢な花に約束して』 by エリザベス・ホイト …借りてしまった(笑)。 

2018年02月25日 | エリザベス・ホイト

《メイデン通り》シリーズ、1作目は面白くなかったのですが、すでにシリーズその後を購入済だったし、好きなエリザベス・ホイトでもあるので読もうとしたら、この巻だけ抜けてました★ なので図書館から借りました。

で、読みました。今作は大丈夫(笑)。1作目程の目立つ引っ掛かりはなく、サクサク読めました。ヒーローもなかなか好みのタイプだし(笑)。 …でもあとがきでネタバレしている通り(良いのか、ネタバレ?)、ヒーロー、放蕩者の烙印押されてますが、実はまじめな働き者。なぜに彼がその悪評を受け入れてるのかが不思議。ま、冒頭の放蕩者らしい振る舞いはあるのですが、それ以降は別にないしなぁ。 

ヒーローの兄の侯爵の狭量さと自分勝手さにはイライラ★ ヒーロー母の鈍さと言うか、息子たちへの対応等が嫌。ヒロインのロマンスへの対処の仕方も今ひとつ。

でも時代背景の「ジン」の問題と、ヒーローの仕事の解決法は悪くはなかったです♪

さて、可愛いメアリー・ダーリン♪♪ 次作でも多々登場しそうです♪

 

 

最近、体がだるいと言うか眠いと言うか馬力がない★でも今から録画したオリンピック見ないと録画時間がない~なので、洗物したらアイスホッケー見ます(笑)。でも本も読みたいよぉ。

あ、ブログでみつけた「くるねこ大和」さん。コミックエッセイが出てたので、こちらも借りて来ました、図書館から。『くるねこ』って本です。猫好きでは全然ないのですが(笑)、面白かったです。(全くお世話好きではないので、何かを飼うのは無理★)… でも誰かがイグアナ飼ってくれないかなぁ。触れ合いたい(笑)。


J・T・エリソンを読んでみた。『連鎖』&『紅の眠り』★

2018年02月25日 | J・T・エリソン

…アルファベットの頭文字で始まる作者…「J」が多い気がする(笑)。

それは良いとして、久々のロマンスサスペンス!…と楽しみに読んだのですが、合わな~い!! 何だろう…まずロマンス色がめちゃ薄い。そもそもすでにヒロインカップル、付き合ってるし。え~っ★です。(ちなみにヒロインは、ナッシュビル市警察殺人課警部補。ヒーローは、FBI特別捜査官。)

もしかして日本らしく(笑)シリーズ途中からの発行かとも思ったのですが、あとがきに処女作とあるので、間違えようがない。楽しくなーい!《イヴ&ローク 》 シリーズや、《SSシリーズ》みたいにまずカップルになる過程が大事だろう、ロマンスだと。(ロマンスじゃないの?MIRA文庫って?)

ではサスペンスはどうかと言うと、猟奇殺人、1作目はなかなか良かったのです。が、犯人及び理由等がなぁ…。愛を求める猟奇殺人者ってどうなん?意味深だった詩も、結局意味はあったのか?驚きの展開のつもりなのか、重要人物っぽいキャラの突然の事故死も、唐突ってだけで何かが足りない。 そうこの作者、色んな物が足りない感じ★ 全然ハラハラもしないし。

主要キャラたちの説明も少な過ぎて、魅力が判らない★ ヒーロー、髪に白髪が混じってるらしいが、いくつなんだ?年齢も判らない。それでもモテるらしい。何に魅力を感じるのかも描写不足で判らない。ヒロインもな、元お嬢様で美人の警部補だそうで。でも全然魅力的じゃない。根性がある…ってなってるシーンでも、ただ意固地で怒りっぽいだけで全然プロらしく感じられない★ 2作目、体の不自由な老体の犯人に向かって来られたからって、銃殺してしまうってアカンやん。準備して対峙してるのに、何それ?…で人を殺してしまった~って落ち込んでるし。ウザい!

