浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

久々、ダイアナ・パーマーを読んでみた。

2015年04月14日 | ダイアナ・パーマー

…と言っても私のこと。全然新刊とかではないのですが(笑)。

読んだのは、『裏切られた初恋』、『汚された献身』(共に《ワイオミングの風》シリーズ)、『片想いのゆくえ』、『とぎれた言葉』の4冊。

『裏切られた初恋』は、ヒーローが、自分の外見にコンプレックスがあり、ほめてくれる性悪彼女の言動を信じて行動すると言う、ダイアナヒーローにあるまじき体たらく。こんなヒーローのどこが良いんだか、イライラしました★ ヒロインは、『蔑まれた純情』のシェルビー&キングストン・ブラントの娘。他にも過去作品から色々な人が顔を出してます。(みんな繋がりすぎじゃない?…とツッコミたくなるくらいに(笑)。)

『汚された献身』は、前作ヒーローの弟君話。前作よりはマシでしたが、それでもあまり盛り上がらなかったなぁ。残念。

『片思いのゆくえ』。 ヒーローは、『裏切られた初恋』のヒロインの兄。『裏切られた初恋』内に、彼のロマンスの伏線らしきものが出てます。 《ワイオミングの風》シリーズと違いページ数少ないからか、中々詰まったストーリーで私的にはこの作品は気に入ってます♪  ヒロイン、ヒーローの各ライバルになるのが、『純真な歌姫』のカップルの子供達。ここにも世間が狭い設定が(笑)。 ヒーローが急にヒロインに傾倒するのにビックリでしたが、ちゃんとライバルになる方々がいて、読んでて楽しかったです。性格的に言えば、ヒーローの友人の方が、大人で良いんだけども、それだといい人同士がくっついて盛り上がらないからな。ただヒロインが、とてもいい人設定なんですが、凶暴なニワトリにめちゃ固執してるのが異様です。ニワトリへの愛で盲目になってて、他の人の迷惑は考えられないのか?周りの人は、かなりニワトリに襲われてるん様なんですけど。

最後の『とぎれた言葉』は、文庫化されたものをゲット。 そこそこ面白かった記憶なのですが、直後にペニー・ジョーダンの『十代のころ』を読んでしまい、設定が似ていて混ざってしまった(笑)。 どちらも年の離れたヒーローに恋して、傷ついて都会へ行き、帰って来たところからの話で、同じくらいの面白さだった様に思います。 (何ていいかげんな感想(笑)。) 驚きと言えば、『十代のころ』の表紙は金色で、めちゃ光ってます。で、表紙に描かれている二人は、おじさん、おばさんぽいです。残念。(元少女マンガファンとしてもロマンスファンとしても、受け入れられない…(笑)。)

今は、ダイアナ・パーマーの『愛の守り人』を入手しようと頑張ってます。なかなかネットに出て来ない…。

J・R・ウォードのブッラクタガーの新作『情熱の炎に抱かれて』もしかり。早く読みたいよう!!(こちらは図書館にあったので、ラッキー♪) 地道に順番待ちします。


リサ・クレイパスのロシア貴族のロマンスを読んでみた。

2015年04月13日 | リサ・クレイパス

なぜか読む機会が巡って来ず…と言うか、ロシア=暗そう…と無意識に敬遠していた感もありますが(笑)。  (何度も図書館から借りては読まずに返すと言う、とんだお手間を掛けた日々。) そしてとうとう読むことに。

で、読んだのは『眠り姫の気高き瞳に』と、スピンオフの『火の鳥と幾千の夜を』の2冊。

感想はと言えば、『眠り姫…』は、普通でした(笑)。ロシア人が迷信深く、運命を信じ、忍耐強いと言うのが興味深かったくらいで、ロマンス的にはあまり盛り上がらなかった。事件がメインって訳でもなさそうですが、ドキドキはなかったなぁ。残念。

それより何より、『火の鳥と幾千の夜を』!!

