浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

散々な(笑)『聖女は罪深き夜に』 by エリザベス・ホイト ★

2018年01月31日 | エリザベス・ホイト

エリザベス・ホイトは好きな作家さんです。特に『あなたという仮面の下は』はお気に入り♪ その後の《四人の兵士の伝説》シリーズも結構楽しかった記憶が。なのでこの《メイデン通り》シリーズも楽しみに読み始めたのですが、全然ダメでした(笑)★

まず舞台は18世紀初頭。悲しいかな、鬘使用時期(笑)。(ヒーローは被ってないみたいですが。)ヒーローは、放蕩者の貴族。変わった性癖があるそうで、その点が当初からのお楽しみ(笑)な伏線。ヒロインは、孤児院を経営している未亡人。彼女もどうも変わった性癖がありそうな…。  と思ってたのですが、ただ単にモラルのない人で、だんなさんが生存中に浮気してたと言うロマンス小説としては許せない設定。その事実が分かった瞬間からヒロインに全然感情移入が出来ず★ ヒーローの性癖も目隠しと縛ると言う程度。(別に変った性癖が読みたい訳ではないんですが、話を振ったなら振ったで、ちゃんと書いてもらわないと(笑)。)その上ヒーロー、他人に触られると痛いと言う奇病の持ち主。…… 何その設定?唯一、亡くなった妹だけは触っても大丈夫だったそうで。 別に皮膚病とか言う訳でもなく、衣服の着脱にも何の問題もない綺麗な体です。 あまりに突飛で受け入れられない! 何があった、エリザベス・ホイト(笑)。

ヒーローとヒロインが知り合うきっかけとなった猟奇殺人も、意味が分からない。最初の娼婦は、結局はみかじめ料を払ってないから殺されたらしいのですが、殺したらお金入って来ないやん。その上、なぜ内臓を引き抜く手間を掛ける?殺された娼婦も貴族の愛人だったんだから、みかじめ料くらい払えるだろう。そもそもその危険な地域に望んで住んでたんだし。その事件の目撃者と恐喝者もはらわた引き抜いたらしいが、やっぱりなぜ手間を掛ける? この犯人、最後にはヒロインを恨んで孤児院放火って…。誘拐した孤児院の女の子を、そのまま孤児院に連れて戻るって何?自分なら働かせる孤児をヒロインが育ててるから恨んでるって、自分でヒロインに孤児を売りに行ってたやん。この時代のこの場所だったら孤児もたくさんいるだろうし。恨む意味が分からない。最後は放火して目撃されて捕まってるし。犯人、何がしたいん?そして何故自分で動く?この辺一帯を牛耳ってるらしいから、手下くらいいるだろう。あまりの整合性の無さに読んでて疲れた★ 最後狂ってるぽかったけど、それでチャラは甘いやろう。

だいたい初めのヒーローが、ヒロインを危ない地区の案内に雇う所から怪し過ぎ。屈強の男を雇う方がよっぽど犯人捕まえられるって。謎の「セントジャイルズの霊」も今回の話では取って付けた感★ この後は意味が出て来るのか?

全体的に意味判らないエピソードが多過ぎ。ロマンスは上記の理由で気が乗らないし、救われた気分にもならないし、ホンマにどこも良いところがない話でした(笑)。(健気な妹も可哀そうだったし。) 久々の大ハズレ★ まだこのシリーズ続くんですが、(そして買ってしまってるのですが(笑))どうでしょう…。

 

 

ケミストリーのコンサートに行った3日後にインフルエンザでダウン★ コンサートには元気いっぱいで行けたので良いのですが(めちゃ楽しかったです!)、そこでうつったかも…です(笑)。画像はコンサートで購入したキーチャーム。タオルも購入(笑)。

インフルエンザとは言え、今回は熱は結構すぐに下がったのですがひたすらしんどい。で、ベッドで横になってるのですが、横になってるんだったら本が読みたい!と言うわけで再読も合わせて15冊くらい読みました(笑)。おいおいブログに書きたいです♪

スーパーボウル、またペイトリオッツ、出ます(笑)。強過ぎ~。ジュリアン、今季は一度も出れなかったけど、アメンドラ頑張ってたな。ニンコビッチが引退したから?か、ディフェンス弱っ(笑)。ハイタワーも怪我ですが、その前から今季今一つな感じ。バトラーはあんまり買ってない。(マコーティーは好き(笑)。)こないだのチャンピオンシップでは、ギルモアすごかった。あ、またグロンク怪我ですね。スーパーボウル出られる? イーグルス、ディフェンス良いですよね~。ディフェンス強いの好き~(笑)。フォールズも復活で良かったね。 試合楽しみです♪