こちらも2作目のエピソード。結婚式に対して拒否する態度にイライラする。式挙げたくないなら、最初に断れば良いのに、決まってからグズグズと。相手にも参加してくれる人たちにも失礼だろう、んとに。あ~嫌い!!

そしてヒーローの元カノとして出て来る女性。ライバル登場かと喜んだのに、すごいサイコで呆然。よくFBIに入れたな。ヒーロー、何に引っ掛かってるんだか。がっかりです。 

ほかにも、登場人物の言動や感情の流れにチグハグ感があって、つまずく個所が多々あり、サクサク読めなかった。残念★ あ、2作目、事件解決せず。おーい、せめて犯罪は一話完結でお願いします。ま、もう読まないだろうけど(笑)。(口直し(?)に、こないだ入手した《 イヴ&ローク 》シリーズ40を再読。楽しくって止められず、睡眠不足に(笑)。力量の違いを実感。)

 

 

ここ数日は、毎日オリンピック観戦!(笑)。ずっとテレビの前に座っていて、だんなに嫌がられてます★

でもこの時にしか見れないスポーツが見れるんですよ!日本ではほぼ放送されないフィギュアスケートのアイスダンス!カナダペアがほんとに美しい~♪ スノーボードクロスの迫力にはビックリ。カーリングの女子ロシアチームの見目麗しいこと。寒い国の選手が多いので、金髪美人が多々(笑)。ショートトラックもお気に入り~♪

リュージュの二人乗りは、何だか笑える(笑)。すみません、でもあの体勢って。フィギュアのアダム・リッポン選手。ちょっとお姉っぽいと思っていたら、ゲイだそうで。でももう一人のフィギュアのゲイの選手はいかつい(笑)。アイスホッケーは、今回はNHLの選手は不参加だそうで。せっかくレイチェル・ギブソン路線で妄想しようと思ってたのに~(笑)。残念★

日本選手、大活躍!盛り上がりました~♪♪ 


今回は楽しんだ(笑)。『氷の後見人と恋に落ちて』 by マデリン・ハンター♪♪

2018年02月09日 | マデリン・ハンター

未読の『愛の歌は海を越えて』を読もうと思ったら、シリーズの2作目でした。1作目の『氷の後見人と恋に落ちて』の記憶が全くないので、これはアカンを再読しました(笑)。

あとがきだと「『ハムステッド決闘団』シリーズ」みたいですが、原題だと《The Seducer(誘惑者)》がシリーズ名でした。そして日本ではこのシリーズの1,2作目と6,7作目のみ翻訳されてます。(相変わらずの出版状況(笑)。) お気に入りの『罪作りな遺産』『罪作りな淑女』が、このシリーズ6作目と7作目♪

最初『氷の後見人と恋に落ちて』を読んだときは、取り敢えず6作目と7作目との繋がりばかり探していたので、熟読してなかった感★ 今回はしっかり読みました。楽しかったです♪

ヒーローは、フランス人の貿易商人。英語も堪能です。ヒロインは彼の被後見人。彼女はイギリス人ですが、フランスの寄宿学校生。ヒーローの名前は、「サンジャン」「シンジョン」…、ヒロインは「アルブレ」「アルブレッド」…フランス語と英語の違いだそうです。スペルも一緒なのかな? (昔、Michaelと言う知人がいたのですが、彼の名前は英語読みだと「マイケル」、フランス語だと「ミッシェル」、ドイツ語だと「ミハエル」って聞いて、繋がってるなぁ~と感じたものでした。)ちなみに大天使ミカエル(ラテン語読み)由来だそうです。

この時代、イギリスの上流階級ではフランス語を勉強するのですが、普通の人はもちろん英語しか理解出来ません。フランスから渡って来た科学者が言葉が通じない~と困っていたのが印象的。(でも彼こそ、英語勉強してなかったのか?本を沢山読んで理論確立したイメージだったのですが、全てフランス語の本だったってこと?)

