浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

良かったです! 『闇のエンジェル』 BY リン・グレアム & 『過去の眠る館』

2017年06月27日 | ロマンス・複数作家

『闇のエンジェル』 タイトルはロンドンの金融業界での ヒーローの呼び名だそうです(笑)。 最近、《ベレア家の愛の呪縛》読んでるからか、ちょっとダブります。=私好みと言うことで(笑)。 

傷付き易さをごまかすために強がっているヒロインと、傲慢ですが実は純情なヒーロー。ハラハラドキドキです!(笑)。 ただ今作のヒロインの母親。良い人設定ですが、だんなさんが亡くなった後、子供を叔母さん宅へ預けたり、子供に再婚のことは相談せず、ってな。付き合ってること自体言わずに急に結婚って、酷過ぎない?そりゃヒロイン怒るでしょう。そんなことが二度も。アカンって。 その点以外は楽しみました♪♪ 今までリン・グレアムの作品で良いのに当たってなかったので、あんまり印象に残ってないのですが、これからちょっと読んでみます。

 『過去の眠る館』。 久々にキャンディス・キャンプが読みたくなって、図書館から借りたら 《 モアランド公爵家の秘密 》 シリーズの3作目でした★どうしてシリーズならシリーズと明記しないのかなぁ、図書館!読み切りとは言え、登場人物やらエピソードやら繋がってたりもするし、感情移入度が違って来るんですけど!ロマンス小説への理解度が低いんだろうなぁ、と思います。  とは言え、このお話は、全く受けず★でしたので、このシリーズもう読まないと思う(笑)。

まず、ヒロインが恋愛に後ろ向き。事情があるにしても楽しくない。ヒーローも3年前に振られているのに、ずっと思ってる。って設定も今一つ。 (ヒーローの片思いものは好きではない(笑)。)

キャンディスの作品で気に入っているのは、事件が起こること。(やっぱりミステリー好き!) そしてきれいに解決されること。…なんですが、今回も事件は起こるのですが、どうもミステリーには遠く、推理の筋道も同じところをぐるぐると。その上ヒロインが超能力者もどき。事件現場に行くと過去に起こったことを感じたり、予知夢も見ます。だからと言って、全然犯人には近付かないんですが★ やたらに出て来る、この役立たずの能力。話の内容の無さの現われか? 最後に捕まる犯人も、さもありなんではあるんですが、伏線もなく唐突。今まで楽しんだ彼女の作品には到底及ばなかった。がっかり。 お気に入りを再読しようっと(笑)。


『ヘイウッド館の天使』 and 『女王の密命』 他 by バーバラ・カートランド ♪♪

2017年06月26日 | バーバラ・カートランド

久々のブログ★ 読んだ本は溜まって行くのですが、なかなか書く気力が湧かなくて…。頑張るぞ!(笑)。

取り合えず、バーバラ・カートランドの作品を6冊読みました。バーバラ・カートランド原作のハレークインコミックに好きな作品が多くて、彼女の小説自体が気になってたのです。全体的にちょっと回りくどい所もありますが、それが逆に良い感じだったりもします。 最近のホットなシーン優先で中身の薄い作品が多々ある中、安心して楽しく読めました。

読んだのは、サンリオから出ているもの。このシリーズには「登場人物紹介」は付いてないので、読み始めは戸惑いました(笑)。代わりに「作者のノート」が載っていて、当時が偲ばれて楽しいです。(それにしても彼女は上流社会所属の人なのでしょうか?館をお持ちだそうだし、伯爵の娘さんが泊まりに来てたとか。「ヴィクトリア十字勲章」の発案は親戚の人らしいし。) …ネットで調べたら、中流階級の出だそうです。で、ダイアナ皇太子妃は義理の孫にあたるそうです。…★

で、感想はと言えば、3冊はなかなか楽しく読み、1冊は普通。1冊は「ふーん」で、残りの1冊は「おいおい」でした(笑)。(ま700冊以上出版されているらしいので、当然駄作も混じるのでしょうが。)