『花嫁になるための4つの恋物語』 by ロレッタ・チェイス ♪ …他

2018年01月11日 | ロレッタ・チェイス

タイトル通り、4つの短編集です。ラズベリーブックス発刊で、ロレッタ・チェイス の他は、リサ・クレイパス、キャサリン・アンダーソン、そしてキャスリーン・E・ウッディウィス。元々、キャスリーン・E・ウッディウィスの『季節巡りて』を読もうとしたら、どうも話が途中からだなぁと調べたら、この前に短編が2冊出ているとのこと。日本ではそのうちの1冊のみ出版されてるらしく、それがこの本に収録されている『巡り逢うまで』だったので、借りて来ました。…が本当に短くて本文40ページ弱。何だかな…でした。

他の作品ですが、リサ・クレイパスの『愛の誓いはひとつだけ』は、懐かしの〈クレーヴンズ〉が出て来てテンション上がりましたが、それ以外は今一つ(笑)。ヒロインの、海外に行った自分勝手な男性への固執がうっとおしい。それが延々続くので、ヒーローにもういいやん、他の人探し…と思ってしまった(笑)。

もう1作はキャサリン・アンダーソンの『眼鏡の花嫁が愛を見つけるまで』。こちらもヒロインがうっとおしかったです(笑)。眼鏡掛けないと良く見えないのに、外見を気にして眼鏡を掛けないから、それでなくても家事が出来ないのに、よけい失敗ばかり。なのに家事が優秀なヒーローのおばさんが来たら、学ぶでもなくいじけて里帰りってな。素敵なヒーローがもったいない。何だこの面白くない話は!と憤慨しつつ作者検索したら、大好きな《コールター兄弟シリーズ》シリーズの作者さんでした。ビックリ★

で、最後の初めて読んだロレッタ・チェイス の『悩める伯爵と赤毛の魔女』。これが良かったのです!救われた感(笑)。他にはないくらい暗い感じの導入部分。悪魔に気に入られた土地としてダートムーアが出て来ます。気になって画像検索したらスコットランドみたいな風景でした(笑)。沼地の画像が見つけられなかったから、かもですが。 

またヒーローの名前がドリアン。個人的に『グイン・サーガ』の不吉な子を思い出してしまった★(もちろんあのフルーツもですが(笑))。そしてヒロインのグウェンドリン。勝手に《オリンポスの咎人》シリーズの魔物を宿したグウェンを思い出してしまったので、名前だけでもちょっと禍々しい(笑)。で、ヒーローは優秀なのにめちゃ自己評価の低い人。そしてヒロイン曰く、必要以上に他人を庇いたがる性質だそう。それと、ヒーローは、今までのヒーローと違い(笑)自分が精力絶倫なのも嫌がってました。(…が、実は私はその点を楽しみにしていたのですが、どうも普通の男性と同じ様でした(笑)。記憶に残る精力絶倫ヒーローは、リンダ・ハワードの『危険な駆け引き』のチャンスが断トツですが、シャノン・マッケナの『真夜中を過ぎても』のショーンも頭に浮かぶなぁ(笑)。)

このお話、ヒーローは余命短い病人で、ヒロインは医者志望!(1820年代なので、難しいんですが。)それでも前向きに病気治療に専念するヒロインが清々しい。ヒーローも魅力的だし(目の色が琥珀色ってな、初めてかも。)、その他の脇役も楽しかったです♪ (後で知った、『悪の華にくちづけを』に出てたキャラ達らしい。読まねば(笑)。) ロマンスも良く、時代背景等もしっかりしていてホントに良かったです!

 

今は、久々のメアリー・ジョー・パトニーの『公爵は海がくれた贈り物』を読んでます。楽しいと良いな♪

 

 

今年に入ってから、アメフトはプレーオフ。NHKのBSでは、今日で2試合放送されました。どちらも熱戦!特に今日の試合(ラムズ対ファルコンズ)のディフェンス陣が、見てて楽しかった~♪♪ 

今は、もうすぐCHEMISTRYのコンサートなので、ちょっと浮き足立ってます(笑)。落ち着け、私!