Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

沖縄は年頭の選挙が大問題。

2018-01-02 | Weblog
今年の沖縄は年頭の選挙が大問題。
1月の南城市長選、ホントになんとかなるのか。ネトウヨ市長の再選を阻止するためには、市民の広い理解が必要なはず。カウンターでなく主流の立場で、もっと事態を明るみに出さねば。
2月の名護市長選も厳しさは増している。現職の稲嶺さん本人はいまもっとも問題のない首長なのだから、どれだけ危機感を共有できているか、工事が始まってしまったことによる「諦念」を払拭するには何が大切か、という問題のように思う。市長の許可がなければ進められない港湾・河川の事項が多く、名護市長の権限で辺野古埋立は阻止できることも広めなければ。
そして、年末からの、県民投票推進派という困ったちゃんたちの登場には、心から脱力する。推進の先鋒を担ぐ若い人に、いろんな人と話しあってほしい、分断の火種にならないようにと、あらためて伝える。過去のたたかいの蓄積を無にする愚行に手を貸していることに、早く気がついてほしい。
3月の石垣市長選は、南西諸島の命運を決する。3月いっぱい仕事びっしりで、駆けつけられないことが、悔しい。
そして1年後は沖縄県知事選が待っている。

沖縄の義母宅は、半世紀ぶりに改築して初の新年。もともと十人が住んでいる家だが、えらく大勢集まっているはず。沖縄の正月にはずいぶんいないのだが、本当に人がいっぱい、集落に親戚があちこちにいるわけで、お年玉の用意が、半端ないのである。
考えてみれば私の本籍地もそうだった。人間が分散していく現実。今のうちにできることは、何か。そのための時間を作らなければ。

村本大輔(ウーマンラッシュアワー)‏が、元旦早朝「朝まで生テレビ」で椅子の上に正座するという珍芸を見せた後、沖縄に渡ったらしく、Twitterで「沖縄の辺野古の座り込みしてる人達を「プロ市民だ」とレッテル貼る人たちがあまりに多いので逆に会いたいと思ってSNSでアポとってお酒飲んできた。プロ市民なんてひとりもいなくて辺野古高江をただ愛してる優しい人達だった。」とのこと。10月に沖縄の基地反対派について「偽善のお面かぶった本物のクズ」「お前の都合のいいように流れを持っていきたいだけじゃないか」と言ったことは撤回するなら、はっきりそう言ってくれ。この人、自身のTwitterのプロフィール写真に、ダスティン・ホフマンがかつての社会批判派スタンダップコメディアンのレニー・ブルースの活動とその死を映画で演じた時の写真を使っているけど、きっと憧れているんだな。

今日からまた〈アジア共同プロジェクト〉稽古。タイ、フィリピンからのメンバー達は、日本の正月を、どんなふうに味わってくれただろうか。

写真は、高江。昨夏。



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