浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

『ヒストリカル(歴史もの)』 と デボラ・シモンズ♪

2014年10月06日 | デボラ・シモンズ

初めて出会ったロマンス小説は、デボラ・シモンズの『狼を愛した姫君』と書きましたが、
これはジャンル分けするとヒストリカル(歴史もの)
私が出会った中では、【ヒストリカル】ジャンルの作品は、圧倒的に舞台はイギリスが多いです。
13世紀辺りの騎士ものと、17~19世紀辺りの貴族ものが多いよう。あと、「ハイランダー」と呼ばれるスコットランド・ハイランド地方の勇者の話とか。他には、アメリカ西部が舞台のものや、アメリカの独立戦争や南北戦争のときのもあります。
 
で、『狼を愛した姫君』を第1作とするディ・バラ家シリーズは、イギリスが舞台の騎士ものです。
いわゆる鎖帷子を着込み、鎧・冑を着けて、剣を振り回して戦う戦士がヒーローのお話です。

ディ・バラ家シリーズは、キャンピオン伯爵の七人の息子の物語。昨年、やっと末っ子のニコラスの話が刊行されました。1作目が出てから、16年…(多分)。何て長い間…(笑)。
また、やもめの父王がヒーローの短編『幸せの約束』もあります。こちらは『クリスマス・ストーリー2000:四つの愛の物語』に収録されてます。
以上の8作品、全て日高七緒氏によってコミカライズ化されてます。


「ディ・バラ家シリーズ」刊行順に。

『狼を愛した姫君』    (長兄:ダンスタン)
『魔性の花嫁』      (三男:ジェフリー)
『騎士と女盗賊』     (次男:サイモン)
『幸せの約束』      (父王)
『魔女にささげる誓い』  (四男:スティーブン)
『魅惑の修道女』     (五男:ロビン)
『竜の秘宝を抱く乙女』  (六男:レイノルド)
『最後の騎士と男装の麗人』(末っ子:ニコラス)


個人的には、シリーズ5作目までが、大好きです!!
それぞれ個性的な兄弟が、似合いのお相手とのロマンスを展開。それぞれに異なった展開で本当に面白かったです♪
(最終話は未読☆ 6作目の『竜の秘宝を抱く乙女』はちょっとロマンス色弱め?と言うか展開が今一つ?。
楽しみに待っていた分、残念でした…。)

デボラ・シモンズだと、ド・レーシ家シリーズもお気に入り。こちらは2話だけですが、本当に良かったです。
『尼僧院から来た花嫁』のヒーロー、ニコラスのツンデレぶりは、とってもツボ。
この作品たちも日高七緒氏がコミカライズ化。絵柄とお話が良く合っていて、楽しめます。

デボラの作品で、19世紀のイギリスが舞台の『シャーロットの冒険』、『悪魔と乙女』もお気に入り。
この2作はスピンオフ(関連作)だったと思います。もう1、2作スピンオフ作品があったはず。
こちらは、篠崎佳久子氏、星合 操氏がそれぞれコミカライズされてます。


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