浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

愛憎劇だった ★『愛はジャスミンの香り』

2018年07月09日 | スーザン・E・フィリップス

お気に入りのスーザン・E・フィリップスの初期作品の改訂版。南北戦争終結直後のニューヨークが最初の舞台。その後、南部のサウスカロライナに移り、最後はテキサス。

ヒーローは北軍の英雄。ヒロインは南部の農園の娘。時代背景もありますが、取り敢えず行動するヒロイン。ヒーローを殺して農園を取り返そうとします。最初から物騒(笑)。

タイトルにも書きましたが、愛憎劇と言うんでしょうか、気になってるのに、お互い言葉足らずだったり、思い込みだったりで、報復合戦みたいなことが延々続きます。しんどい~(笑)。ドロドロが好きな人には良いのかもですが、私は嫌いなので楽しめませんでした★  最後の方でヒーローが出て行く辺りから、ヒロインも素直になって良かったですが、514ページの中の40ページ位(笑)。ドロドロ長過ぎっ★

他にも、奴隷制の崩壊を受け入れられない南部の人たちや、奴隷だった人たちの立場や心情等も描かれていて、その点でも読んでいて辛いし、暗い。サブキャラのマグナスとソフローニアのロマンスもあるんですが、こっちも意固地でなかなか進まない。うーん…。 

暗いのは苦手なんだよ~。映画も戦争物は基本避けてます。(そしてもちろん不倫ものも見ない(笑)。)

 

読破した本が増えたので、早くブログに書いてしまいたい!最近は、テレビ見ずに本ばっかり読んでたなぁ。 台風が原因の長雨で、メンタル下がってたので、読書で持ち直してました。楽しかった~(笑)。

 

 

ツール・ド・フランス、始まりましたね。連覇中のフルーム(チーム スカイ)がドーピング疑惑で出場が危ぶまれていましたが、無事出場出来て良かったです♪ 初日はスプリント勝負でしたが、新星がサガンを抑えて1位を獲得。今後が楽しみ♪

フルームは押し出されての転倒★ 怪我してないと良いのですが。数年前の大会では、雨天で石畳のためか2度転倒して、骨折(だったと思う)でリタイアしてたからなぁ。

 

来月は地蔵盆ですね。町内会の地蔵会、準備が大変そう…。頑張ります(笑)。


『愛はジャスミンの香り』 スーザン・E・フィリップスのヒストリカルです…。

2016年03月19日 | スーザン・E・フィリップス

MIRA文庫刊の舞台がアメリカのヒストリカルもの。南北戦争後のお話です。ヒロインは、この戦争で疲弊した南部の令嬢。ヒーローは、この戦争で英雄になった北部の放蕩者。ヒーローの実の母が、ヒロインの継母。二人とも親から育児放棄された子供時代を過ごしました。ヒロインが頼っていたのは、年の近い黒人(奴隷です★)の女性。ヒロイン、真っ直ぐなキャラですが、視野が狭くて奴隷の問題には無頓着。以前南部にいて今はヒーローと働いている黒人に、『なぜ南部のために戦わなかったのか?』と聞いてました。 他にも、思い込みが激しくってね、残念。それでもヒーローがもうちょっとフォローしてれば、素敵なロマンスになった気もするんですが、ヒーローがまたひねくれてるもんだから、好きあってるのに上手く行かない…。どうもタイミングが悪過ぎる事が多くて、二人の関係がどんどん悪化して行くと言う、私の嫌いなジレンマだらけのストーリー(笑)。 そして!最後はヒーローがもうダメだ…と、ヒロインから離れるのですが、なぜに彼が被害者側なのか疑問★ ヒーロー、ヒロインよりよっぽど経験もあれば年も上なのに、言葉足らずでヒロインを追い詰めておいて、反撃されたらめちゃ怒るし、最後は傷ついて去って行くってな、良いのかそれで?? 最後はヒロインがヒーローを探し出して、告白して一件落着なんですけど、どうもすっきりしない。ヒロインの女学校時代の濡れ衣も着せられたままだし、もう終わるぞってところで、新たに出て来たカジノの女主人(今から新しい人物出るの?と、登場にビックリしました(笑)。)との話も未消化気味。 戦争に関係した事柄などが多少は理解出来たのが良かったかな。

