
マスコミの西田昌司議員報道は「両論併記」的に取り上げ、西田議員と批判する者を、ただ等分に「紹介」するかのごとき内容が散見される。
きっちり「事実」を示すだけで当然果たせるはずの「批判」をできている報道は少ない。
逆に西田議員の暴言を「宣伝してあげている」みたいにとられかねないものもある。
西田議員の妄言に対して、「そういう意見も有りなんだ」「ここまで言うからには何かそれなりに認められるべきことなのかもしれない」と、若い子たちが勘違いしてしまってもおかしくない。
けっきょく西田議員は「批判を受けながらも自分を曲げずに、ようがんばった」、という者たちの応援さえ、得てしまうのではないか。
多くのマスコミの西田報道は、じつは「両論併記」にさえなっていない。
批判する報道についてもガス抜きに使われてしまいかねない。
文句があるのは示しましたよ。これで気がすんだでしょ、ということにされかねない。
結局西田側に与するものである。
歴史を書き換え改ざんしようとしているのは、西田議員である。
西田議員は、うわべだけ取り繕ろうとしただけで撤回・謝罪などしていない。
ひめゆりの塔の展示内容についての誤解も変える考えはない。
大日本帝国を擁護し「沖縄の地上戦の解釈はかなりむちゃくちゃな教育になっている」という考えもあらためて「間違っていない」という。
「自分たちが納得できる歴史をつくらないといけない」という、ネトウヨ的なデマ捏造正当化の言葉だけでも、議員をやめさせるのが筋だ。
とにかくちゃんとした報道をもっとみたい。
きっちり「事実」を示すだけで当然果たせるはずの「批判」をできている報道は少ない。
逆に西田議員の暴言を「宣伝してあげている」みたいにとられかねないものもある。
西田議員の妄言に対して、「そういう意見も有りなんだ」「ここまで言うからには何かそれなりに認められるべきことなのかもしれない」と、若い子たちが勘違いしてしまってもおかしくない。
けっきょく西田議員は「批判を受けながらも自分を曲げずに、ようがんばった」、という者たちの応援さえ、得てしまうのではないか。
多くのマスコミの西田報道は、じつは「両論併記」にさえなっていない。
批判する報道についてもガス抜きに使われてしまいかねない。
文句があるのは示しましたよ。これで気がすんだでしょ、ということにされかねない。
結局西田側に与するものである。
歴史を書き換え改ざんしようとしているのは、西田議員である。
西田議員は、うわべだけ取り繕ろうとしただけで撤回・謝罪などしていない。
ひめゆりの塔の展示内容についての誤解も変える考えはない。
大日本帝国を擁護し「沖縄の地上戦の解釈はかなりむちゃくちゃな教育になっている」という考えもあらためて「間違っていない」という。
「自分たちが納得できる歴史をつくらないといけない」という、ネトウヨ的なデマ捏造正当化の言葉だけでも、議員をやめさせるのが筋だ。
とにかくちゃんとした報道をもっとみたい。
「米国が入ってきて沖縄が解放されたとの文脈」が間違えている、とわざわざ主張するのであれば、とうぜん、ならばまず西田議員自身が米軍沖縄駐留に対して先頭に立って反対し、沖縄から米軍を追い出すべきだろう。
写真は、辺野古に搬入する埋め立て工事のトラックの列。6年前。
※ ※ ※ ※ ※
以下は、一週間前のブログ「自民党・西田昌司参院議員の歴史改ざん発言を二度と繰り返させるな」を、再掲する。
沖縄タイムズによれば、神道政治連盟県本部と県神社庁、日本会議県本部でつくる実行委員会が、よりによって憲法記念日の3日、那覇市内で極めて悪質なシンポジウムを開いたという。このシンポジウムは自民党県連が共催し、1部は故安倍晋三元首相の顕彰祭を開き、2部では自民党・西田昌司参院議員と国場幸之助が講演した。
その西田議員の講演では、過去に見学した糸満市のひめゆりの塔の展示内容を挙げ「ひどい。歴史の書き換えだ」と述べたという。
西田氏は、戦後の教育は間違っており「でたらめだ」と主張。「何十年か前にひめゆりの塔を訪れ説明を読んだが、日本軍が入ってきてひめゆり(学徒)隊が死んだ。そして米国が入ってきて沖縄が解放されたとの文脈で書かれていた」とする。その上で、旧日本軍を念頭に「亡くなった方は救われない。歴史を書き換えられるとこういうことになってしまう」「間違ってきた戦後の教育とか、でたらめなことをやってきたのをやめなきゃいけない」と発言したという。
また、「沖縄の地上戦の解釈はかなりむちゃくちゃな教育になっている」とも言及。「自分たちが納得できる歴史をつくらないといけない」と訴えたという。
日本が、日本軍が,沖縄にしてきたことを踏まえることなく、事実誤認どころか、歴史を改ざんする意志を感じる。「歴史の書き換えだ」とは何ごとだ。嘘の歴史を本当にしようとして、事実・史実をなかったことにしようとする意図は明らかである。
昨今のネットでの虚偽情報の垂れ流しの風潮に乗じた、意図的な歴史改ざんだ。
ひめゆり平和祈念資料館の普天間朝佳館長も「沖縄戦体験者の思いを踏みにじる発言だ」と憤っているという。そもそも塔や資料館には西田議員が発言したような展示・記述はない。体験者の体験した事実だけを示しており、それだけで誰にでも歴史の真相はわかる。
同館長が「沖縄戦を体験した県民や、ひめゆり学徒隊の過酷な体験を否定する発言だ」と言うとおりだ。
西田議員は講演で「緊急事態が出てくる前に、みんなが気付いて、国民保護できるための法律の整備をしないといけない」とも言っていて、沖縄・南西諸島での自衛隊基地配備が「対中国」の戦争を煽るような自民党政府の意志に基づく傍若無人さを増幅するものだ。
否定する人が多くいなくて、中途半端にこうした内容が報道されてしまうと、本当に歴史が書き換えられてしまう。
戦争体験者が次第にお亡くなりになっている中、こんなデマで歴史を書き換えようとする勢力に対しては、怒りを持って否定すべきだ。
沖縄の人だけではなく、全国の人間が怒るべきだ。
この動きに加担する「神社」の政治的動きは政教分離にも反する。断じて認めてはならない。
私は、この間のそうした動きを見ている上で、神社参りも初詣も、いっさい、しない。
そして自民党政治は本当に終わらせなければならない。
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