 で、繋がりですが、シリーズ5作目まで上記「ハムステッド決闘団」のメンバーがヒーローになってる様です。常に出て来ているのはデュクレア家のメンバー。6,7作目はそう言う意味ではスピンオフ。それが判ってやっと今回落ち着いて読めました(笑)。

復讐のために生きているヒーローと、彼を愛することで孤独を埋めたヒロイン。彼女の愛でヒーローは変わって行きます。フランス革命時期の動乱に巻き込まれた登場人物たち。歴史的背景もきちんと描かれていて、面白かったです♪

ただヒロインが優しく、復讐を止めようとするのですが、私は「目には目を」派なので、ヒーローを不幸にした要因みんなに苦しんで欲しかったです(笑)。ま、二人が幸せなので、良いのですが。 (実はヒーローの本名はシンジョンではなく、ド・ラ・トゥールだそうで。めちゃフランス的(笑)。)

次作は、デュクレア家の次男(今では伯爵)が主役です。楽しみ~♪

 

 

チビが高校受験です。早く終わって欲しい~★ 私立高校、受験だけで2万円!高過ぎ~×× はぁ…。 


『公爵は海がくれた贈り物』 by メアリー・ジョー・パトニー 

2018年02月09日 | メアリー・ジョー・パトニー

ネットでの評価が高かったし、大好きなテッサ・デアの『夢見るキスの続き』と同じベルベット文庫からの本だったので(笑)、期待大で読み始めました。確かに登場人物は魅力的で、ミステリーもありでグイグイ読めて今、寝不足です(笑)。ですが、ラストの色々がちょっと拍子抜け。残念でした★

ヒーローは、事故で記憶消失になった公爵。ヒロインは、彼を助けた女性。ヒーローは母親がインド人。ヒロインは祖母がロマ。異文化を内包した二人。良いですね~♪異文化大好き(笑)。他にもこの時代に受け入れられにくい設定の脇役がいます。

ただロマンス的には、主役が記憶喪失なのは感情移入がしにくい。恋人や妻がいるかどうかが判らないので(ロマンス小説なので二人が結ばれるのは判ってますが)、素直に楽しめない★ ヒロインが「自分が妻」だと嘘をついたのも、心苦しかった。

そして話の後半になると、死んだ(いない)と思っていた人達が続々と登場します。う~ん、出過ぎ★。そして出来過ぎ(笑)。

でも一番の問題は、ヒーローが記憶喪失になった原因の事故。実はヒーローを亡き者にしようとした計画だったのですが、実行犯がなぁ。無口キャラのはずだったのに、ヒーローを殺そうと屋敷に侵入した時に、「けがらわしい異教徒野郎!」とか、ヒーローを狙うのは「仕事と趣味」だとかのたまってるし。黙って実行すれば良いのに、何なん?設定無視?犯人のヒントを与えたかったの?それにしても、不自然…★  最後に犯人も色々告白してくれますが、良いのかそれで? そして犯人の息子。決別早過ぎ★もっと悩めよ~。ラストの反応が何だか軽くって、そこが本当に残念でした。

この小説の初めに登場した、ヒーローが子供時代を過ごした問題児たちの学校の第一期生の友人たちがこのシリーズのヒーロー達の様です。総勢6人。多っ(笑)。ヒロインの魅力的な友人も、このシリーズのヒロインになりそうです。シリーズの続きは、翻訳されてませんが(笑)。

 

昨日はブログの項目作りを、頑張りました(笑)。やっと念願の作者別項目が出来ました♪ …が、ひとつのブログで複数の作家さんを取り上げてるものがあるので、「複数作家」としました。もっと良い項目を思い付ければ良いのですが。

 

 