早く《イヴ&ローク》の続きみつけて読みたいよう…。明日こそ整理! あ、こないだ初めてジョージ・クルーニーがアイルランド系だと知りました!ローク~(笑)。 3月17日は「セント・パトリックス・デー」。アイルランドの守護聖人である聖パトリックを記念する祝日だそうです。今年もアメリカで大々的にパレードが行われてました。ローク~(笑)。

 

ところで!昨日エンターテイメント公演、『 ギア-Gear-』を娘と観て来ました!何と言っても京都市内に劇場があるので、近いし(笑)。先月、外国人観光客が訪れる京都の観光地ベスト3に入っているのを知ったのと、テレビで『ギア』所属のマジシャンを見る機会があり、前席のチケットも取れたので行って来ました♪ 楽しかったです~。劇場は小さくて舞台との一体感がすごいです。舞台セットも素敵で、いたる所に細かい配慮が感じられました。また初めて目の前でブレイクダンスを見ました!感激~っ!パントマイム、ジャグリング、マジックと目の前で次々と演じられるので、感激です。

そして今回、メンバーが良かったのか、皆さん男前でビックリ★ 一番前の席だったので握手していただく機会もあり、超ラッキーでした!(それも私的に一番イケメンだと思っていた松潤似の方だったので、本当に幸せ(笑)♪) 娘は娘で、彼女が一番と思っていたダンサーさんと握手が出来て喜んでました(笑)。その上、たまたま彼女の誕生日月だったので、舞台前で写真撮影もさせて頂いて、本当に久々、めちゃ楽しみました。ただ皆さん、ずっと動いておられて、おばさんは体力的に心配してしまいました…。大きなお世話なんですが(笑)。 ところで『ギア』のチラシ、とても素敵なイラストで、上手なイラストレーターを使っておられるんだなぁと感心していたら、山田章博氏が描かれてました!ビックリ★ 素敵なはずです(笑)。

錦織君、残念でしたね。ナダル、いつの間に世界ランク5位まで復活?さすがです。今、アメリカでテニスの大きな大会をしてます(ATP1000のパリバオープン)。先日のイズナー戦は、心臓に悪い試合でしたね(笑)。昨日テレビで見てたのですが、イズナーはアメリカナンバー1選手で、世界ランキング9位。錦織君は世界ランキング6位。なのに観戦席は結構ガラガラで、アメリカでのテニス人気のなさが良く判りました(笑)。世界的にファンの多いサッカーもアメリカだと全然みたいだし。今は大学バスケで熱くなってるそうです、アメリカは(笑)。スポーツ人気と言えば、スペインのフィギュアスケート選手ハビエル・フェルナンデスが何かの大きな大会で優勝した後のこと、スペインではすごい人気?って聞かれて、「全然、サッカーとテニスが人気だから」って言ってました。そう言えば、スペインはサッカー大国なのですね。レアルマドリッドにバルセロナもある。でも私は香川君ファン(最近出番が少ない…)なので、ブンデスリーガしか今興味ないですが(笑)。あ、岡崎君のレスターも気になってます!優勝出来るかな?


『 その腕のなかで永遠に 』 by スーザン・E・フィリップス を読んでみた♪

2016年03月17日 | スーザン・E・フィリップス

さすがのスーザン・エリザベス・フィリップス! 楽しかったです。そして寝不足です(笑)。止められなかった…、意志薄弱なもので(笑)。 今回のヒロインは、借金まみれの女優兼腹話術師。手作りの人形5体を大事にしていて、彼女の思考にこの5人が参加します。楽しい♪ 話の進行と共に、人形の性格が変化するのも面白かったです。 

ヒーローは幼なじみ…親の再婚で一時期いっしょに暮らしてました。現在は、ホラー作家でお金持ち。そしてヒロインは過去にヒーローに殺されかけたことがあるので、ヒーローを怖がっている。 …って設定。でもヒーローなんだから、この点は別の犯人がいるはず…と思っていたら案の定でしたが、その事実と共に、ヒーローが出来過ぎの良い人で、そして可哀想過ぎて、ちょっと受け付け拒否気味になりました(笑)。 過去だけでなく、現在でも事件が起こるのですが、その犯人探しは面白かったです。トラウマで口の利けない少女との、人形を通しての交流もあって、なかなかでした。 ただ、過去の秀逸作と比べると、ちょっと地味目でした。

