浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

『誘惑の手綱を握って』 バー・シンスターだよん♪

2018年07月29日 | ステファニー・ローレンス

ステファニー・ローレンスのバー・シンスターシリーズの4作目。1作目の『この身を悪魔に捧げて』がお気に入りなのですが、2作目と3作目は、記憶無し(笑)。面白くなかった印象のみ残ってます。

で、期待薄な4作目だったのですが、これが思った以上に面白かったのです♪♪ 

今作のヒーローは、デーモン(ハロルド《ハリィ》・シンスター)、2作目のヒーローの弟です。あだ名の通りの放蕩者です。(バー・シンスターのメンバー全員、放蕩者設定ですが(笑)。)自分の厩舎を持っています。ヒロイン(フェリシティ)は、デーモンの幼馴染。と、言っても年の差があり、ヒーローには、あまり記憶にありません。ヒロインは幼い頃に一方的に憧れていましたが、今は距離を置いてます。 

ヒロインは、幼少の頃より競馬界の重鎮(カクストン将軍・ヒロインの後見人)に育てられていて、恩義を感じています。乗馬が名人の域。馬好きのヒーローにぴったりですね~(笑)。そしてまじめで正義感が強い。容姿は、ヒーロー曰く、ボッティチェリの描く天使だそうです(笑)。(ボッティチェリと言えば、『ビーナスの誕生』と『春』が有名です。でも天使は良く判りませんでした★)個人的にはラファエロ的…な方が好き(笑)。

で、事件ですが、将軍の息子のディロン(ヒロインの二つ上)が、競馬賭博の八百長に関わったために、やっかい事に巻き込まれます。ディロンを救うため、賭博の元締めをみつけてるために動いているヒロインを、ヒーローが助けることで二人が近づいていきます♪

ヒーローは31歳。ヒロインは20歳。この年の差とヒーローが放蕩者だったと言うことが、小説の中で有効に使われていて、楽しかったです♪  (下巻の227Pから、ヒーローの行動を不信に思っていたヒロインに、年の差によるヒーローの行動の意味の説明があって良かったです。私も良く判ってなかったので(笑)。)

で、せっかく今回楽しかったので、残りのバー・シンスター2名のロマンスも読みたいなぁと思ったのですが、日本では出てない様です。またもや(笑)。でもこのシリーズ、22巻まで出てる様で、そこまで読む気力は無いです(笑)。

あ、ステファニー・ローレンスは64歳でした(笑)。

 

 

 

昨晩は変則的な台風が来ました。ここ京都は、夜中に強い風が吹いた様ですが、大した雨にはならず。久々に涼しい夜です。

今期のツール・ド・フランス、フルームちょっと不調。代わりにトーマスが頑張ってます。 以前の放送だと、アシストの名前も言ってくれていたのに、今はアシストとしか言わない★ 何か頑張っている選手に失礼。 順位発表も、メイン選手のみ。前はトップ10くらいまで全員紹介されていたと思うんですが。それもマイヨ・ジョーヌだけでなく、他の賞も紹介されていたのに、情報が年々減ってます★ なぜだ!!不満~★


久々のジュリー・ガーウッド♪ 『暗闇に重なる吐息』

2018年07月18日 | ジュリー・ガーウッド

ガーウッドのコンテンポラリーでサスペンスと言えば、ブキャナン兄弟シリーズでしょう!…と言う勝手な思い込みでしたが、兄弟の出番なし(笑)。まだ主役になっていない兄弟(姉妹)たちは何処へ?いつかはヒーロー or ヒロインになるのでしょうか?

今回のヒーローは、FBI(なのでブキャナン出て来るかと思ったのですが(笑))。元々セレブで今では遺産相続で働かなくても大丈夫な上に、家をリフォームして売ってもいる。今までのヒーローとは違う。ヒロインもお金持ち宅生まれですが、父親の高収入は、詐欺によるものでは?と疑っている。子供の頃は、病気のせいで離れていたのですが、今は家族と一緒にいたくないため、ワシントンDCに住んでます。(ワシントンDCが舞台はちょっと珍しいかも。)ヒロインはこれ以上被害者だ出ない様に、父親の詐欺を暴こうとしています。(そのために内国歳入庁(IRS)で働いているらしい。) 

