浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

う~ん…★ 『甘美な背徳』 by ジュリア・ジャスティス

2017年03月05日 | ジュリア・ジャスティス

依然ヒストリカルってる(笑)私。 大好きな『意外な求婚者』と『ふさわしき妻は』を再読して、改めて何て良作なんだろうと感動。で、スピンオフの『甘美な背徳』を読んだんですが…。 全然面白くない★ 何の捻りも無ければ盛り上がりも無い★

ヒーローは、『意外な求婚者』のヒーローの友人、ヒロインは、同じく『意外な求婚者』のヒロインの妹。ヒーローは、子供のとき吃音があり、また母親に疎外されて奥手になった人物。投資家でお金持ちです。ヒロインは、超美形ですが、社交界に出る前に結婚した、絵を描くのが好きな未亡人。家の切り盛り等は、夫の従姉に一任していたので、夫の死後、彼女が病で寝込んでしまい、お手上げに。子供がいるのに、絵を描くことに逃げ込んでます。おいおいです。その上、何にも出来ずにヒーローにお世話になってるのに、感情に任せてヒーローを叩くってな。ヒロイン感じ悪い。ただの甘ったれで、全然魅力を感じられず。(ま、20歳以上年上のだんなさんに甘やかされていたそうですが。お姉さんは家を守るためにあんなに頑張ってたのにな。)

他にも、ヒロインのだんなの友人が言い寄って来てた時の執事や従姉の反応が、あまりに良好だったので過去に何かあったから?と理由が判るのを楽しみにしていたのに、執事はお金もらってたから。従姉については何も書かれてませんでした★ また従姉も長いこと寝込むって何かあったのか…?と、勘ぐりましたが何もなかった。夫は良い人っぽいけど、趣味のコレクションのために借金してるし、弁護士もいい加減な人使ってるし、他にも問題が?とか期待しましたが、いつも間にかヒーローが全て処理して丸く収まってた。盛り上がらない★

他にも伏線らしき物が多々あったのに、こちらの深読みだった様で結局何にもない(笑)。…と、言う訳で平坦なロマンス話でした(笑)。 ヒロインの子供と交流しているヒーローのシーンは、良かったです♪

あ、タイトルの『甘美な背徳』。扇情的なタイトルですが、内容は終盤までキスシーンすらない。最後の最後に、ヒロインが、イケイケになりますが★その後はグズグズで、こちらはイライラです(笑)。

 

ニコラ・コーニックの《 読書会の秘密 》シリーズ3作目、『 求婚のゆくえ 』は楽しかったです♪  ヒロインのお兄さんの登場の仕方がかっこよ過ぎ(笑)。 ただシリーズラストなので今まで探していた犯人が判るのですが、謎を解いたと言うより犯人が自分から暴露した状態だったのが納得いかない★せっかく無事逃走出来そうだったのに、何でわざわざヒロイン誘拐するかな?意味判らない。 

ヒロイン兄がヒーローになった話はないのかと調べてみましたが、発見出来ず。残念(笑)。

 

 

アメリカ。ロマンス読むようになってから、気になってニュースとか良く見るようになりました(笑)。いま色々言ってますが、国民の安全を考えたらまず銃規制でしょう…と、思うのは日本人だから?犯罪者が簡単に銃を入手出来るのが大きな問題では? また移民、移民言ってますが、ネイティブの人が、「私たち以外みんな移民」て言っていて、ほんとそうだよね、って思いました。KKKとか、白人至上主義って気持ち悪い。大統領なのに、間違ったこと言っても大丈夫なのってやば過ぎ★スウェーデンでテロって…言い訳に「ニュースで見た」って言ってましたが、ニュースはフェイクって言ってたやん。そう思ったからって裏付けもなしに発言する無責任なトップで良いアメリカって、以前にも増して危な過ぎ…★

最近、西部劇を良く見るのですが、インディアンが出て来ると、やっぱり悪者って描き方されてて、嫌だ。