Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

『この道はいつか来た道』 別役実はどこに向かおうとしていたのか

2021-06-21 | Weblog

『この道はいつか来た道』

実に不思議な戯曲である。別役実はどこに向かおうとしていたのか、と思う。

人生の終末期を描いた戯曲であり、今回上演する四本の中では一番最後に書かれた作品だが、執筆時の別役さんは現在の私よりやや若い年齢だ。

シェイクスピア役者としてスタートした間宮啓行さんと別役実台詞は、とても相性がいい。

円城寺あやさんも、このような役どころは初めてなのではないかと思う。

ザ・二人芝居、である。

今回の四本の中で、電信柱がもっとも活躍する戯曲である。

 

写真、左から、間宮啓行、円城寺あや。撮影・姫田蘭。

 

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〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」、前売り開始しております。

6月25日(金)〜7月11日(日)
下北沢ザ・スズナリ

『舞え舞えかたつむり』『眠っちゃいけない子守歌』『いかけしごむ』『この道はいつか来た道』、一挙、四本立て。

〈全4作品通し上演〉の日は四日しかありません。売り切れ必至ですので、〈全4作品通し上演〉をご希望のお客様は、早めにご予約ください。

他の日も、二時間程度の長いインターバルを挟んで、全四作品を御覧になれる日がほとんどです。観劇の合間には下北沢の街を散策していただき、一日で四作品を見ていただくことが出来ます。

四日間だけ、半数の二本だけを上演する日があります。スケジュールの問題で観劇のご都合が着かないときには、是非この日と別な回を組み合わせてみてください。

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」は、四作品全てで一つの作品であると考えています。便宜上、二本ずつ分けて「Aプログラム」「Bプログラム」という表記もしていますが、くれぐれも、四作品全部を御覧いただきたく思います。

ご観劇料も、この規模の上演ではあまりない低価格でご用意しております。

 

http://rinkogun.com/Betsuyaku_Tanpen.html

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まあ許せ ②

2021-06-21 | Weblog

こんな夜中に、半額二百円で安売りしていたメロン半実を凍らせてウオッカを入れて一杯。

このくらい、まあ許せ。

その前の葡萄版に続いて、何日前だったか、の写真。

今も同じ深夜だが、もう一杯もやめておこう。明日があるから。

 

葡萄版

https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/65d8c73987a495aee99621e073a1c1c2

 

 

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