Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

海外の米軍駐留基地を廃絶すべき理由

2016-10-30 | Weblog
作家でありジョージメーソン大学で教鞭を執る John Glaser が今月、 Time に「海外の米軍駐留基地を廃絶すべき理由」という記事を書いている。
あまり目新しい内容ではないかもしれないが、いまやろうとしている劇の内容に必要なことなので再確認。

彼は米軍駐留基地はアメリカの中心的な国益を支えるものではない、としている。
かいつまんで紹介する。というか、見出しだけ。本文は原文に当たってほしい。
沖縄の駐留米軍に対する抗議についても触れている。(六月の六万五千人の抗議)
http://time.com/4511744/american-military-bases-overseas/?xid=fbshare

海外の米軍駐留基地は、70の国に約800存在する。アメリカの世界に対する軍事支配のために当然のこととされているが、それはかなりのコストと不利益を招き、アメリカの弱点となり、思いがけない結果に導く恐れがある。

1. 米軍駐留基地は直接的な攻撃からアメリカ本国を保護しない。
2. 米軍駐留基地の抑止効果は過大に評価されすぎている。
3. 米軍駐留基地は核兵器拡散を効果的に抑止できているわけではない。
4. 米軍駐留基地は駐留国とその住民の不満と怒りを促進する。
5. 米軍駐留基地は米国に残忍な独裁政権をサポートさせる可能性もある。
6. 米軍駐留基地の存在は、不要な戦争に呼び起こすきっかけになる。
7. テクノロジーはすでに米軍駐留基地を時代遅れにしている。

アメリカも日本も、始めてしまったことはやめられないと思っているし、縮小、撤廃に向かう勇気もない。

写真は、米軍提供地域であることを示す、現在の、高江N1ゲート奥の表示。
コメント
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