私好みの傲慢男、ニコラスのロマンスを楽しみにしていたのに、なんと輪廻転生話になってしまった★ それも過去へ行ってしまってご先祖様になると言う。じゃあ、元々のご先祖の意識はどこへ行ったのか?疑問。 そして、どうもヒーロー、ヒロイン共に輪廻転生してる様。そんな話?? 花嫁は現在の嫁基準で選んでたし、本末転倒と言うか、恋愛対象者選びの基準が良く判らない状態に(笑)。(卵が先か鶏が先か…。)で、過去から一気に帰って来ると、ヒーローいい人になってたみたいな、超簡単な展開で、全く残念でした。現実生活で色々エピソードを積み上げて変わって行って欲しかったな、ニコラス。

まぁ、最近読んでるリサ・クレイパスの作品、超能力やら、霊感やら、その手のものが多くて、ちょっとついて行けてないんですが★ 昔の作品は良かったなぁ…。未だに『壁の花』シリーズも『ボウ・ストリート』シリーズも『ハサウェイ家』シリーズも大好きで、再読率、超高いんですが(笑)。

以前に読んだスーザン・E・フィリップスの大好きな作品、『キスミーエンジェル』のヒーローがロマノフ王朝の末裔だったので、ロマノフ関連本を読んだり、見たりしていたので、ロシアの雰囲気は何となく判ってて助かりましたが。 しかしロシア、今も変わらず、何か暗い印象…★(元KGBが大統領だしね。目付きがすでに怖いって(笑)。) でも最近、クレムリンに行って見たい気も…。 帰って来れるかな? 


【イヴ&ローク】 … 34作目を読んでみた(笑)。

2015年04月03日 | J・D・ロブ

本当に間が空いてしまいました★

まず体調不良で寝込んでいたこと。続いて子供の卒業式やら、親の金婚式やらでバタバタしていた上に、長男が帰省したり、娘とだんなが海外へ行ったり、また、とうとう日本でATP1000のテニスの試合が中継されることとなり観戦に忙しかったり(笑)、読む方に力を入れたこともあり、、ブログ更新が出来ませんでした。(沢山の言い訳(笑))

で、久々がやっぱり(?)『イヴ&ローク』(笑)。『悪夢の街ダラスへ』です。金婚式のお祝いで、総勢9名で出掛けた温泉への旅行中も読んでしまった★ (電車内、暇だったし…)

そして、とうとうイヴの母親が出て来てしまった。ロークと違って、イヴの母親は父親と似たり寄ったりのサイコパスでした。イヴ、可哀想過ぎ…。イヴに気が付いて、さらに問題を起こして酷いことになるかも…とハラハラしながら読んでいましたが、その点は大丈夫なまま母親が亡くなり、ホッとしました。

でもいつも思うのですが、本当にイヴはかっこ良い。それこそ良過ぎ!名声欲も金銭欲もなく、さらには女子力UPにもl興味なく(でも素でかっこ良いらしいからな…)、ひたすら犯人を捕まえることに重きを置く、まっすぐなヒロイン。 読んでいて、気持ち良いです。

で、今回上記の様にイブの過去が出て来るので、暗めです。犯人がまた危ない奴で、少女達(複数!!)を監禁する様な犯罪なので、さらに暗くなります…。

でもそこはイヴの不屈の精神だったり、ロークの献身だったり、暖かいシーンもあって相変わらずサクサク読めます。

好きなのは、19章で、ギャラハッドが出て来たところのイヴ。そしてマイラを呼んだローク。この二人のシーンはが大好きです!(でも実は、マイラはちょっと苦手。なので彼女が出ているところは、ちょこっと読み飛ばすきらいがあります★)

それと21章の悪夢から目覚めたイヴ。前向きになった彼女が好き♪ 最後に、イヴの犯人逮捕を助けるロークシーン。本当に素敵な二人です。

あと、被害者の少女達が、イヴに救われるシーンは元気になれて良いですね。

 

今回は、なかなか重い話でしたが、これから新たな始まりになるそうです。楽しみ~♪