我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!

凛太郎♂(18歳)ミニチュアダックスとハク♂(13歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常

みなさんこんにちワン お久の凛太郎です

2013-02-19 22:15:09 | 我輩は凛太郎

我輩は凛太郎である。このブログのタイトルでもある我輩の出番が最近非常に少ないのである。去年の10月以来我輩の登場がない!昨日ハクが登場していて、ボクの登場がないのは許せない。そういうアピールもこめて、いつもはさっさとコタツに潜り込むところを、今日は母ちゃんの膝の上にのって、母ちゃんの眉間に電波を送ったから、やっと登場することができた。

今日は母ちゃんは朝から「今日は歯医者さん、あっ間違えた、お仕事やから、留守番やしな。頼んだで。ハクが怖がったら傍にいたげてや」と言って、めずらしく1回で出かけたかと思ったら、しばらくしてからガチャガチャと音がして「免許証忘れた」と戻ってきた。ほんま1回で出かけられん困ったヒトや。

朝から爆発音が聞こえていたけど、このごろはハクも家に中にいるときはボクと一緒に「だれや!」と吠えるようになってきた。怖がるのが少しはマシになってきている。なんで音が怖いのかボクにはわからん。ハクはボクらと一緒に暮らす前にいろいろあったそうだ。

母ちゃんは2時半ごろに帰ってきて、「おみやはないで」とだけ言った。
ボクらはお留守番のご褒美を請求した。このごろ留守番はめったにないから当然の要求だと思っているけど、母ちゃんは当然と思っていないみたいだ。そこで、ボクはとっておきの甘え声と文句声を合わせたクーンわん、クーンわんを繰り返し、母ちゃんにご褒美をくれんとおられんようにした。結果、ボクとハクはいつもは1個しかもらえない粒の大きい卵ボーロを2個ずつせしめた。
ボクらに卵ボーロをくれてから、「ご飯食べたら散歩行くしな」と言って、鍋焼きうどんとかいうものを1人だけ時間をかけてゆっくりと食べている。

ボクとハクが母ちゃんの足元でそれは賢く格好よくお座りをしてても「アカン、これは母ちゃんのやし、なんぼ待っててもアカン」というて一口もくれんかった。

食べ終わったら「あ~~~寒いな~散歩行くのイヤやな~。あんたらもそう思わん?」と聞いてきた。

確かに、さっき母ちゃんが帰ってきた時、玄関あけたとたん、「シッコ大丈夫か?」と聞かれたけど、ハクは寒いし1歩出ただけでシッコせんとすぐに玄関に入ってしもた。ボクもそうした。

確かに、今日は寒い。でも散歩は別だ。雨さえ降っていなかったらボクらはいつだって行きたいんだよ。特にいつもとチガウ場所へはね。

このところ雨が降ると母ちゃんはさっさと「今日は散歩なし」と宣言する。確かに身を切るような冷たい雨風は苦手だ。ハクもそういう天気の時は、シッコを我慢しても表には出たくないみたいで、「シッコに出して」というくせに、母ちゃんに玄関を開けてもらって外に1歩出ただけで、せずに家に入る時がある。そういう時はボクも外は遠慮しますと、とりあえずは我慢する。ボクらワン族でさえ表に出る気が失せるような天気がしばしば。

なので、ちょっとイイ天気の日は、母ちゃんは日頃の「サボり」を反省してか、ボクやハクに先導させてくれるし、わりに行きたい方向にタップリ歩かせてくれる。

今日もイヤやとは言いながら、ハクの先導で歩きはじめた。母ちゃんはすぐにサボり宣言はするくせに、気が小さいのか良心が咎めるのか、短めの散歩しか行かなかった後でも「明日はちゃんと行くしな」と言い訳をする。でも実際次の日はちゃんと行ってくれるから、そのへんは一応信頼している。

なので、今日の散歩は長い目、あまり行かないところだったので、ボクらは楽しかった。

今日行ったのはたくさん坂道を登ったところの釣り池。ここは2回目。

ここに着いたら雪が降ってきた。雪は少しだったけど風が強くて、とたんに池面にさざなみがたった。

母ちゃんは「家帰ろ」と言ったけど、ハクには聞く耳がなかった。ボクはどっちでも良かったし、疲れたら「抱っこ」を要求したら済むことなので、ハクの言い分に従うことにした。

母ちゃんは、ハクが山の奥に行きたがるのには反対したけど、きた道を引き返すのはあきらめてくれた。なので、ボクたちは前に通ったことのある道と、初めて通る道の2種類を楽しんだ。

そして、ここからがいつもボクらがムカっときていることなんだけど、母ちゃんが「もうお家帰ろ、道草なし」と言うと、とたんに道草をするのが許されなくなる。ボクらにしたらさっきまで好きなだけ道草させてくれたのに、なんで急に道草したらアカンのかわけわからん。ハクには「あんた、シッコもう出えへんのやからせんときいさ」って。ボクは聞いていて「そこまで言うか!」と思っている。
確かにハクはシッコ1滴でもかけたいみたいや。ボクは小さい時からそういうクセがないから、なんでハクはいっぺんにせえへんのか、いっぺんにしときゃいいのにといつも思っているけどね。でも犬ってのはそういうもんらしいから、させったたらええのにとも思っている。ほんま母ちゃんは勝手や。

でもね、最近ボクはこう思うようになった。「母ちゃんは年いったから、後半が持たん」と。

母ちゃんのこのごろのココロの声、ボクには聞こえてるしね。
「どこでもドアがあったらええのになー。散歩行くだけ行って、ああもうアカンと思ったらすぐに家に帰ってこられるもんなー。行った分だけ帰らんとアカンやん。どこでもドアがあったら車でも行きたいだけ行って、そこからどこでもドアで一度家に帰って、明日はまたその続きから走れたらええのになー」

ほんま、アホなこと考えてるわこのヒト。

母ちゃんはボクらのコトバを理解できないけど、ボクらは母ちゃんのコトバをある程度理解しているし、母ちゃんのココロの声だって時には聞こえているんだよ。

では、また明日。

ご精読ありがとうございました

池から見える風景です。竹生島のバックに伊吹山が見えました。この画像では見難いですが、晴れていたら絶景ではないかと思いました。by母

 

 

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