浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

やっと読了(笑)。『ブルー・ジャスミン』 by ヴァイオレット・ウィンズピア

2016年07月14日 | ヴァイオレット・ウィンズピア

読もう、読もうと思って早何日(笑)? …読んでる途中に図書館からの本が入ったりして、中々進まず…。って言うか、読了しなかったのは、半分くらいまで面白くなかったのが本当の理由です(笑)。 

お話。ヒロインは、イギリス人の画家の娘。ヒーローは、砂漠のシーク。ヒロインの母親は早くに亡くなり、画家である父親は娘を置いて砂漠の絵を描きに出掛けます。なのでヒロインは修道院の寄宿学校でずっと暮らしていました。(この辺りで、中々な父親の自分勝手さが気になったのですが★)…でこの父親が異国で熱病にかかり亡くなります。父親の語っていた砂漠を見たくて、20歳になったヒロインは単身父親が愛した土地に。ただこの小説で判る舞台は、東洋(中東?)のファドナと言う事だけで、国名は判りません。フランスに統治されてたのか、フランス語が流通している様です。

最初にダメだったのが、ヒロインはずっと修道院で過ごしていたにも係らず、男性に対してなかなかの高飛車な態度。近くにいた男性は父親だけだったらしいのに、寄ってくる男性にイライラしている。そしてアラブの砂漠に一人で行くと言い張るお馬鹿さ。勝気と言うか無知過ぎ。父親も何も教えてないんやな。で、彼女も全然行く前に学習してない様で、一人で砂漠に出掛けて、悪人に捕まります。その時点で自業自得でイライラします(笑)。で、その悪人からヒロインを救ったヒーローは、ヒロインを気に入り自分宅へ連れて帰ります。結局囚われのヒロイン。ヒーロー、強引過ぎて嫌だ(笑)。ま、手を出したりはなかったですが。

そんな展開なので、途中まで全然良いと思わなかったです。が、後半くらいからヒーローの良さも出て来たり、ヒロインも素直になって来たりと徐々にロマンスっぽくなって来て、なかなか良いやん…と思ってたのですが、ラストでヒーローが、実は母親(スペイン人)の浮気相手(フランス人)の子どもで、現王とは血が繋がっていない…って落ち(?)が。このエピソード、ラストでいる??何か、ロマンス楽しんでたのに裏切られた気分…。

ヒーローは、ヒロイン連れ去り事件さえなければ(笑)、なかなか魅力的です。ヒロインに出会うまで、ヒーローにとっての恋人は砂漠。…でもラスト読んでしまったら、誰の血?って感じですが(笑)。

 

 

先週、先々週と2週続けて美術館に行って来ました。『安西水丸展』と『ダリ展』。どちらも人が多かったですが、とくに『ダリ』!ダリの版画展の方はそうでもなかったですが、京都市美術館の方は本当に沢山の人でした。中でも若い人が多くてビックリ。 私は『安西水丸展』のが楽しかったです(笑)。でも「ヘタウマ」は苦手だと改めて思いました(笑)。

ヤフオクで、熊本復興のためのオークションをやっていて、サッカーの香川選手のサイン入りシューズが出品されてて、10万円までなら何とか…などと思って見てましたが、21万1000円+税で落札されてました(笑)。子どもには、「買ったら履くで!」と脅されてましたが(笑)。今はユニフォームが出品されてますね。いくらになるのかなぁ…。 このオークションの目玉は、レスター岡崎選手のユニフォーム。優勝時の選手全員のサイン入り!で、あと2日を残して100万円超えました!いくらになるのかなぁ…。

ウィンブルドン、錦織君は棄権で残念でしたが、マレー優勝しましたね!ディフェンス力の凄さに脱帽です。この調子で行って欲しいです。4強と言われながら出遅れてたからな、彼。 話は違いますが、今回はセント・アンドリュー・クロスを前ほど見なかった気がします。(スコットランドの国旗好き(笑)。) 

ツール・ド・フランス、始まりましたね。昨年は、BS-NHKで、毎日20分放送されていたのに、今年は週末に50分と言う超短縮版。全然レース感なく、盛り上がらずに終わります★ 楽しみにしていたのに、悲しい…。 今年は新城選手が参戦していて、それは良かったですが。