京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

遠山家のお雛さま

2007-03-02 23:02:07 | 小さな旅
埼玉県にある遠山記念館の雛祭り展に行ってきました。

遠山邸は日興証券の創始者である遠山元一氏が昭和11年から
2年7ヶ月をかけて苦労した母のために建てた邸宅です。

           
           雛祭り展は美術館で。
           遠山元一氏が収集した人形たちと寄贈された雛壇が
           展示されています。

        
        享保雛
        
        
        遠山家のお雛様

 
庭の緋毛氈のかけられたベンチでお抹茶をいただきました
春の干菓子と抹茶がぴったり優雅な気分。

        
        一流の設計士に依頼、当時最高の建築技術と資材を
        使って建てられたという屋敷。
        すごい圧倒されました。
        母のために…息子に見せなくちゃ

 
庭は椿、梅の花ざかり、福寿草も金の光を浴びたようにほころんでいました

雛の一日。うらうらの日差しの中、のんびり楽しみました


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8 コメント

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yumekyoさんへ ()
2007-03-06 23:19:49
その心は、比企郡嵐山(らんざん)町でしょうか。
嵐山(らんざん)町は、嵯峨野の嵐山(あらしやま)に景色が
似ているところから、その名を町の名にしたそうですね。

さて、正解は?
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比企郡! (yumekyo)
2007-03-06 00:14:33
遠山家とかけて、嵯峨野と説く。
その心は何でしょうか?
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ラグタイムさんへ ()
2007-03-05 21:49:11
お返しTB、ありがとうございます。
遠山記念館は以前から行ってみたかったのですが、
ちょっと遠くて…。

花が折々にきれいに咲くそうなので、また訪れたいと思っています。
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ため息ばかり (ラグタイム)
2007-03-05 10:03:50
京さん TBありがとうございます。お屋敷もおひな様もすばらしかったですね。

 私たちは甘酒。まろやかなやさしさ、これは氏のお母様への思いだろうとしみじみいただきました。そのおり音楽評論家の遠山一行氏はご子息と伺い、嬉しきことふたつになりました。

 季節を変え訪れたいですね。 水に浮かべた椿を私も写しました。 福寿草は気づきませんでした。さすがです。
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yumekyoさんへ ()
2007-03-03 22:32:03
遠山家邸宅は建築様式を異にする3棟を渡り廊下でつなぐ構成になっています。
茅葺き屋根の棟は、遠山家がまだ隆盛を誇っていた頃の豪農の面影を
受け継いで、わざと田舎風に設計したそうです。
茅葺きは現代ではメンテナンスが大変ですよね。

いいですネエ、金沢
前田家の雛道具を、一度見たいと思っています。

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スターアニスさんへ ()
2007-03-03 22:17:19
遠山家は埼玉県比企郡の豪農だったそうです。
お父さんが放蕩、没落したそうで、元一氏は兜町に丁稚奉公し、
出身地に帰って株取引の会社を興したのだそうです。
そして財をなし、あの家となったわけです。
株でそんなに儲けられたのですネエ。

享保雛の原型となった、元禄雛というのもありました。
元禄雛って、初めて見ました
遠山家のお雛様は、元一氏のお姉さんのものだそうで、
とてもきれいでしたよ
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この邸宅・・・ (yumekyo)
2007-03-03 18:54:10
昭和10年代だと、やはりまだかやぶき屋根主流になるのか、それとも贅の表現としてのかやぶき屋根(都市部ではそうです。意外にも、大阪府の北部にそういう邸宅を多く見受けます)なのか・・・。
立身出世が可能で、国是だった時代の産物ですね。
それにしてもお雛様きれい。

金沢に旅行に行って、さっき帰ってきたんですが、前田家の雛道具展を見てきました。江戸時代中期ごろまでは、どうやら雛人形の形も今と異なって、今よりかわいらしい印象を受けました。
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ひなまつり (スターアニス)
2007-03-03 13:42:28
母のために建てた邸宅とは・・凄いですね。
こんな邸宅に飾られていた氏が収集した人形やお雛様は最高のものだったのでしょうね。流石、享保雛は風格が漂っていますね。
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