お久しぶりの凛太郎です。
今日は母ちゃんが「お仕事」とウソをついてどこかに出かけ、
帰ってきたらすぐにこんなん着せられました。
ボクは基本的に服はキライですが、母ちゃんが甘たるい声を出して
「凛太郎こっちおいで~これええで~」と言うので、何か食べるもんをくれるのかと思ってよっていくと服を着せられてしまったわけです。
最近は激しく抵抗しても、怒られるか、頭ペチっとされるか、どうせ最後は母ちゃんの言いなりになるしか選択肢がないことがわかっていますので、無駄な抵抗はなるべくしないようにしていますが、今日のこの服はニオイがキツすぎでした。
母ちゃんは何も気が付かず、ボクが抵抗の証にそこいらに体をすりつけようが、穴掘りをしようが「慣れ」と言うだけでした。
母ちゃんは、きっと服のニオイをかがなかったに違いありません。ボクの鼻はいいんです。だから体にへんなニオイのするものをつけるのはイヤです。
ミミズの死んだのとかにはスリスリします。そうすると母ちゃんにこっぴどく怒られたり「臭い」と嫌な顔をされたりします。そういう時ボクは酷く傷つきます。
本能のままに動いて怒られるって、なぜ?!
そういう時、母ちゃんはボクのニオイをかいで、マジでオエッっとなっています。
前の家に住んでいた時、一度脱走して「鶏糞」の香りにひかれてスリスリして帰ってきたら、母ちゃんが「あーりんたろう、どこ行ってたん」と抱きかかえてスリスリしてくれたとたん「オエっ」と今まで抱いてくれていたのに、降ろされてウゲウゲしたのがおさまってから「あんた、何つけてきたん!」と怒鳴られ、そのままお風呂に入れられてしまった記憶があります。カメムシを噛んだときは口の中を洗われたり、みかん擦り付けられたり、随分と酷いことをされました。
それからはさすがに学習してカメムシだけは噛まないようにしています。
犬はすぐに忘れるとか言われますが、ボクはわりに覚えています。ハクはボクより怒られたことはもっと覚えています。
そういう面ではハクはボクよりはるかに賢いと思っていますが、まだまだ母ちゃんの喋る日本語の理解が足りません。ただ、吠えたらアカンと言われてもボクは吠えるのをやめられないことが度々あり、ハクはすぐにやめて「あんたは賢いなー」と母ちゃんに褒められているのが羨ましくもあり、憎たらしくもありますが、ハクのようにはいかないのがボクがボクであることだとボクは思っています。
そうそう服のこと、母ちゃんは夜になってからやっと脱がせてくれて、その時にやっと服のニオイを嗅いでいました。ボクが嫌がっていたのをようやく理解したようです。「これめっちゃニオイするな」と独り言を言っていましたから。
「着せる前に気がついてよ」とボクは心の中で思いましたが、今日はボクの思念は母ちゃんにはなかなか届かなかったようです。
時々うまく届くこともあるんですよ。ボクが心の中で念じたら、母ちゃんが「凛太郎おやつは後から」とか言いますからね。
でも、まだまだ思念は凡人の母ちゃんに届かないことが多いので、ボクは声と態度で、その場所場所に行ってアピールする方法をとっています。
人間相手にはなかなか労力が必要です。母ちゃんにももうちょっとアンテナ磨いてもらワンと。
ハクは犬らしい犬をやっていますが、シッコに行きたいときだけは、ものすごい実力行使で母ちゃんにアピールしています。
ボクらはボクらなりにボディランゲージでニンゲンに意志を伝えていますが、ニンゲンもテレパシーが使えればいいのにとつくづく思います。
でもそうなったらそうなったらで、時々思いの伝わらん、しんきくさい母ちゃんを味噌カスに思っていることも伝わってしまうので、今のままのほうがいいかもとも思ったりもします。
それではまた明日
読んでくれたみなさんありがとう by凛太郎
凛太郎の犬服は、新品の衣類によくありがちな生地のニオイがわりに強く残っていました。洗濯してから再チャレンジします。この犬服は伸びがよくきせやすかったです。by母ちゃん
にほんブログ村と、人気ブログランキングの2つのランキングに参加しています。バナーを2つともポチっとお願いできますか?