良かったのは、『愛する者たちの運命』『公爵家の家庭教師』『貴婦人と踊子』の3冊。普通だったのは『ヘイウッド館の天使』。「ふーん」は『女王の密命』。「おいおい」だったのは、『ブルゴーニュの守護天使』。すごいタイトルです(笑)。で、何が「おいおい」かと言うと、ロマンス作品なのにヒーローが登場するのが166ページの作品の121ページ目★ 読みながら、ヒーローはどこ?状態(笑)。初めに薄くフランス人の伯爵が出て来て、メインはフランス人公爵かと思いきや、どうも雲行きが怪しい。ヒロインの祖母推薦の若者なのですが、ヒロインは疑っている。しっかり者設定の祖母ですが、公爵とは2,3歳以来会ってないらしい。特に連絡を取り合っていた様子もなく、なのに絶大な信頼。何を根拠に?疑問。案の定、実は悪い人なんですが、では誰がヒーローなんだ?!と、悩んでいたら上記のていたらく。ま、お話としては、歴史の勉強にもなり(笑)、悪くはないのです。でもロマンスとしては、ほぼヒーロー不在ってありえなくない?

『貴婦人と踊子』 … 踊子の振りをしたヒロイン(淑女)の寝室を訪れたヒーロー(伯爵)が、子供と寝ているのを見てビックリするシーンが大好きです♪ ヒロイン、超可愛い~♪ 

『公爵家の家庭教師』 … 成金の父の横暴に反発したヒロインが、身分や年齢を偽って公爵の甥の面倒を見ると言うお話。この手のお話は割と好き(笑)♪ ところでこの甥ですが、公爵だった父親が亡くなったせいで親戚中をたらい回しにされていたのですが、公爵の息子なら次期公爵ではないの?と思ったのですが。なぜか弟が公爵になってました。 ヒロインはしっかりしていて可愛いし、問題児の甥っ子も実は愛情不足なだけの良い子で読んでて楽しかったです♪

 『愛する者たちの運命』 … 自分勝手な長女と優しい妹ヒロイン、そして母も加わったロマンスです(笑)。ヒロイン、可愛い♪ ヒロイン姉にちょっとガツンとあれば良かったのですが、まぁきれいに丸く収まってます(笑)。

『ヘイウッド館の天使』 … 初めはちょっと自分勝手なヒロインかと思いましたが、やっぱり可愛かったです(笑)。 ヒーローは、元大佐。戦争中に父親が亡くなり、爵位を継ぐことに。ただ戦争のためイギリスの経済が崩壊。ヒーローの領地も荒れ、経済的に困窮します。まじめなヒーローは、金策に翻弄。戦後のイギリスがちょっと判ります。 また趣味は悪いが使い勝手が良いため使っていたピッチャーが、実はすごく価値のあるものだったりするのが、楽しかったです♪

『女王の密命』 … 遊び人ですが、実は頭が良いらしいヒーロー。オックスフォードを主席で卒業したらしい。どこでその頭脳の披露があるのかとわくわくしながら読みましたが、そんなシーンは一切なし。ほぼほぼ船上で付き添いを頼まれたヒロインと、過ごすだけです(笑)。

今は、『堕天使と妖精』を読み始めました。楽しいと良いな♪ (取り合えず、バーバラ・カートランドの本を30冊程入手したので、これから通読します!(笑)。)

 

 

行って来ました!『ローガン』!(笑) これが「MARVEL」?って感じでした。ヒューの『レ・ミゼラブル』の実力満載!(まだ見てないですが(笑)。想像。) ウルヴァリンなのに、悲哀です。 娘は『 X-MEN 』大して好きではなく、こっちの方が良い!と喜んでましたが。 『 X-MEN 』 期待して行くとアカンでしょう。 私は何となくそうだろうと思ってたのと(年老いたウルヴァリン)、ヒュー見に行ってたので良かったです♪  でももちょっと軽い『ウルヴァリン ゼロ』が好き(笑)♪ 昨日、見直しました(笑)。 楽しかったです♪ また『 X-MEN 』も見なくちゃ(笑)。  …違うヒューも見てみたいなぁ。本で見た『ヴァン・ヘルシング』のヒュー、めちゃかっこ良いんで早く見たいのです! …あ、『ローガン』のパンフレット買い忘れました★

前日、図書館で『ウィリアム・モリス』のデザイン集みたいなのを借りました。彼の住んでいた家やらマナーなどの写真もあって、ロマンス小説だとどの作品の時代がマッチするだろう…とか思いながら見てました(笑)。 (読んでビックリ、モリスとラファエル前派が関係があるとは、露知らず★(笑))

もうすぐ、「ツール・ド・フランス」始まりますね!昨年は、「スカイ」圧勝で終わったので、今回は拮抗した良い試合が見れると良いな♪ (フルーム好きではあるのですが(笑)。)