ステファニー・ローレンスのバー・シンスターシリーズの4作目。1作目の『この身を悪魔に捧げて』がお気に入りなのですが、2作目と3作目は、記憶無し(笑)。面白くなかった印象のみ残ってます。
で、期待薄な4作目だったのですが、これが思った以上に面白かったのです♪♪
今作のヒーローは、デーモン(ハロルド《ハリィ》・シンスター)、2作目のヒーローの弟です。あだ名の通りの放蕩者です。(バー・シンスターのメンバー全員、放蕩者設定ですが(笑)。)自分の厩舎を持っています。ヒロイン(フェリシティ)は、デーモンの幼馴染。と、言っても年の差があり、ヒーローには、あまり記憶にありません。ヒロインは幼い頃に一方的に憧れていましたが、今は距離を置いてます。
ヒロインは、幼少の頃より競馬界の重鎮(カクストン将軍・ヒロインの後見人)に育てられていて、恩義を感じています。乗馬が名人の域。馬好きのヒーローにぴったりですね~(笑)。そしてまじめで正義感が強い。容姿は、ヒーロー曰く、ボッティチェリの描く天使だそうです(笑)。(ボッティチェリと言えば、『ビーナスの誕生』と『春』が有名です。でも天使は良く判りませんでした★)個人的にはラファエロ的…な方が好き(笑)。
で、事件ですが、将軍の息子のディロン(ヒロインの二つ上)が、競馬賭博の八百長に関わったために、やっかい事に巻き込まれます。ディロンを救うため、賭博の元締めをみつけてるために動いているヒロインを、ヒーローが助けることで二人が近づいていきます♪
ヒーローは31歳。ヒロインは20歳。この年の差とヒーローが放蕩者だったと言うことが、小説の中で有効に使われていて、楽しかったです♪ (下巻の227Pから、ヒーローの行動を不信に思っていたヒロインに、年の差によるヒーローの行動の意味の説明があって良かったです。私も良く判ってなかったので(笑)。)
で、せっかく今回楽しかったので、残りのバー・シンスター2名のロマンスも読みたいなぁと思ったのですが、日本では出てない様です。またもや(笑)。でもこのシリーズ、22巻まで出てる様で、そこまで読む気力は無いです(笑)。
あ、ステファニー・ローレンスは64歳でした(笑)。
昨晩は変則的な台風が来ました。ここ京都は、夜中に強い風が吹いた様ですが、大した雨にはならず。久々に涼しい夜です。
今期のツール・ド・フランス、フルームちょっと不調。代わりにトーマスが頑張ってます。 以前の放送だと、アシストの名前も言ってくれていたのに、今はアシストとしか言わない★ 何か頑張っている選手に失礼。 順位発表も、メイン選手のみ。前はトップ10くらいまで全員紹介されていたと思うんですが。それもマイヨ・ジョーヌだけでなく、他の賞も紹介されていたのに、情報が年々減ってます★ なぜだ!!不満~★