最近、即席のホットワインを飲んでます。以前は寒い時期のアルコールは、ホット梅酒、またはコーヒーにミルクリキュールを入れた物を飲んでました。今年はリンゴジュースまたはオレンジジュースと赤ワインを混ぜてシナモンを振り、レンジでチンして飲んでます♪ 私はリンゴジュースで割るのがお気に入り♪

スーパーボール、終わりました。良い試合でした。ペイトリオッツ負けましたが、勝ち過ぎ感があったので、イーグルスで良かったかも。

※画像はハイドパーク:ロットンロウで乗馬されていた方々。ハイドパークでは乗馬教室も開催されてる様です。


『灼熱の風に抱かれて』『悪の華にくちづけを』by ロレッタ・チェイス ♪♪

2018年02月02日 | ロレッタ・チェイス

図書館にあった2冊をゲット(笑)。日本で最初と次に訳された物ですが、びっくりのそれぞれの違うシリーズの本。なぜ(笑)?

最初に日本で発行されたのが、《カーシントン兄弟》シリーズの2作目(2007年10月発行)。その後《Scoundrels(悪党?)》シリーズの3作目が出て(2008年9月発行)、次が《カーシントン兄弟》シリーズの1作目(2010年3月)。で2015年にこないだ私の読んだ短編(《Scoundrels》シリーズの4作目)が出て、今年の2月9日には、また違った《仕立て屋》シリーズの4作目が出るそうです★《カーシントン兄弟》シリーズも《Scoundrels》シリーズもそれぞれ5作づつ出てるんですけど、訳す気なさげ。こんなに良い作家さんなのに、ブチブチ切れたシリーズ物を読まされるって…。悲しい。ちなみに『悪の華にくちづけを』はRITA賞受賞作です♪

『灼熱の風に抱かれて』は、舞台はエジプト。(エジプトと言えば、『アレクシア女史、埃及で木乃伊と踊る』。大好き♪♪) ロゼッタストーン発見後の1821年のお話で、ヒーロー、ヒロイン共イギリス人。ヒーローは、伯爵家の四男坊。ヒロインは12ヶ国語を理解している才女。未亡人です。

当時のエジプトでの採掘熱やイギリスとフランスとの競争、現地の人との考え方の違い等、文化等も丁寧に描かれていて、とても楽しく読めました。 ヒーローも気持ちの良い人ですし、ヒロインも頑張り屋さんで、良いロマンスでした♪ 脇役の悪党も活躍し、ヒロインのお兄ちゃんも良い人で最後まで楽しめました。

『悪の華にくちづけを』は、舞台はパリから始まり、『悩める伯爵と赤毛の魔女』の舞台だったダートムーアに移ります。『悩める伯爵と赤毛の魔女』のヒーローのイートン校の先輩が今作のヒーローの侯爵。で、今作のヒロインと弟が『悩める伯爵と赤毛の魔女』のヒロインのいとこ。弟は『悩める伯爵と赤毛の魔女』のヒーローの友人でもあります。結構交錯してるな(笑)。 

侯爵はろくでなしだと思われているし、自分でもそのふりをしていますが、実は愛を求めてる繊細な人。そんなヒーローを理解して愛するヒロイン。ヒロインの愛で変わるヒーローと、ヒーローの婚外子との場面も良いですね~♪その上、ヒロインはろくでなしのヒーローをピストルで撃つ気概があります(笑)。当時のフランスでは、美しい女性のロマンス関係のゴタゴタは無罪になるそうです。ほんと?「美」の力ってすごいんですね(笑)。 

 

画像は、大英博物館で購入した「ロゼッタストーン柄」の保冷タンブラーと、ストーンヘッジで購入の絵葉書。(「ロゼッタストーン柄」のマウスパッドを息子に買って来たのに、息子は持ってなかった★どこへ??)

今年はインフルエンザ、A、B両方罹るらしい★ 私はB型だったんですが、未だに体調が悪い…。タミフルも飲んだのにな。今日は早く寝ようっと(笑)。