今は、同じくスーザン・エリザベス・フィリップスの『愛はジャスミンの香り』を読み始めました。こちらは、南北戦争後のアメリカです。ヒストリカル・ジャンルです。彼女のヒストリカルは初めてかも…。面白いと良いな。

 

今、唯一読んでいる少女マンガは、松本梢子氏の『高台家の人々』。娘の友人から借りてます(笑)。 実写化されましたね。ちょっとイメージは違うのですが、見に行かないのでかまわないです(笑)。 月刊誌のコミックは、続きが読みたくても中々出版されなくて、ちょっとイライラします。一度、雑誌を買ってみたのですが、掲載ページが少なくて余計ジレンマに陥りました(笑)。 話が完結しないと我慢が出来ない性格なので、ドラマの『刑事フォイル』(前・後編で放送)も、2週分録ってから、話が完結した状態で見てます(笑)。(次で最終回ですが★)

今週は、『ジェラシック・ワールド』を見ました。想像以上に人が死んでてビックリ★ 昔と違って、恐竜もリアルになってますね~(笑)。よく動くし、ハラハラするしで、映画館で見たらさぞ楽しいだろうなぁと思いました。 そして何と言ってもイケメンが! 私は見たの初めてなのですが、恐竜の教育係(?)のクリス・プラット!!素敵過ぎ…。マスクもさることながら、肉体美もあって、ちょっとマッチョ系ですが、アメリカンコミックのヒーローを演じた人だそうだから(笑)。 久々良いものを見ました。それとお兄ちゃん役のニック・ロビンソン。女の子に軽い役でしたが、綺麗なマスクでした(笑)。 そしてヒロインのプレイス・ダラス・ハワード。セカンドネームですが、『ダラス』が付いてます!テキサスのダラスだそうです! イヴ~っ(笑)。素敵な彼女も初めてだったのですが、お父さんは昔の映画から知ってたりして驚きました★ (『アメリカン・グラフティー』。可愛いマスクの青年でした。 その後、『コクーン』で映画監督として出て来てビックリしました。) もう2世代目の時代になってるんですね。 年を感じる訳だ★★


ペイトリオッツ、チャンピオンシップへ! …  スーザン・E・フィリップス♪♪

2015年01月12日 | スーザン・E・フィリップス

昨日はハラハラドキドキの心臓に悪い試合で、朝から一喜一憂、叫んでました(笑)。
私が応援している「ペイトリオッツ」が、ホームで「レイブンズ」との試合だったのですが、
レイブンズがロードに強くて、心配していたのですが、無事逆転勝ち!!
2年前の雪辱を晴らしました。
来週もペイトリオッツのゲームが見れます♪ エデルマ~ン♪♪(笑)

で、ロマンスブログでアメフトコメント、何なんだ…と思われたかも。
でも私にはしごく当然。
なぜなら、ロマンス小説がきっかけで、アメフトを見ることになったから。

そう、スーザン・エリザベス・フィリップスの〈シカゴ・スターズ〉シリーズ。
このシカゴ・スターズが、アメフトのチーム名。
ヒーロー達は、アメフト選手やヘッドコーチ、彼らの兄弟、そしてエージェント。
全7作のこのシリーズは、大のお気に入り。

初めて読んだときは、ロマンス小説にもこんなに深い話があったのか…と、驚きました。
主人公たちが人生を再生して行く過程が、とても豊かに書かれています。

で、このシリーズも、日本での出版順序が違っています。
その上、出版社も2社から出ていますので、取り敢えず作品順に。

1 『あなただけ見つめて』  … ヒーローは、元QBで現在はHC,ヒロインは、チームの臨時オーナー。
2 『ロマンティック・ヘブン』… 元ワイルドレシーバーと、映画配給会社のアシスタント。  
3 『あなたがいたから』   … 現クォーターバックと、天才物理学者。  
4 『あの夢の果てに』    … 3作目のヒーローの弟で、元獣医。ヒロインは、伝道師の未亡人。
                 ものすごく宗教の力が働く物語です。信仰国との大きな違いを感じた本でした。
5 『湖に映る影』      … 現QBと1作目のヒロインの妹で童話作家。 
6 『まだ見ぬ恋人』     … スポーツ選手のエージェントと、
                 5作目のヒロインの友人で結婚相談所のオーナー。
7 『いつか見た夢を』    … 現クォーターバックと、肖像画家。