ヒロインと家族との確執があったり、病気のことや、事件も色々起こって一気読み!面白かったです。 ただヒーローがきちんとしていて、ちょっと私には出来過ぎ感があり物足りないですが。あと、ヒロインの家族、嫌い~!やだやだ。ヒロイン、「もう電話して来ないで!」って言ってないで着信拒否したら良いのに~と思ってましたが、出来ないのか?ヒロイン、優し過ぎ★ 個人的にはもっともっとギャフンと言わせて欲しい(笑)。他にもお金儲け主義の弁護士とか悪い人が多々出て来ますが、概ね痛い目みるので、スッキリします(笑)。

不思議なのは、ヒロインが始終ぜんそく対策の吸入器を忘れること。持つことが習慣になるくらいぜんそくと付き合ってると思うんですが。ヒーローの良さ出すため? あ、あと最後の方にあったヒーローの相棒とヒロインの親友のロマンスが気になる~(笑)。そしてブキャナン兄弟話はいつ出るのでしょうか?

 

ところで、「あとがき」読んでビックリ★ ジュリー・ガーウッド、70歳を越えておられるらしい…。 ホットなロマンスと、しっかりしたサスペンスを書かれてるのにおばあさんなの??? 目がテン(笑)。ダイアナ・パーマーも70歳越えておられる様ですが、彼女は作品数が多いし、結構長く書かれているイメージ。 ですが、ジュリー・ガーウッドはまだそんなに書かれてない感。日本で出てないだけなのでしょうか?

で、他の大御所作家さんたちを見てみると、ノーラ・ロバーツとリンダ・ハワードは67歳。…まだまだ大丈夫かと思いますが(失礼?)、《 イヴ&ローク 》では、ぜひ二人のベビーの誕生&その後を書いて欲しい! マクナブとピーボディの新婚生活も! お元気で書き続けて頂きたいです。(もうすぐ《 イヴ&ローク 》の新刊出ます♪♪ )

 

 

庭に植えた柘榴が、5年目でやっと実がなりました♪ 出来るときはいっぱい出来るんですね。そしてあの柘榴色になる前はとっても変な色です(笑)。


愛憎劇だった ★『愛はジャスミンの香り』

2018年07月09日 | スーザン・E・フィリップス

お気に入りのスーザン・E・フィリップスの初期作品の改訂版。南北戦争終結直後のニューヨークが最初の舞台。その後、南部のサウスカロライナに移り、最後はテキサス。

ヒーローは北軍の英雄。ヒロインは南部の農園の娘。時代背景もありますが、取り敢えず行動するヒロイン。ヒーローを殺して農園を取り返そうとします。最初から物騒(笑)。

タイトルにも書きましたが、愛憎劇と言うんでしょうか、気になってるのに、お互い言葉足らずだったり、思い込みだったりで、報復合戦みたいなことが延々続きます。しんどい~(笑)。ドロドロが好きな人には良いのかもですが、私は嫌いなので楽しめませんでした★  最後の方でヒーローが出て行く辺りから、ヒロインも素直になって良かったですが、514ページの中の40ページ位(笑)。ドロドロ長過ぎっ★

他にも、奴隷制の崩壊を受け入れられない南部の人たちや、奴隷だった人たちの立場や心情等も描かれていて、その点でも読んでいて辛いし、暗い。サブキャラのマグナスとソフローニアのロマンスもあるんですが、こっちも意固地でなかなか進まない。うーん…。 

暗いのは苦手なんだよ~。映画も戦争物は基本避けてます。(そしてもちろん不倫ものも見ない(笑)。)

 

読破した本が増えたので、早くブログに書いてしまいたい!最近は、テレビ見ずに本ばっかり読んでたなぁ。 台風が原因の長雨で、メンタル下がってたので、読書で持ち直してました。楽しかった~(笑)。

 

 

ツール・ド・フランス、始まりましたね。連覇中のフルーム(チーム スカイ)がドーピング疑惑で出場が危ぶまれていましたが、無事出場出来て良かったです♪ 初日はスプリント勝負でしたが、新星がサガンを抑えて1位を獲得。今後が楽しみ♪

フルームは押し出されての転倒★ 怪我してないと良いのですが。数年前の大会では、雨天で石畳のためか2度転倒して、骨折(だったと思う)でリタイアしてたからなぁ。

 

来月は地蔵盆ですね。町内会の地蔵会、準備が大変そう…。頑張ります(笑)。