京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

京都の桜 No.4

2022-04-10 22:43:07 | 京都

賀茂川の桜、ソメイヨシノは満開、でも残念な事に紅枝垂れ桜の半木(なからぎ)の道はまだ蕾でした。

        

        対岸は薄桃色の花の幕を引いたようね。

        

        土手の桜が川べりに向って、花の枝を差し伸べているかのようだ。だから、

        歩いても歩いても桜のヴぇールに包まれるんだね。

        

        こんな道があったら、ウオーキングしたくなるね。

        

        京都ホテルオークラのカフェ・レックコートでビーフストロガノフ・ランチ。

        黄色いサフランライスに色とりどりの野菜が添えられて、まさに春爛漫。

        目でも舌でも春を味わいました。


京都の桜 No.3

2022-04-09 23:56:39 | 京都

8時45分開城を目指して二条城にでかけたところ、スムーズに駐車場に入れ、

入城券の販売所も人が並んでいませんでした。

見たいところは朝一番で、が秘訣です。

        

        大手門を入って、まず唐門をくぐって二の丸御殿へ。今回は桜を愛でるのが目的

        なので、御殿の中には上がらず、庭園を巡りました。門の内をしげしげ見上げて

        改めて豪華さにびっくり。平成25年に修復され、往時の姿に復元されたそうです。

        

        本丸庭園を抜けると紅枝垂れ桜の競演。これぞ京都の春!

        

        華やかな薄紅色の枝が地に着くほどに枝垂れてまじかに触れ合える。

        

        青流園は中に足を踏み入れることはできないけれど、桜の競演を堪能させてくれる。

        二条城は徳川家康が京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所として築城されたもの。

        十五代将軍徳川慶喜が二の丸御殿の大広間で大政奉還の意思を表明したことは

        よく知られている。1994年に世界遺産に登録された。


京都の桜 No.2

2022-04-08 22:53:51 | 京都

西山コースの2番目に訪ねたのは西行桜の勝持寺です。

        

        鳥羽上皇に仕えていた北面の武士、佐藤義清がここ勝持寺にて出家をし、名を

        西行と改め庵を結び、一株の桜を植えて、桜をめでる歌を読みつつ暮らしていました。

        世の人はその桜を西行桜と称し、寺を花の寺と呼ぶようになりました。

         花見んとむれつつ人のくるのみぞ あたらさくらのとがにはありける  西行

              

              西行桜

              ええ、なんと大きく伸びたことか! そう言えば前回見てから

              20年くらい経っているかも知れない。初めて見てからは40年

              以上経って入ると思われるが、ひょろっとした小さな木で、これが!

              と、意外に思ったことだった。それは勿論西行が植えた木ではなく、

              何代目かの西行桜だったのでしょう。

              

              鐘楼堂の屋根をはるかに越えて、枝振りも立派な堂々の西行桜

              になっていました。

               願はくは花の下(もと)にもとにて春死なんむ 

                         そのきさらぎの望月のころ  西行

              西行は春、桜の花の下で死にたいと願った通り、旧暦きさらぎの

              2月16日、73歳で亡くなりました。


京都の桜 No.1

2022-04-07 21:06:31 | 京都

桜の開花情報を見ていた所、まだ蕾、3分咲程度が多かったのに、京都に着いた途端、

見ごろとなった所が多くて…用意していた3パターンのコースの中から西山を選びました。

先ずは在原業平ゆかりの十輪寺。

        

        本堂と社務所をつなぐ渡り廊下越しの大きな桜が傘のように枝垂れていました。

        

        業平の供養のために植えられたという桜、中庭で青空高く聳えていました。

        

        西山はタケノコの名産地ですからネ、お昼はタケノコ御飯を食べました。

        もっとも、今年のタケノコはまだ採れていませんけど。

        わ、タケノコがどっさり!、フランス製のストウブの鍋で一人分づつ焚いています。

        重ッ! 熱ッ! おコゲができていましたよ。