2,3作目がライムブックス。それ以外は、二見書房から刊行されてます。
シリーズ作品は全て良いのですが、中でも超お気に入りは、1作目と4作目。
唯一、今一つなのは、5作目。逆レイプで始まる関係って、受け付けられない…。

ちなみに、正規のQB(クォーターバック)は、チームの花形。億を稼いでいるのは、この面々。
野球で言えば、ピッチャーみたいなもので、常にテレビ画面に映ります。
ただよほどの理由がない限り、ピッチャーみたく交代はありません。

HC(ヘッドコーチ)は、監督のこと。   
WR(ワイルドレシーバー)は、QBからのパスを受ける選手。足が速くて、パスキャッチが上手な人。
スタイルが良いのもこの人たち♪ 
それと彼らを阻止するセカンダリー陣(CBやS)も、スタイル良い人が多いです♪
リンダ・ハワードの小説にやたら出て来るラインバッカー(LB)は、ディフェンス側で、タックルして倒す選手。
体は普通にごついです。

レスラー体系は、一番前のラインの選手たち。常に力勝負をしているので。

現QBで、アメフト知らない人にも知られているのは、やっぱり「ニューイングランド・ペイトリオッツ」のトム・ブレイディかな。
テレビのスペシャル番組で、海外のお金持ちスポーツ選手として紹介されてたりしてましたし、なんと言っても、男前(笑)。
スタイルもほんとに良いです。(身長193cm、体重102kg … 書いてみたけど、あまり想像付かないな。)

そして奥さんは、超スーパーモデルのジゼル・ブンチェン。
トム・ブレイディが20億円くらい稼いでいるらしいのですが、ジゼル・ブンチェンは30億円以上らしい…。
ちょっと下世話でしたが、ロマンスの世界もお金は大事(笑)!

NFLでロマンスファンにお勧め(笑)のラインバッカーは、「カロライナ・パンサーズ」のヒース・キークリー♪
可愛いフェイスですが、今期タックル数リーグ1位の実力! 
金髪でロングヘアーがお好みなら、「グリーンベイ・パッカーズ」のクレイ・マシューズはいかがでしょう(笑)。
彼もプロボウルに選ばれる実力者。

上記選手は人気があるので、テレビ画面でも良く映ります(笑)。

アメフトは、アメリカでは一番人気のスポーツらしく、なんと言っても超一流のスポーツ選手が集まっています。
なので、ファインプレーも出るし、とにかく楽しい。
シーズン16ゲームと試合数が少ないのも、見逃せない一因かも。

アメフトを知って驚いたのは、オフェンスとディフェンスの選手は、全く違うメンバーだと言うこと。
そう、それぞれのプロフェッショナルなのです!
またメンバー交代が自由! 疲れるんですね、全力で戦うと。

BSNHKで見れますので、良ければ見て下さい!
もうプレイオフなので、スーパーボールを入れてあと残り6試合。
2月2日がスーパーボール!!

ところで(笑)、スーザン・E・フィリップスの作品は、日本では20作強くらいしか、出てません。
その中で『キスミーエンジェル』は秀逸! 
舞台は移動サーカス、ヒーローはロマノフ王朝の血を引く傲慢男と言う変り種。
ヒロインが超可愛くって、サーカスの動物達との触れ合いなど、ほんとうに良かったです♪

他には、『トスカーナの晩夏』、『レディ・エマの微笑み』(どちらも二見書房刊)が好きです。

『トスカーナの晩夏』は、ヒーローは、悪役専門のハリウット俳優(イタリア人)。実はメディチ家の血を引くとか。
(『キスミーエンジェル』に似通っている様な…笑)
ヒロインは、名声を失った心理学者。
最後の神秘的な展開は、あまり理解は出来ませんでしたが(笑)。

『レディ・エマの微笑み』は、『麗しのファンシー・レディ』(MIRA)のスピンオフ。
『麗しのファンシー・レディ』と同じく、ヒーローはアメリカ人プロゴルファー。
ヒロインは、イギリス貴族の娘で、女学院の校長。

ゴルフはまだ、ハマってないなぁ…(笑)。

彼女の作品は、そんなに多くないと言っていながら、まだ未読の本が数冊…。
『きらめきの妖精』でつまづいている状態。あまり楽しくなくて(笑)。
読まねば!