A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記110 「出津京子個展 エピソード」

2007-10-09 23:36:19 | 書物
タイトル:出津京子個展 エピソード
編集:加藤慶
デザイン:谷口祐里衣
発行日:2007年9月18日
内容:
2007年9月18日-9月29日に鑓水青年美術館(多摩美術大学学内東棟3F屋上)にて開催された「出津京子個展」に際して、作家自身が作品にまつわるエピソードを書いたエピソード集。

入手日:2007年9月29日
入手場所:鑓水青年美術館
「美術館」とは名ばかりで、学内の校舎屋上に不法占拠するように建てられた仮設住宅風なギャラリーである。しかし、発表場所を作ろうとするその志は支援したくなる。だが、作品を見るとそのような気持ちが萎えてくる。冊子は小奇麗に作られてはいるが、問題はやはり作品だろう。

未読日記109 「free art style」

2007-10-09 23:22:31 | 書物
タイトル:free art style
編集:新井葉月、金丸文子、西澤藍
発行:
発行日:2007年4月7日
内容:
多摩美術大学芸術学科の学生制作による自主制作雑誌(?)。
「free art style」略して「FAS」の準備号。5月に創刊号がでると巻頭文に書かれているが、果たして創刊号がでたのかは不明。

インタビュー:版画家・山本容子
「芸術とスキャンダルの間」レビュー:金丸文子
SMAP論:新井葉月
『学食』(思うがままに):益田千愛
「ドグラ・マグラ」レビュー:小中沢文

入手日:2007年9月29日
入手場所:多摩美術大学八王子キャンパス 芸術学科棟
久しぶりに母校を訪れた。キャンパス内に新たに新築された芸術学科棟内を散策していた時に、学生の自主制作によると思われる雑誌を見つけたので頂いてきたのがこの「free art style」。
山本容子のインタビューは2006年12月2日に多摩美術大学八王子キャンパスにて開催された講演会終了後に芸術人類学研究所にて行われたもの。インタビュアーは学生だが、教授である中沢新一氏も加わり、というよりほとんど中沢新一と山本容子との対談になっている。