フクイチの事故から2年と少々ですが、食べるものや飲むもの、私の警戒は融けかかっています。
先日も東電が海への放射能漏れを報告しましたが、、、。
TVでも汚染された地区も放射能検出されずということで、産地の美味しいものを紹介し、食べておられるのを見たら「安全」を思いますね。
そんな中で、どんどんと警戒意識が遠のいていきます。
警戒が必要だったのかと、意識の置き換えがされるようです。
ところが、
朝日新聞デジタル 2013年7月23日23時36分
3号機で高い放射線量、毎時562mSv 福島第一原発
東京電力福島第一原発3号機原子炉建屋で湯気のようなものが確認されたのを受け、東電は23日、湯気がたった付近の放射線量を測定した結果、毎時562ミリシーベルトだったと発表した。原子力規制委員会は線量が高いとして、詳しく調べるよう指示した。
東電はこの日、湯気がたった場所のほかに原子炉建屋5階周辺の24カ所で放射線量を測定。最小は137ミリで最大は2170ミリだった。湯気は今月18日朝にも確認された。東電は、雨水が原子炉格納容器付近に入り込み、温められて水蒸気になったと説明している。
3号機の5階は爆発事故でもともと放射線量が高く人が近づけない。クレーンを遠隔で操作し、がれきの撤去作業をしている。
ニュースでも言っていましたが、その後の続報は聞こえてこない。最大2170ミリというのは数分で人が死ぬ線量だとTVニュースで言っていたように記憶しています。
カレイドスコープというサイトには25日付けで以下の記述がありました。
ここから→
原子力規制委員会(2013/04/01から)のデータを使用して作成している全国の空間線量率のグラフには、7月24日の日中に線量が増えたことがはっきりと記録されています。
7月24日の各エリアの空間線量は以下の通り。
関東・甲信越では「長野」が突出しています。ただし、急激に増えたのは大町市で、どちらかという日本海に近いところ。
北陸・東海では、「新潟」と「福井」が突出。ただし、新潟は佐渡島が特に顕著です。
近畿・中国では、「大阪」「兵庫」「京都」「滋賀」が顕著です。
最近は、スイスの放射性物質のシミュレーションも、下のように、いびつな形を描くことが多いのです。
関東には、ほとんど飛んでこず、ぐるりと巻き込んで日本海側に流れていく、というパターンが増えています。
日本海側だからと、福島第一原発からの放射性物質など飛んでこないと油断するのは禁物だということですね。
←ここまで
私達が住まいする高島市は福井に隣接しています。突出と顕著な空間線量だったわけですが、24日のその時に知っていた人はどれくらいいたのでしょうか?私は窓を開け放って家にいました。ワンコの散歩にマスクもせずに1時間くらい歩きました。
そういう時は本当は窓を閉めきって家にじっといるのがいいそうです。
カレイドスコープのサイトで空間線量画像や、シュミレーション画像、セシウム汚染全国マップ も見ることができます。
そしてこのブログのお気に入りにも入れていますが、
明日に向けてというサイトで
明日に向けて(716)福島3号機が不穏当です。避難準備をはじめ最大級の警戒を!
という記事が本日付けで掲載されていました。もしもの時にどうすればよいかの参考にもなります。
用心にこしたことはないと思います。
私たちはTVなどのメディアで報道されない限り「安心」してしまっています。不確かな情報をTVは流しません。でも今のフクイチの確かな情報は誰も持ち得ていないと思います。用心に越したことはありません。
ではまた明日
読んでいただいてありがとうございました。
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