初めて出会ったロマンス小説は、デボラ・シモンズの『狼を愛した姫君』と書きましたが、
これはジャンル分けすると【ヒストリカル(歴史もの)】。
私が出会った中では、【ヒストリカル】ジャンルの作品は、圧倒的に舞台はイギリスが多いです。
13世紀辺りの騎士ものと、17~19世紀辺りの貴族ものが多いよう。あと、「ハイランダー」と呼ばれるスコットランド・ハイランド地方の勇者の話とか。他には、アメリカ西部が舞台のものや、アメリカの独立戦争や南北戦争のときのもあります。
で、『狼を愛した姫君』を第1作とするディ・バラ家シリーズは、イギリスが舞台の騎士ものです。
いわゆる鎖帷子を着込み、鎧・冑を着けて、剣を振り回して戦う戦士がヒーローのお話です。
ディ・バラ家シリーズは、キャンピオン伯爵の七人の息子の物語。昨年、やっと末っ子のニコラスの話が刊行されました。1作目が出てから、16年…(多分)。何て長い間…(笑)。
また、やもめの父王がヒーローの短編『幸せの約束』もあります。こちらは『クリスマス・ストーリー2000:四つの愛の物語』に収録されてます。
以上の8作品、全て日高七緒氏によってコミカライズ化されてます。
「ディ・バラ家シリーズ」刊行順に。
『狼を愛した姫君』 (長兄:ダンスタン)
『魔性の花嫁』 (三男:ジェフリー)
『騎士と女盗賊』 (次男:サイモン)
『幸せの約束』 (父王)
『魔女にささげる誓い』 (四男:スティーブン)
『魅惑の修道女』 (五男:ロビン)
『竜の秘宝を抱く乙女』 (六男:レイノルド)
『最後の騎士と男装の麗人』(末っ子:ニコラス)
個人的には、シリーズ5作目までが、大好きです!!
それぞれ個性的な兄弟が、似合いのお相手とのロマンスを展開。それぞれに異なった展開で本当に面白かったです♪
(最終話は未読☆ 6作目の『竜の秘宝を抱く乙女』はちょっとロマンス色弱め?と言うか展開が今一つ?。
楽しみに待っていた分、残念でした…。)
デボラ・シモンズだと、ド・レーシ家シリーズもお気に入り。こちらは2話だけですが、本当に良かったです。
『尼僧院から来た花嫁』のヒーロー、ニコラスのツンデレぶりは、とってもツボ。
この作品たちも日高七緒氏がコミカライズ化。絵柄とお話が良く合っていて、楽しめます。
デボラの作品で、19世紀のイギリスが舞台の『シャーロットの冒険』、『悪魔と乙女』もお気に入り。
この2作はスピンオフ(関連作)だったと思います。もう1、2作スピンオフ作品があったはず。
こちらは、篠崎佳久子氏、星合 操氏がそれぞれコミカライズされてます。
お勧めのロマンス小説がありましたら、教えて頂けると嬉しいです♪