浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

久々のヒット!『世界で一番美しい声』 by ミア・シェリダン♪

2018年10月10日 | ミア・シェリダン

ここ1月程の間に新たに読んだロマンス本では、なかなか良い物に出会えなかったのですが、とうとう良作に出会いました♪

初めて読んだミア・シェリダン。ネットで調べてみると、日本で発行されているのはこの本のみ。 冒頭に、射手座になったケンタウロスのケイローンの逸話が載ってるんですが、これは何?っと思っていたら、この小説は12星座をモチーフにしたシリーズの中の1冊だそう。この本が日本で出版された当時(2017年6月)、アメリカでは9作品が出てました。…が未だに日本では出版されていないので、このシリーズは出す気はないのかも。残念。 1冊づつ独立作品とはなってますが、ヒーローになりそうな人、ラストで出て来てたんですが(笑)。

この物語は、ヒーロー、ヒロイン二人共の再生物語。子供の時に交通事故で両親を亡くし、同じ時に叔父に撃たれたため、耳は聞こえますが声が出なくなったアーチャー。ずっと孤独に生きています。ヒロインは、話せない父親と手話で交流し、仲良く二人で暮らしていましたが、目の前で父親を殺害され、自身もレイプされかけます。そのせいで起こるフラッシュバックと日々戦うのに疲れ、偶然アーチャーの住む田舎に行き着いたブリー。二人が出会ったことで、アーチャーの人生が動き出し、ブリーも癒されて行きます。

私の苦手な一人称形式で話が進むので、どうかなぁと思ってましたが、読み進むうちに気にならなくなりました。 主役二人の心情は良く判るし、個性的な町の住人との交流も丁寧に描かれいて、とても素敵な作品になっています。 ところで、内容が内容なだけに全体的にちょっと地味に思える印象ですが、愛し合うシーンはとってもホットでそのギャップにビックリでした(笑)。全てが初めてのアーチャーが、徐々にワイルドになります!(笑) その点も楽しかったです♪

 

 

 

夏前からの猛暑、台風、激しい雨等、今年は天候が悪い! 5年目にして初めてうちのザクロが実を着けてくれたのに、実の色の悪いこと★ 熟す前に腐るのでは…と心配。または味が悪いとか? 良く判りませんが、早く実が割れるのを待ってます。(熟したら、割れるらしい…。) ただ成長のままに任せてたので、上の方の実をどうやって取ろうか思案中。 11月になったら、枝切りしなくては。

良作と言えば、映画でも良かった~って作品、最近出会ってないなぁ。そこそこのはありますが、ハズレのが多かった★ 

あ、好きだったミステリードラマを再視聴しました。一番好きなのは、『ミス・マープル』シリーズだと判りました(笑)。